「システム・イノベーション」シンポジウム
スマートな社会と産業を目指した
「システム・イノベーション」の実現に向けて

11/7 東京大学 武田先端知ビル 武田ホールで開催!

開催の主旨

 ドイツとアメリカが主導している第4次産業革命は、ディジタル化を強力に進める技術によるシステム化がキーテクノロジーとなり、製造業の革新は勿論のこと社会の変革までも視野に入れたグローバルなムーブメントになっています。この流れの中で、政府は、未来投資戦略2017(Society 5.0 の実現に向けた改革)の実現を進めており、システム化が重要な役割を担うことを再認識し、システム化を推進する様々な施策を提示しつつあります。
 社会全体が複雑化・広域化・大規模化した環境のもとで「よいシステム」を創案し、効率よく構築・運用することが、製造、経営、流通など人間活動のあらゆる側面でもっとも重要な課題として浮かび上がっています。
 一方足元を見れば、製造業、サービス業、科学技術、経営など多くの領域で我が国の国際競争力の長期低落傾向はとどまるきざしが見えない状況です。この根本的な原因の一つとして、現代におけるイノベーションの源泉であるシステム化への認識が遅れ、システム化の技術が未成熟でそれを担う技術者・研究者が絶対的に不足している状態にあることが指摘されています。このような現状と課題を真摯に捉え、システム化を日本の製造技術と経営マネジメントに根付かせる活動を急ピッチで推進する必要があります。横幹連合では、システム化推進センターの設置を視野に入れたシンポジウム(講演・パネルディスカッション)を開催し、システム化についての広く深い議論をしたいと考えています。
皆様方の参加をお待ちしております。

参加申込みはこちらから。11月2日正午まで事前登録受付中。
プログラムはこちらから。
第4次産業革命とシステム化研究会の活動報告はこちらから。


講演資料は当日配布しますが、「第4次産業革命とシステム化研究会委員会」の報告書は参加者ご自身でダウンロードして一読ください。

シンポジウム開催概要

(1)開催日時:2017年11月7日(火) 13:30〜17:30(受付開始:12:30)
(2)開催場所:東京大学 武田先端知ビル 武田ホール
(3)主催:(特非)横断型基幹科学技術研究団体連合(横幹連合)
(4)共催: 東京大学 大学院工学系研究科 システム創成学専攻
独立行政法人日本学術振興会産学連携研究委員会 システムデザイン・インテグレーション 第177委員会
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
ロボット革命イニシアティブ協議会
(5)後援: 経済産業省
内閣府
(一社)日本経済団体連合会(予定)
(公財)日本生産性本部
(公社)計測自動制御学会
(一社)情報処理学会
(6)定員:300名
(7)参加費:無料
■プログラム総合司会:青山和浩(東京大学 システム創成学専攻 教授)
13:30-13:35開会挨拶
舩橋 誠壽横幹連合副会長、第4次産業革命とシステム化委員会 副主査
13:35-13:50来賓挨拶「システムの意味論」
吉川 弘之氏横幹連合名誉会長 科学技術振興機構上席フェロー
13:50-14:20招待講演「Connected Industries推進に向けた取組と学会への期待」
多田 明弘氏経済産業省 製造産業局長
14:20-14:50基調講演「日立が描くOT/IT融合によるシステムの未来」
齊藤  裕氏鞄立製作所 代表執行役 執行役副社長、IoT推進本部長
14:50-15:20特別講演「第4次産業革命の学術的な基盤」
木村 英紀早稲田大学理工学術院招聘研究教授
15:20-15:35休憩
15:35-17:25パネルディスカッション
テーマ:「システム・オブ・システムズ」の時代を迎えた日本の課題(仮)
モデレータ:青山 和浩(東京大学 システム創成学専攻 教授)
パネリスト:水上  潔ロボット革命イニシアティブ協議会 インダストリアルIoT推進統括
藤野 直明(株)野村総合研究所 主席研究員
寺野 隆雄東京工業大学 情報理工学院情報工学系 教授
松本 隆明独立行政法人情報処理推進機構 ソフトウェア高信頼化センター所長
徳増 伸二経済産業省 製造産業局参事官
17:25-17:30閉会挨拶青山和浩(東京大学 システム創成学専攻 教授)
17:40-19:00懇親会武田ホール ホワイエ 参加費:3,000円