第1回横幹連合総合シンポジウム | 講演要旨

【I-3(A)】-3
「応用可能性開拓のための技術の可視化の
 実態と効果」
 竹田陽子(横浜国立大学)

【講演趣旨】
本研究は、民間企業を中心とした技術の開発者が、技術の応用可能性を開拓する際、当該技術を誰にどのように可視化し説明しているかについて実態を調査し、技術の可視化の有効な方法を明らかにすることを目的としている。研究開発者に対するWebベースの質問票調査(N=706)に基づき、技術を可視化する相手は既知の社内の人であることが多いが、未知社外の相手に対する可視化の効果は決して低くないこと、双方に技術のわかる担当者がいる場合に可視化の効果が高まること、技術の説明内容によって効果的なメディアや表現方法は異なってくること、多様な人が集まる可能性のある場での可視化は表現の質が向上する可能性などが明らかになった。

 
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