第1回横幹連合総合シンポジウム | 講演要旨

【II-2(A)】-3
「災害における医療基盤システムの在り方」
 橘田要一(東京大学付属病院)、
 田中行夫(東京大学付属病院)、
 矢作直樹(東京大学付属病院)

【講演趣旨】
発生場所、生存被災者の数、重症度または傷害の種類の観点から特別な人的・物的資源を要する事故災害を大事故災害として医療では対応する。近年、災害への医療対応として体系化されたアプローチとしてCSCATTT(Command ・ Safety ・ Communication ・ Assessment ・ Triage ・ Treatment ・ Transport)が注目されている。この中でSafetyとしての災害に強い建築物や設備、災害時のback up体制の確立、CommunicationとしてのIT等最新科学技術の応用など、医療以外の先進技術の導入は災害時の医療を大いに進歩させる可能性があると考えられる。

 
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