第3回横幹連合総合シンポジウム | 講演要旨

【D】知の統合:制御システムにおけるモデルベース設計・開発
 中野 和司(電気通信大学) 

【趣旨】9月6日(月)13:10-15:10 第7-219室
課題解決型研究開発における知の統合の例として、制御システムを取りあげる。制御システム設計・開発において、制御対象のモデリングは極めて重要であり、多様な制御理論をベースとする制御系設計の起点である。これまでもシステム同定などが精力的に研究されてきたが、複合物理領域におけるモデリングや物理モデルと実験モデルの統合など、課題が山積している。さらに、制御対象モデルを効率よく開発し、制御システム設計に供することができるツール環境を整備することも重要である。本セッションでは、制御系設計、システム同定、さらにモデリングにおける物理モデルと実験モデルの統合、モデリングの開発環境という4つのテーマについて、第一線の研究者によりタイムリーな話題を提供する。

(1) モデルベース制御系・開発の現状と課題 / 原辰次(東京大学)
(2) 物理モデルと実験モデルの統合のチャレンジ / 大畠明(トヨタ自動車梶j)
(3) 制御工学におけるシステム同定の現状と展望 / 足立修一 (慶応義塾大学)
(4) システムモデリングにおける開発環境の現状と課題 / 新誠一(電気通信大学) 

 
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