ウィンタースクール「トポロジー最適化の基礎~積層造形によるものづくりへの応用~」
トポロジー最適化は、最適な構造レイアウトや材料配置を求めることができるパワフルな設計ツールとして注目されており、現在様々な工学分野で導入されています。また、トポロジー最適化は、未来のものづくりとして脚光を浴びている「積層造形」と高い親和性があることから今後益々必要とされる技術といえます。しかし、その基本となる最適化数学やトポロジー最適化の仕組みを一般のエンジニアが独学で理解・習得するのは容易ではありません。そのため、本講習会ではトポロジー最適化の基礎から応用までを詳細に解説し、自動車・航空分野の機械・電子部品の設計をはじめ、土木・建築分野の構造設計にも役立つ力学問題の最適設計法について紹介します。これに加えて、積層造形によるものづくりの基礎と最新のトレンドを紹介します。
第6回となる本講習会では、基礎に加えて設計現場で役立つマルチマテリアル化や材料非線形性を考慮したトポロジー最適設計の考え方、動的な力学問題に対するトポロジー最適化の基礎、荷重条件の不確かさを考慮したロバスト・トポロジー最適化についても簡単に紹介します。また、本講習会では特別企画として粉末金属積層造形を使った軽量構造の造形に焦点をあて、実際の設計から造形までの一連の流れおよび造形品質を担保するためのアドバイス、最適設計例について紹介します。またとない機会ですので奮ってご参加ください。
◆主 催:
日本計算工学会
◆協 賛(予定):
日本機械学会、日本金属学会、日本建築学会、日本原子力学会、日本材料学会、地盤工学会、日本船舶海洋工学会、日本塑性加工学会、土木学会、日本応用数理学会、日本シミュレーション学会、日本鋼構造協会、日本鉄鋼協会、自動車技術会、非線形CAE協会、横断型基幹科学技術研究団体連合(略称:横幹連合)
◆日 時:
2022年3月3日(木)
◆開催方式:
web会議システムWebexを用いたオンライン講習会
◆プログラム:
※講義内容の詳細については、変更となる場合がございますのでご了承願います。
10:00 – 10:30 トポロジー最適化と積層造形に関する概要
10:30 – 12:00 トポロジー最適化の基礎(1)と最適化数学
13:00 – 14:30 トポロジー最適化の基礎(2)と感度解析
14:30 – 15:00 トポロジー最適化の応用
(動的問題、不確かさを考慮したロバスト設計、座屈問題など)
15:15 – 16:30 特別企画:粉末金属積層造形を使った軽量構造の造形基礎
16:45 – 18:00 積層造形を使った軽量構造の造形応用と最適設計例
◆講 師:
加藤準治(名古屋大学)、牛島邦晴(東京理科大学)
◆参加費:
会員12,000円、協賛団体会員14,000円、非会員21,000円、学生会員3,000円、協賛団体会員学生4,000円、非会員学生6,000円
※1)「会員」には日本計算工学会の正会員、シニア会員、および特別会員の所属者を含みます。
※2)「学生会員」には研究室会員も含みます。
※3)「協賛団体会員」には横幹連合に会員学会として加盟の各学協会に所属する個人の会員の方も対象です.
※4)講習会申込後,2月22日(火)までに入会手続きをいただける場合は会員(正会員または学生会員)価格にて参加可能です。
※5)学生が参加される場合は、研究室会員(年会費:2,000円+登録学生数×1,000円)への入会をお勧めします。講習会以外にも講演会参加費の優遇など多くの特典があります。詳細ならびに他の年会費については本会webサイトの入会案内をご覧ください。いずれも「入会金は不要」です。
https://www.jsces.org/admission/index.html
◆定 員:
100名(満員の際はお断りすることがありますので、お早めにお申し込み下さい。)
◆申込締切日:
2021年2月18日(金)
※ 申し込み後、請求書(電子データのみ)を発行しますので、2月25日(金)までにお支払いをお願いいたします。お支払い完了後、Emailにて講習会開催情報(Webexログイン方法等)をお送りいたします。
◆お申込方法:
下記、申込先のメールアドレスまで、必要事項を明記の上、お申込下さい。件名は「ウィンタースクール参加申込」でお願いいたします。
*氏名:
*所属:
*TEL:
*Email:
*会員種別:
【申込先・お問合せ先】
ウィンタースクール「トポロジー最適化の基礎~積層造形によるものづくりへの
応用~」事務局(日本計算工学会 事務局長 石塚 弥生)
申込先:https://www.jsces.org/inquiry/index.html?to=0003
TEL:03-3868-8957