学術フォーラム「コロナ禍を共に生きる#8 コロナパンデミックが顕在化させた「働くこと」の諸課題は人口問題にどう影響するか?」
2019年末に始まったコロナ・パンデミックは、すでに2年以上をへて、いまだ収束しない。コロナ・パンデミックによる人口動態への直接的な影響は今後の分析を待たざるを得ないが、社会内の様々な格差が顕在化することによる間接的な影響が危惧される。中でも大きなものが、そもそも不安定な立場におかれた人びとの労働状況が、コロナ・パンデミックによって、エッセンシャルワーカーへの過大な労働需要と、サービス関連産業における雇用削減の両面から、いっそう悪化するのではないかという危惧である。本フォーラムでは、「働くこと」の問題を中心に、コロナ・パンデミック以降の社会における人口縮小社会の課題解決に向けて、緊迫する国際情勢や移民問題も視野に入れつつ、多面的な検討を行う。
開催日時 | 2022年9月2日(金)13:00~16:40 |
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開催地 | オンライン開催 |
対象 | どなたでも視聴参加いただけます。 |
参加費 | 無料 |
プログラム | 総合司会:遠藤 薫 13:00~14:40 開催趣旨説明 遠藤 薫(日本学術会議連携会員、人口縮小社会における課題解決のための検討委員会委員長、学習院大学教授) 講演 「コロナ・パンデミックと人口問題」 金子 隆一(日本学術会議連携会員、人口縮小社会における課題解決のための検討委員会副委員長、明治大学特任教授) 「ワークライフバランスと人口問題」 三成 美保(日本学術会議連携会員、追手門学院大学教授、奈良女子大学名誉教授) 「コロナ・パンデミックが明らかにした労働のジェンダー格差」 白波瀬 佐和子(日本学術会議会員、東京大学教授) 「コロナ・パンデミックと健康格差」 近藤 尚己(京都大学教授) 14:40~14:50 〔休憩〕 14:50~16:10 パネル・ディスカッション 司会 大沢 眞理(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授) パネリスト 伊藤 公雄(日本学術会議連携会員、京都産業大学客員教授) 武石 恵美子(日本学術会議連携会員、人口縮小社会における課題解決のための検討委員会幹事、法政大学教授) 石原 理(日本学術会議特任連携会員、人口縮小社会における課題解決のための検討委員会幹事、女子栄養大学教授) 馬奈木 俊介(日本学術会議会員、九州大学教授) 16:10~16:30 全体討論 16:30~16:40 閉会の挨拶 望月眞弓(日本学術会議副会長、慶應義塾大学名誉教授) |
申込み | 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク |
お問い合わせ先 | 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 |
備考 | 主催:日本学術会議 |