公開シンポジウム「生物多様性からみたワイルドサイエンス」
私たちは、生物多様性保全をより身近なものとしてとらえ、野生動物と人の暮らしを一体として守りたい。今回の新型コロナウイルス問題についても、生物多様性の進化史を遡って考えることが重要である。本シンポジウムでは、目に見える大型動物の保全から細菌、ウイルスなどを含んだ生物の進化史的なつながりを概説し、関連省庁、生き物を目の当たりにしている飼育繁殖施設、農村や生産者、それらをつなぐ研究者の、実感を伴う議論によって、総合科学として自然誌科学を野生動物管理に活かす枠組みに向けた連携をはかる。
日時 | 2022年2月26日(土)13:30~17:00 |
---|---|
開催地 | オンライン開催 |
対象 | どなたでも参加いただけます(要事前登録) |
定員 | 1000名 |
参加費 | 無料 |
プログラム | 13:30 趣旨説明 村山 美穂(日本学術会議第二部会員、京都大学野生動物研究センター教授) 13:40 「生物多様性とヒト」 吉川 泰弘(日本学術会議連携会員、岡山理科大学獣医学部長) 14:10 「海洋ウイルスと地球環境」 緒方 博之(京都大学化学研究所教授) 14:40~15:00 休憩 15:00 「サンゴ礁生態系とオニヒトデ大量発生」 安田 仁奈(日本学術会議連携会員、宮崎大学農学部准教授) 15:30 「鳥類、哺乳類の生息域外保全」 村山 美穂(日本学術会議第二部会員、京都大学野生動物研究センター教授) 16:00 総合討論 司会:山越 言(日本学術会議連携会員、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授) コメンテーター: 岡ノ谷 一夫(日本学術会議連携会員、東京大学大学院総合文化研究科教授、新学術領域研究「共創言語進化」領域代表) 大沼 あゆみ(日本学術会議連携会員、慶應義塾大学経済学部教授) 山極 壽一(日本学術会議連携会員、大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所長) 中野 伸一(日本学術会議連携会員、京都大学生態学研究センター長) 則久 雅司(環境省自然環境局野生生物課長) 17:00 閉会 |
申込み | 以下のページのリンク先より事前参加申込みをお願いします。(2月23日(水)正午〆切) 参加申込みページへのリンク 申し込みいただいた方には、開催日までに視聴用URLをメールでご案内します。 |
問合せ | シンポジウム「生物多様性からみたワイルドライフサイエンス」実行委員会 E-mail: ws-contact*googlegroups.com (*を@に変更) |
備考 | 主催:日本学術会議基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同ワイルドライフサイエンス分科会 共催:総合地球環境学研究所、京都大学生態学研究センター、京都大学野生動物研究センター、科研費新学術領域研究「共創言語進化」総括班 |