第1回計算社会科学会大会(CSSJ2022)
概要
近年,社会科学研究に新たな潮流が生まれつつあります.それが「計算社会科学(Computational Social Science)」です.その基盤として,オンラインでの人々の自発的な情報行動やコミュニケーションの詳細がデジタルに記録・蓄積されるようになったことがあげられます.また,センサー技術やIoT(Internet of Things),クラウドソーシングの発達により,大規模で高密度な行動測定や行動実験ができるようになったことも重要です.計算社会科学は,このようなビッグデータを情報技術によって取得・処理するなど新たな手法を用いて,分析・モデル化・シミュレーション・実験を行い,人間行動や社会現象を定量的に理解することを目的としています.
本学会大会は,日本での計算社会科学の普及と発展を目指し,社会学や社会心理学,経済学やマーケティング,情報学や情報工学,物理学やネットワーク科学などの様々な分野の研究者により活発に情報共有・議論を行う場を提供することを目的としています.計算社会科学にご興味をお持ちの方であれば,どなたでもご参加いただけます.
本学会大会は,神戸大学計算社会科学研究センター主催のCCSS School on Computational Social Scienceとの共催となります.また,3月2日開催の第17回ネットワーク生態学シンポジウムとも日程が連続しますので,合わせて参加をご検討下さい.
発表申込
口頭発表をご希望の方は,以下のフォームより発表の申込みをし,論文をご提出ください.論文および発表の言語は日本語または英語とします.論文はPDFファイル2~8ページ(約4,000~16,000字相当)を受け付け,原稿のフォーマットは自由です(大会としての指定テンプレートはありません).ただし,発表申し込み件数が多い場合は,1人1発表のみにするなど,一部の発表をお断りする場合があります(個別に連絡いたします).論文は一般非公開(参加者限りに公開)とすることも可能です.発表時間は質疑応答込みで20分を予定しています.
- 発表申込及び論文提出の締切:2022年2月18日(金)
- 発表申込及び論文提出フォーム(計算社会科学大会)
※論文PDFをアップロード頂くために,Googleアカウントが必要になります.ご了承ください.
※本フォームは計算社会科学ワークショップ(口頭発表 / 2月28日,3月1日)の申込フォームです.ネットワーク生態学シンポジウム(ポスター発表 / 3月2日)での発表を希望の方は第17回ネットワーク生態学シンポジウムのページをご参照下さい.
聴講申込
聴講参加のみご希望の方は,以下のフォームよりお申込み下さい.
- 聴講参加の締切:2022年2月25日(金)
- 聴講申込フォーム【準備中】
運営
◆主催
計算社会科学会
東北大学 大学院文学研究科
◆共催
日本社会学会
◆協力
神戸大学 計算社会科学研究センター
情報処理学会 ネットワーク生態学研究会
◆問い合わせ先
計算社会科学事務局 contact@css-japan.com