第24回日本感性工学会大会
大会テーマ 未来の「衣・食・住」を支える感性 大会概要 狩猟採取から農耕、機械化、情報化といった社会の変化は、Society n.0や第n次産業革命といった区分で説明され、余剰となった食料や労働力といったリソースを活用することで我々の生活は大きく変化してきた。貨幣経済の登場と近年のソーシャルネットワークサービスの普及は、物理的な制約を超越し、仮想化された生活を実現する基盤を提供するようになった。近年では、ICTによって生活環境が多次元化・多重化されることにより、フィジカルな生死だけでなく、ディジタル化されたソーシャルな生死や不老長寿を考える必要性も生じている。生命の維持に不可欠とされてきた「衣・食・住」という生活基盤が仮想化・多次元化・多重化されつつある中で、本大会では未来の「衣・食・住」を支える感性について、既存の枠組みを越えた議論を期待したい。 実行委員長 宮武 恵子 (共立女子大学) プログラム委員長 古川 貴雄(共立女子大学)
公開シンポジウム「口腔に関連した新型コロナ感染症の諸問題」
新型コロナウイルス感染症の対応が現在も求められている状況において、歯学・歯科医療が新たに直面している諸問題を整理し、今後なすべき取組等につき議論する機会としたい。 日時 2022年 4月23日(土)16:15~17:45 開催地 福岡国際会議場(福岡県福岡市博多区石城町2-1) (新型コロナウイルス感染拡大の状況によっては、ハイブリッド開催を考慮) 対象 どなたでもご参加いただけます 定員 320名 プログラム 挨拶: 市川 哲雄(日本学術会議第二部会員、徳島大学大学院医歯薬学研究部教授) 講演 座長: 山下 喜久(日本学術会議連携会員、九州大学大学院歯学研究院教授) 後藤 多津子(日本学術会議連携会員、東京歯科大学主任教授) 『口腔細菌と全身疾患の関連』 山崎 和久(理化学研究所生命医科学研究センター客員主管研究員) 『口腔・栄養面からの新型コロナウイルス感染対策』 花田 信弘(鶴見大学名誉教授) 『口の中の診断・治療と新型コロナウイルス対策』 星 和人(東京大学大学院医学系研究科教授) 総合討論 進行: 中村 誠司(日本学術会議連携会員、九州大学大学院歯学研究院長) 村上 伸也(日本学術会議第二部会員、大阪大学大学院歯学研究科教授) 討論者: 山崎 和久 花田 信弘 星 和人 山下 喜久 樋田 京子(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院歯学研究院教授) 林 美加子(大阪大学歯学部附属病院 病院長) 挨拶: 村上 伸也 申込み 事前申し込みは不要ですが、ご希望の方は、以下のリンクページ先より、お申し込みください。 参加申し込みフォームへのリンク オンデマンド配信あり(4月28日~5月31日) オンデマンド配信ページへのリンク 問合せ 第76回NPO法人 日本口腔科学会学術集会 運営事務局 TEL 092-716-7116 E-mail:jss76*congre.co.jp(*を@に変更) 備考 主 催:日本学術会議歯学委員会、病態系歯学分科会、臨床系歯学分科会 共 催:日本口腔科学会
日本学術会議主催学術フォーラム 「リスク認知と教育」
日頃「リスク」という言葉を聞く機会は多いが、「リスク」の考え方を社会全体のものとするには、日本の教育課程の中でリスクにかかわる教育を行う必要があろう。本フォーラムでは、リスクの概念、リスク評価の方法、基準値の持つ意味、教育の場でのリスク教育の現状と国際的動向を踏まえつつ、「リスク教育」の必要性やリスク認知の方法などについて議論し、初等・中等教育への「リスク教育」の導入のあり方を多角的に討論する。 日時 2022年 5月 7日(土)13:30~16:30 開催地 オンライン開催(Zoomウェビナー) 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 プログラム 【総合司会】石塚真由美 日本学術会議第二部会員/北海道大学大学院獣医学研究院教授 【総合司会】工藤由貴子 日本学術会議連携会員/和洋女子大学総合研究機構特別研究員 13:30-13:35 開会の挨拶 那須民江(日本学術会議連携会員/中部大学客員教授/名古屋大学名誉教授) 講 演 【座長】高井伸二 日本学術会議第二部会員/北里大学名誉教授 【座長】辻 佳子 日本学術会議連携会員/東京大学環境安全研究センター教授 13:35-14:00 「リスクの本質を考える」 野口和彦(日本学術会議連携会員/横浜国立大学IASリスク共生社会創造センター客員教授) 14:00-14:25 「『基準値』はどのようにして設定されるか」 青木康展(日本学術会議特任連携会員/国立環境研究所名誉研究員) 14:25-14:50 「初等・中等教育におけるリスク教育」 大藪千穂(岐阜大学副学長) 14:50-15:00 休憩 15:00-15:25 「『リスク認知』に関する教育現場の現状と課題」 山本孔紀(埼玉大学教育学部附属中学校教諭) 15:25-15:50 「リスクの理解と限定合理性」 中谷内一也(同志社大学心理学部教授) 15:50-16:25 総合討論 16:25-16:30 閉会の挨拶 浅見真理(日本学術会議第三部会員/環境学委員会委員長/国立保健医療科学院 生活環境研究部 上席主任研究官) 申込み 以下のページのリンク先よりお申込みください 参加登録ページへのリンク お問い合わせ先 内容に関するお問い合わせ: 那須民江(中部大学生命健康科学研究所)tnasu23(a)med.nagoya-u.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。 その他お問い合わせ:日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 備考 主 催:日本学術会議 共 催:環境学委員会・健康・生活科学委員会合同環境リスク分科会、総合工学委員会・機械工学委員会合同工学システムに関する安全・安心・リスク検討分科会、農学委員会・食料科学委員会・健康・生活科学委員会合同食の安全分科会、薬学委員会・食料科学委員会・基礎医学委員会合同毒性学分科会、食料科学委員会獣医学分科会、環境学委員会環境思想・環境教育分科会
公開シンポジウム「自然災害を取り巻く環境はどう変化してきたか」
自然災害を取り巻く環境として、時代とともに要因となるハザードや、災害を受ける社会の様式が急激に変化してきている。また、COP26 など地球温暖化に関する国際的な枠組みの議論かが本格化している現在、改めて大きな時代認識を踏まえて自然災害を取り巻く環境の変化、対応及び今後の在り方を考えることは有意義であろう。今回のシンポジウムとしては、地球温暖化に伴う気候変動や地形の改変に伴う土砂災害など人類の活動により、災害要因となるハザードや、災害を受ける側の社会環境がどのように変化し、対応をしてきたのかに注目して、情報交換と議論を行うことにより、今後の防災に向けた情報として共有したい。関連する専門家・学協会からの多くの発信を期待し、有意義な機会としたい。 日時 2022年 5月 9日(月)12:30-18:00 開催地 日本学術会議講堂からハイブリッド開催 もしくはオンライン開催 対象 どなたでも参加いただけます 定員 1000名(Zoomウェビナー) 参加費 無料 プログラム 司会:日本学術会議連携会員 田村 和夫・永野 正行 12:30 開会挨拶・趣旨説明 米田 雅子(日本学術会議会員、防災減災学術連携委員長) 12:35 来賓挨拶 榊 真一(内閣府統括官(防災担当)) 12:40 基調講演1 「人新世と自然災害~地質学から考える」 平 朝彦(東京大学名誉教授、海洋研究開発機構顧問) 13:00 基調講演2 「人新世と自然災害~地球環境から考える」 安成 哲三(総合地球環境学研究所、京都気候変動適応センター長) 13:20 学会からの発表 13:20~14:40 セッション1:地球・地質分野からみた環境変化と災害 「福井県水月湖年縞堆積物から読み解く完新世後期の災害史」 鈴木 克明(日本第四紀学会) 「気候変動にともなうサンゴ礁の変化とそれによる多様な影響」 山野 博哉(日本地理学会 ) 「衛星を利用した海色と海底火山噴火活動の関係解析-西之島,福徳岡ノ場,クラカタウ島を例として」 作野 裕司(日本リモートセンシング学会) 「地形・地質から読み解く自然災害の変化と応用地質学的対応(仮)」 稲垣 秀輝・高見 智之(日本応用地質学会・日本地質学会) 「熱海土砂災害の盛土崩落の解明への古生物学研究の適用」 北村 晃寿(日本古生物学会) 「地図等から読み解く自然環境への人為の影響と災害リスクの変化」 小荒井 衛(日本地図学会) 「気候変動が山地の斜面崩壊に与える影響」 小口 高(地理情報システム学会) 「人新世における地形災害のリスク変化と地形学の役割」 松四 雄騎(日本地形学連合) 14:40~16:00 セッション2:気象および地域環境の変化と防災 「地球温暖化による極端気象と災害ハザードの変化」 竹見 哲也(日本気象学会) 「豪雨災害外力の増大に及ぼす流域特性の影響について」 小松 利光(土木学会) 「水害リスクが高い氾濫平野における宅地・商工業地等の開発による人的・物的被害の増大」 山本 晴彦(日本自然災害学会) 「水害受容社会の可能性」 風間 聡(水文・水資源学会) 「安全はカネで買うもの」 東畑 郁生(地盤工学会) 「震災・水災・土砂災害等の複合災害とレジリエントな建築・まちづくり」 久田 嘉章(日本建築学会) 「農村の変化と自然災害」 柴田 祐(農村計画学会) 「「人新世=都市の時代」と自然災害リスク(仮)」 加藤 孝明(都市計画学会) 16:00~16:10 休 憩 16:10~17:00 セッション3:発災後の対応における環境変化 「救助活動に関わる環境の変化(仮)」 小山 真紀(日本地震工学会) 「自然災害を取り巻く環境の変化と災害医療対応の進展」 近藤 久禎(日本災害医学会) 「東日本大震災における「不均等な復興」と復興政策の課題」 除本 理史(日本地域経済学会) 「中小規模自治体の平常業務の実態を踏まえた災害廃棄物対策に関する研究(仮)」 鈴木 慎也(廃棄物資源循環学会) 「阿蘇地域における地産資材を活用した災害復旧の取り組み」 内田 泰三(日本緑化工学会) 17:00~18:00 セッション4:自然災害・感染症と人々の暮らし 「気候変動・自然災害の人々の暮らしと健康への影響」 神原 咲子(日本災害看護学会) 「生存のランドスケープ~生命・生業・生活を支えるグリーンインフラからのアプローチ~(仮)」 木下 剛(日本造園学会) 「防災と福祉を繋ぐインクルージョン・マネジメントの活動」 辻岡 綾(地域安全学会) 「COVID-19禍におけるプロセス産業のリスク管理」 石丸 裕(安全工学会) 「SDGsと防災教育」 藤岡 達也(日本安全教育学会) 「超高齢社会における複合災害への対応」 安村 誠司(安全工学会) 18:00 閉 会 挨拶 大友 康裕(防災学術連携体代表幹事) 申込み 以下のページのリンク先にある参加登録フォームよりお申込み下さい。 参加申し込みページへのリンク 当日の発表資料は、後日、防災学術連携体のホームページに掲載いたします。 防災学術連携体ホームページ 問い合わせ先 一般社団法人 防災学術連携体 TEL:03-3830-0188 […]
公開シンポジウム「孤独・孤立と『つながり』の再生」
急速な社会変容と個人の生き方の多様化が進む中で、孤独・孤立の課題への関心が増しています。近年の新型コロナウイルス感染症の広がりは、この課題の重要性をより強く認識させるものでもありました。今回のシンポジウムでは、内閣官房孤独・孤立対策担当室が3月に取りまとめる予定の孤独・孤立に関する全国実態調査の結果について報告をいただきます。さらに、「つながり」の再構築にむけてNPO・ボランティアの視点から課題を提起し、格差・分断、ジェンダー、地域・社会福祉協議会との関わりで議論を深めます。 日時 2022年 4月23日(土)13:00~16:15 開催地 オンライン開催 対象 どなたでもご参加いただけます 定員 800人 プログラム 13:00 趣旨説明 13:10~13:50 孤独・孤立に関する全国実態調査の結果について 登壇者調整中(内閣官房孤独・孤立対策担当室) 13:50~14:20 個人化の時代の「つながり」:エピソデイック・ボランティア 須田木綿子(日本学術会議連携会員、東洋大学社会学部教授) 14:20~14:50 人と組織をつなぐ:あきたパートナーシップの取組 畠山順子(特定非営利活動法人あきたパートナーシップ理事長) (休憩) 15:00~15:45 指定討論 格差・分断の視点から:宮本太郎(日本学術会議特任連携会員、中央大学法学部教授) ジェンダーの視点から:大沢真理(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授) 地域・社会福祉協議会の視点から:野口定久(日本学術会議連携会員、日本福祉大学名誉教授、佐久大学人間福祉学部教授) 15:45~16:15 総合討論 進行 和氣純子(日本学術会議第一部会員、東京都立大学大学院人文科学研究科教授) 申込み 参加費無料・要事前申込 以下のリンクページ先から4月20日までにお申込みください。 参加申し込みフォームへのリンク 問合せ 須田木綿子 yukosuda(a)toyo.jp ※ (a)を@に書き換えてお送りください。 備考 主 催:日本学術会議社会学委員会・経済学委員会合同包摂的社会政策に関する多角的検討分科会、日本学術会議社会学委員会社会福祉学分科会 後 援:社会政策学会、日本社会福祉学会、福祉社会学会、労務理論学会、日本労働社会学会、ジェンダー法学会、女性労働問題研究会、日本居住福祉学会、日本地域福祉学会、日本社会福祉系学会連合