2022年SIC分科会活動成果報告会

日時: 2022年2月28日 @ 2:00 PM – 5:00 PM
場所: MS Teams によるオンライン開催

2022年SIC分科会活動成果報告会 主催:SIC実行委員会 2022年2月28日(月)14:00~17:00  1.開催概要  SIC内にて活動中の各分科会の経過と成果をSIC内外にて共有するためのシンポジウム(パネルディスカッション)を開催する。各分科会の設定課題とそれに対する活動成果のパネル報告とともに、それらの分科会間での共有、他のSIC活動との協同や社会貢献などについて発表・討議をする。 それと共に、関係者を含めたディスカッションを通して、SICの今後の活動をより深化させて行くための方向性をも示したい。  オンラインではあるが、各分科会の主査、副主査等とSIC関係者が一堂に会しての、議論を主としたシンポジウムとする。 2.開催要領 ●日時:2022年2月28日(月)14:00~17:00 ●開催形式:MS Teams によるオンライン開催 ●聴講者:SIC会員、非会員ともに、無料にて参加できます(要:参加登録) 3.プログラム         総合司会:松本SIC実行委員長 ●14:00  齊藤SICセンター長挨拶 ●14:05  SIC分科会設置の経緯と活動歴の概要  木村SIC副センター長 ●14:15~16:15 各分科会からの活動概要と成果報告         (報告20分、質問等10分) ①システムヘルスケア分科会 報告:山本義春主査(東京大学) ②システムモビリティ分科会 報告:西成活裕主査(東京大学) ③デジタルエコノミー分科会 報告:浦川伸一副主査(損保ジャパン) ④流通とシステム化分科会  報告:河合亜矢子主査(学習院大学) ●16:20  意見交換、分科会の今後の在り方等討議 ●16:55  講評とまとめ 松本SIC実行委員長 4.参加申込はこちら  SICイベント参加登録ページ      ( https://sysic-org.sakura.ne.jp/SICregistration.html )     より、記載の案内に沿ってお願いします。   参加申込締切り日 2月25日(金)

学術フォーラム「コロナ禍を共に生きる#6ウィズ/ポストコロナ時代の民主主義を考える:「誰も取り残されない」社会を目指して」

日時: 2022年3月15日 @ 1:00 PM – 4:50 PM
場所: オンライン開催

 2020年初頭から世界的に感染拡大したCOVID-19は、それ以前から世界が抱えていた問題を顕在化させ、増幅した。差し迫った疫病の不安は、リスク配分に関する不公平感や、全体の安全と私的自由の相克、弱者への対応の不備など、様々な問題を改めて浮かび上がらせた。沸騰する議論のなかで、社会の基盤である民主主義や社会信頼の揺らぎを危惧する声さえ上がっている。本フォーラムは、社会理論研究の立場から、COVID-19の波に翻弄される社会の動態を俯瞰的に検討し、「誰も取り残されない」未来を展望する。 日時 2022年3月15日(火)13:00~16:50 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 プログラム 総合司会:有田 伸(日本学術会議第一部会員、社会理論分科会幹事、東京大学社会科学研究所教授) 13:00~13:10 開会挨拶・開催趣旨 遠藤 薫(日本学術会議連携会員、社会理論分科会委員長、学習院大学) 13:10~14:10 講演  13:10~13:30 「コロナ・パンデミックと未来社会」  山極 壽一(日本学術会議連携会員、前会長、大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所長)  13:30~13:50 「コロナ・パンデミックと民主主義」  安中 進(早稲田大学)  13:50~14:10 「コロナ・パンデミックと自殺」  山田 陽子(追手門大学)  14:10~14:25 休憩 14:25~16:40 パネルディスカッション ファシリテーター:筒井 淳也(日本学術会議連携会員、社会理論分科会幹事、立命館大学産業社会学部教授)  14:25~14:55  今田 高俊(日本学術会議連携会員、社会理論分科会委員、東京工業大学名誉教授、大学共同利用機関法人情報/システム研究機構統計数理研究所データ科学研究系客員教授)  盛山 和夫(日本学術会議連携会員、社会理論分科会委員、東京大学名誉教授)  落合 恵美子(日本学術会議連携会員、社会理論分科会委員、京都大学大学院文学研究科教授)  14:55~16:00 講演者も交えてディスカッション  16:00~16:40 ギャラリーを交えたディスカッション 16:40~16:50 総括・閉会挨拶 山田 真茂留(日本学術会議連携会員、社会理論分科会副委員長、早稲田大学文学学術院教授)  申込み 以下のページよりお申込みください。 参加登録ページ  問合せ 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議    

学術フォーラム「カーボンニュートラル実現に向けた学術の挑戦 システムの転換を目指して」

日時: 2022年3月13日 @ 1:00 PM – 3:45 PM
場所: オンライン開催

 カーボンニュートラル社会の実現に向けた学術の役割と課題を論じ、関心のある人がカーボンニュートラルに関わる課題を俯瞰できるようにする。 日時 2022年3月13日(日)13:00~15:45 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 プログラム 全体司会:丹下 健(日本学術会議第二部副部長、東京大学副学長・大学院農学生命科学研究科教授) 13:00-13:15 1 カーボンニュートラルと学術の課題 ・はじめに 梶田 隆章(日本学術会議会長、東京大学宇宙線研究所教授) ・企画全体の導入・俯瞰の報告、COP26の報告 髙村 ゆかり(日本学術会議副会長、東京大学未来ビジョン研究センター教授) 13:15-14:15 2 パネルディスカッション1「最新の気候科学の知見と課題」 モデレータ:三枝 信子(日本学術会議会員、国立環境研究所地球システム領域領域長)  「IPCC WGⅠ第6次評価報告書の概要と課題」  渡部 雅浩(東京大学大気海洋研究所教授)  「気候変動と健康」  橋爪 真弘(東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教授)  「カーボンニュートラルの絵姿:長期的な見直しと課題」  藤森 真一郎(京都大学大学院工学研究科准教授 14:15-14:30 休憩 14:30-15:30 3 パネルディスカッション2「カーボンニュートラル社会へのシステム転換」 モデレータ:吉村 忍(日本学術会議第三部長、東京大学副学長・大学院工学系研究科教授)  「カーボンニュートラル社会のためのセクター別の技術・政策課題と研究の役割」  田中 加奈子(産業技術総合研究所エネルギー環境領域ゼロエミッション研究戦略部総括企画主幹)  「カーボンニュートラルに貢献する土地利用と農林業政策の最適化とは?」  北島 薫(日本学術会議会員、京都大学農学研究科教授)  「カーボンニュートラルに向けた経済社会の転換」  諸富 徹(日本学術会議連携会員、京都大学大学院経済学研究科・地球環境学堂教授) 15:30-15:45 4 まとめと今後の展望 髙村 ゆかり(日本学術会議副会長、東京大学未来ビジョン研究センター教授)  申込み 以下のページよりお申込みください。 参加登録ページ  問合せ 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議 企画:カーボンニュートラルに関する連絡会議運営ワーキンググループ

公開シンポジウム「生命科学分野におけるジェンダー・ダイバーシティ」

日時: 2022年3月23日 @ 1:00 PM – 4:05 PM
場所: オンライン開催(Zoom)

 2007年9月28日に日本政府は、全ての障害者によるあらゆる人権及び基本的自由の完全かつ平等な享有の促進・保護・確保をうたう障害者権利条約に署名し、2011年障害者基本法改正、障害者虐待防止法成立、2012年障害者総合支援法や障害者優先調達推進法成立、2013年障害者差別解消法と改正障害者雇用促進法成立など、同条約と整合性のあるものへと大規模な国内法整備を行った。その後、日本政府は障害者権利条約を批准し、2014年2月19日に発効した。このように、ここ15年で障害のある人の権利を保障する国内外の法制度が急速に整備されて、大学に進学する障害のある学生も年々増えてきている。 また、科学研究において、問題解決能力の向上、イノベーションの増加、より正確な予測など、複雑なタスクにおいて、多様性のある研究チームが均質な研究チームグループよりも優れていることを示す豊富な証拠がある(Page et al., 2017; Freeman and Huang, 2014)。また、多様性のある研究チームはより多くの論文を発表し、論文ごとの被引用数も多い傾向にある(Adams, 2013)。さらに、多様で異なる考え方を持つ人々は、医師や科学者として、より広範な社会問題から情報を得ながら診療や研究を行うことで、医療格差の改善に寄与することができるともいわれている(Eckstrand et al., 2016)。ビジネスの世界でもAccenture は、障害のある人を包摂する企業が、売上高、純利益、利益幅、総株主利益、総株主利益などの点で優れた成績をあげていることを報告している。  このように、人権という観点からも、科学の発展という観点からも、障害のある人々を包摂するアカデミア(Disability Inclusive Academia)の実現は重要である。しかし、現実にはアカデミア、なかでもSTEM領域において、障害のある人々の活躍を阻む、物理的・制度的・文化的な障壁が数多く存在している。  本シンポジウムでは、そもそも科学はなぜ、障害のある人に対してインクルーシブでなくてはならないのかという「理念」、そして、数少ない障害研究者はどのような困難に直面しているのかについての「実態」を確認したうえで、アカデミアを障害のある人々にとってインクルーシブにしていくには、どのような技術的・文化的・制度的アプローチがありうるのか、その「解決策」の一端を考えます。 日時 2022年3月23日(水)13:00~16:05 開催地 オンライン開催(Zoom) ※手話通訳と文字通訳がつきます。 対象 どなたでも参加いただけます 定員 約1000名(事前申込先着順) プログラム 【総合司会】 熊谷 日登美(日本学術会議第二部会員,日本大学生物資源科学部教授) 【挨拶】 13:00~13:05 主催者挨拶 望月 眞弓(日本学術会議副会長,慶應義塾大学名誉教授) 13:05~13:15 主賓挨拶 千原 由幸(文部科学省科学技術・学術政策局長) 【趣旨説明】 13:15~13:20 熊谷 晋一郎(日本学術会議連携会員,東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野准教授) 【シンポジウム】 第1部:障害のある研究者の声と実態 13:20~13:30 本田 充(京都大学iPS細胞研究所研究員) 13:30~13:40 勝谷 紀子(東京大学先端科学技術研究センター特任助教) 13:40~13:50 矢田 祐一郎(広島大学統合生命科学研究科研究員)) 13:50~14:00 瀬戸山 陽子(東京医科大学医学部講師) 14:00~14:10 【休憩】 第2部:障害インクルージョンに向けた合理的配慮と基礎的環境整備 14:10~14:30 「聴覚障害のある学生や研究者への合理的配慮と基礎的環境整備(仮題)」 松崎 丈(宮城教育大学教育学部准教授) 座長:平井 みどり(日本学術会議連携会員,兵庫県赤十字血液センター所長) 14:30~14:50 「視覚障害のある学生や研究者への合理的配慮と基礎的環境整備(仮題)」 南谷 和範(大学入試センター 研究開発部試験基盤設計研究部門教授) 座長:高橋 素子(日本学術会議連携会員,札幌医科大学医学部医化学講座教授) 14:50~15:10 「精神・発達障害のある学生や研究者への合理的配慮と基礎的環境整備(仮題)」 綾屋 紗月(東京大学先端科学技術研究センター特任講師) 座長:竹中 麻子(日本学術会議連携会員,明治大学農学部農芸化学科教授)) 15:10~15:30 「運動障害のある学生や研究者への合理的配慮と基礎的環境整備(仮題)」 並木 重宏(東京大学先端科学技術研究センター准教授) 座長:市川 哲雄(日本学術会議第二部会員,徳島大学大学院医歯薬学研究部教授) 【パネルディスカッション】 15:30~16:00 司会:熊谷 晋一郎(再掲)  パネリストは前述の講演者の8名 【閉会挨拶】 16:00~16:05 小松 浩子(日本学術会議第二部会員,日本赤十字九州国際看護大学学長)  申込み 参加費無料 以下のページのリンク先より事前に参加登録をしてください。 参加申込みページへのリンク お申し込みいただきました方には、3月21日に参加のURLをご案内いたします。 届かない場合は、再度、お申し込み下さい。  問合せ シンポジウム事務局 メールアドレス:SCJ25.Symposium (a) gmail.com ※(a)を@にしてお送りください 備考 主催:日本学術会議第二部生命科学ジェンダー・ダイバーシティ分科会、日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会 後援(予定):文部科学省、内閣府政策統括官(政策調整担当)、国立研究開発法人科学技術振興機構、公益社団法人日本薬学会、一般社団法人日本看護系学会協議会、一般社団法人日本医学会連合、一般社団法人日本歯科医学会連合、一般社団法人日本農学会、生活科学系コンソーシアム、生物科学学会連合、日本生命科学アカデミー、日本農学アカデミー、男女共同参画学協会連絡会、全国ダイバーシティネットワーク、一般社団法人全国高等教育障害学生支援協議会、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク、日本障害学会

公開シンポジウム「生物多様性からみたワイルドサイエンス」

日時: 2022年2月26日 @ 1:30 PM – 5:00 PM
場所: オンライン開催

 私たちは、生物多様性保全をより身近なものとしてとらえ、野生動物と人の暮らしを一体として守りたい。今回の新型コロナウイルス問題についても、生物多様性の進化史を遡って考えることが重要である。本シンポジウムでは、目に見える大型動物の保全から細菌、ウイルスなどを含んだ生物の進化史的なつながりを概説し、関連省庁、生き物を目の当たりにしている飼育繁殖施設、農村や生産者、それらをつなぐ研究者の、実感を伴う議論によって、総合科学として自然誌科学を野生動物管理に活かす枠組みに向けた連携をはかる。 日時 2022年2月26日(土)13:30~17:00 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも参加いただけます(要事前登録) 定員 1000名 参加費 無料 プログラム 13:30 趣旨説明 村山 美穂(日本学術会議第二部会員、京都大学野生動物研究センター教授) 13:40 「生物多様性とヒト」 吉川 泰弘(日本学術会議連携会員、岡山理科大学獣医学部長) 14:10 「海洋ウイルスと地球環境」 緒方 博之(京都大学化学研究所教授) 14:40~15:00 休憩 15:00 「サンゴ礁生態系とオニヒトデ大量発生」 安田 仁奈(日本学術会議連携会員、宮崎大学農学部准教授) 15:30 「鳥類、哺乳類の生息域外保全」 村山 美穂(日本学術会議第二部会員、京都大学野生動物研究センター教授) 16:00 総合討論 司会:山越 言(日本学術会議連携会員、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授) コメンテーター:  岡ノ谷 一夫(日本学術会議連携会員、東京大学大学院総合文化研究科教授、新学術領域研究「共創言語進化」領域代表)  大沼 あゆみ(日本学術会議連携会員、慶應義塾大学経済学部教授)  山極 壽一(日本学術会議連携会員、大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所長)  中野 伸一(日本学術会議連携会員、京都大学生態学研究センター長)  則久 雅司(環境省自然環境局野生生物課長) 17:00 閉会  申込み 以下のページのリンク先より事前参加申込みをお願いします。(2月23日(水)正午〆切) 参加申込みページへのリンク 申し込みいただいた方には、開催日までに視聴用URLをメールでご案内します。  問合せ シンポジウム「生物多様性からみたワイルドライフサイエンス」実行委員会 E-mail: ws-contact*googlegroups.com (*を@に変更) 備考 主催:日本学術会議基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同ワイルドライフサイエンス分科会 共催:総合地球環境学研究所、京都大学生態学研究センター、京都大学野生動物研究センター、科研費新学術領域研究「共創言語進化」総括班

公開シンポジウム「生活に身近なOne Health:食品から検出される薬剤耐性菌の現状」

日時: 2022年2月26日 @ 1:30 PM – 3:30 PM
場所: オンライン開催

 薬剤耐性に起因する死亡者数は年間70万人(全世界:2013年)と報告されており、2050年までには「がん」を越えて死因の第一位となる1000万人の死亡が危惧されています。本シンポジウムは、市民との対話「One Healthシンポジウム」の一環として、食品と薬剤耐性菌の課題について4名の専門家にご講演頂きます。さて、食品を介してヒトの健康に影響を及ぼす細菌の薬剤耐性については、ヒトと家畜・家禽・水産物との関連性の評価研究が進んでいます。農畜水産物の生産現場ではヒトの医療現場よりも多くの抗微生物薬が使用されています。一方、家畜・家禽は経済動物という側面から成長促進・飼料効率の改善・生産性向上の目的で抗菌性物質を使用し、安定した食料供給と家畜・家禽の健康管理(動物福祉の5つの自由:病気からの自由)にも繋がっています。  今回のシンポジウムでは、生活に身近な食肉・魚・野菜・果物などの「食品から検出される薬剤耐性菌」に焦点を絞り、農業・畜産・水産の生産性を維持しながら、薬剤耐性菌の影響がヒトに対して可能な限り及ばないようにするための、one healthの理念である医学、農学、獣医学、水産学などの領域を越えた調査協力体制とその活動をご紹介し、迫り来る「薬剤耐性菌の脅威」を皆さまと一緒に乗り越える方策を考える機会にしたいと思います。 日時 2022/ 2/26(土)13:30~15:30 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも参加いただけます(要事前登録)。 定員 なし 参加費 無料 プログラム 司会:石塚 真由美(日本学術会議第二部会員、北海道大学教授、公益社団法人日本獣医学会常任理事) 13:30 開会挨拶 髙井 伸二(日本学術会議第二部会員、北里大学名誉教授、日本家畜衛生学会常務理事) 座長:関崎 勉(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授、放送大学客員教授、京都大学大学院医学研究科研究員) 13:35 オープニング 田村 豊(元日本学術会議連携委員、酪農学園大学名誉教授) 13:55 食肉 下島 優香子(相模女子大学栄養科学部教授) 14:05 魚 廣野 育生(東京海洋大学学術研究院海洋生物資源学部門教授) 14:35 野菜・果物 臼井 優(酪農学園大学獣医学類准教授) 14:55 総合討論 司会:関崎 勉(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授、放送大学客員教授、京都大学大学院医学研究科研究員)) 後藤 貴文(日本学術会議連携会員、鹿児島大学学術研究院農水産獣医学域農学系教授) 4名の講演者(田村、下島、廣野、臼井) 16: 00 閉会挨拶 眞鍋 昇(日本学術会議第二部会員、大阪国際大学学長補佐教授)  申込み 以下より事前参加申込みをお願いします。(2月26日(土)〆切) 参加申込みページへのリンク 申し込みいただいた方には、開催日までに視聴用URLをメールでご案内します。  お問い合わせ先 シンポジウム事務局 E-mail: scj-tox*vetmed.hokudai.ac.jp (*を@に変更) 分科会WEBサイトへのリンク 備考 主催:日本学術会議食料科学委員会獣医学分科会・食の安全分科会・畜産学分科会 共催:公益社団法人日本獣医学会、日本家畜衛生学会 後援:北海道大学、酪農学園大学、東京海洋大学、相模女子大学、大阪国際大学、北里大学獣医学部

公開シンポジウム「子どもの毒性学:子供の高次脳機能への化学物質曝露影響の把握に関わる、臨床、応用および基礎科学の現状と展望」

日時: 2022年2月19日 @ 1:00 PM – 5:20 PM
場所: オンライン開催

 種々の統計データにより、自閉スペクトラム症(ASD)の症例数が増加し、逆に統合失調症(SCZ)の新規症例は減少していることが示されています。自閉症スペクトラム症は、連続した虹色の様に少しずつ違った症状を呈する症例の集合として自閉症を広く捉える考え方ですが、実は、SCZの症例もスペクトラム症と言ってよいほど様々な症状を呈します。若いSCZ症例にASDが合併している症例も報告され、ASDとSCZには関連性がある事が指摘されています。近年、遺伝子レベルでもASDとSCZの関連性に関する研究が進んでいます。ASDと関連が深いAuts2という遺伝子が、ASDだけでなく、脳の発達に重要な遺伝子として注目されており、この遺伝子がSCZの一部の症例に関係することも報告されています。Auts2遺伝子を改変したマウスがASD症例の症状と関連した異常行動を示すこと、さらに、アセフェートなどの神経を標的とする化学物質をマウスに与えた時に、Auts2遺伝子の発現が影響され、行動異常が起こるというデータも得られております。 以上の事を総合すると、ASD症例の増加とSCZ症例の減少という状況は、「ASDは3歳ごろまでに診断されるのに対して、SCZは20歳ごろに初診となることが多いので、ASD症例のなかに従来なら20歳になってSCZとして診断されたであろう症例が含まれていて、3歳時からの種々の手当の成果としてSCZの新規症例数が減少した」のではないか、という可能性が出てきます。これと同時に、「それでもASD症例数とSCZ症例数の総和」は増加しているかという問題が生じます。化学物質の環境曝露がASD増加に寄与している可能性を示唆する情報も蓄積していますが、この可能性はやはり高いのか、それとも遺伝的要因と診断基準の変遷と、教育現場などの社会的な要因などのみで説明がつくのか、あるいは、両方なのかという問題でもあります。 これらの問題は学際的学問である「毒性学」の立場からとても重要な意味を持っています。そこで、本企画の契機の一つとなった文科省の統計、 ASDとSCZの診断基準等の変遷と症例数の関係、Auts2遺伝子など分子生物学的なASD及びSCZの解析の現状と展望、化学物質の曝露を含む環境要因の影響(エピジェネティクス効果を含む)、等について、それぞれの研究分野の専門家によるシンポジウムを企画いたしました。多数のご参加をお待ちいたしております。 日時 2022/2/19(土)13:00~17:20 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも参加いただけます。 定員 なし プログラム 13:00 開会挨拶 菅野純(日本学術会議連携会員・国立医薬品食品衛生研究所客員研究員・名誉職員) 講演 座長 姫野誠一郎(日本学術会議連携会員・昭和大学薬学部客員教授) 13:10「出生体重と子どもの神経発達の関係」 市川剛(獨協医科大学・医学部講師) 抄録(PDF形式:248KB) 13:40「自閉スペクトラム症の環境要因」 松﨑秀夫(福井大学子どものこころの発達研究センター教授) 抄録(PDF形式:227KB) 14:10「自閉症と統合失調症の疫学」 土屋賢治(浜松医科大学・子どものこころの発達研究センター特任教授) 抄録(PDF形式:231KB) 休憩14:40~14:50 14:50「ゲノム解析に基づいたASD/SCZの研究」 尾崎紀夫(日本学術会議会員・第二部幹事 名古屋大学大学院・医学系研究科教授) 抄録(PDF形式:281KB) 15:20「アセフェート経口投与によるマウスの情動認知行動影響」 種村健太郎(東北大学大学院・農学研究科教授) 抄録(PDF形式:229KB) 15:50「AUTS2遺伝子と脳神経発達、そして精神疾患」 星野幹雄(国立精神・神経医療研究センター神経研究所・病態生化学研究部部長) 抄録(PDF形式:228KB) 休憩16:20~16:30 16:30~17:10 パネルディスカッション 座長:菅野純 パネリスト: 関野祐子(日本学術会議連携会員・東京大学大学院薬学系研究科ヒト細胞創薬学寄付講座特任教授) 姫野誠一郎 17:10~17:20 閉会の辞 平井みどり(日本学術会議連携会員・神戸大学名誉教授)  申込み 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク 事前登録期間 当日まで  問合せ 「子供の毒性学」シンポジウム事務局 E-mail:scj-tox*vetmed.hokudai.ac.jp(*を@に変更) 備考 主 催:日本学術会議薬学委員会・食料科学委員会・基礎医学委員会合同毒性学分科会 共 催:日本毒性学会 後 援:日本生命科学アカデミー

日本学術会議in福岡 学術講演会「若手研究者が考える地方創生と学術の未来」

日時: 2022年2月23日 @ 2:00 PM – 5:25 PM
場所: オンライン開催(ZOOM)

 地方創生には様々なステークホルダーが関わってくるが、その推進に向けて、それぞれが問題を抱えているのが現状である。ここでは、中央政府、地域行政、産業界、地域における高等教育機関、若手研究者、それぞれの関わり方・役割について、主に若手研究者の視点から課題を掘り起こし、これからの地方創生のあるべき姿に迫る。 日時 2022年2月23日(水・祝)14:00~17:25 開催地 オンライン開催(ZOOM) 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 プログラム 14:00~14:10 開会挨拶 梶田 隆章(日本学術会議会長) 石橋 達朗(九州大学総長) 14:10~14:15 総合司会による趣旨説明 岸村 顕広(日本学術会議連携会員、九州大学准教授・総長補佐) 14:15~14:35 講演1「社会課題解決に貢献する大学への期待、政策立案の立場から」 斉藤 卓也(文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課長) 14:35~14:55 講演2「地域におけるイノベーション政策の現状と課題-大学と地域の関係性に注目して」 標葉 隆馬(日本学術会議若手アカデミー特任連携会員、大阪大学准教授) 14:55~15:15 講演3「地方国立大学における産学・地域連携の「中のひと」~社会と大学の界面観察」 中武 貞文(鹿児島大学准教授) 15:15~15:25 休憩 15:25~15:45 講演4「地域文化アイデンティティの再構築と実践~誇りと尊厳ある生き方(Well-being)を取り戻すために~」 井上 果子(宮崎大学准教授) 15:45~16:05 講演5「若手研究者が地域に出ていくために~意義・葛藤・評価から考える~」 小野 悠(日本学術会議連携会員、豊橋技術科学大学准教授) 16:05~16:15 日本学術会議地域活性化に向けた社会連携分科会からの報告 16:15~16:25 休憩 16:25~17:15 総合討論・パネルディスカッション 【パネリスト】  谷口 功(日本学術会議連携会員、独立行政法人国立高等専門学校機構理事長)  斉藤 卓也(文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課長)  標葉 隆馬(日本学術会議若手アカデミー特任連携会員、大阪大学准教授)  中武 貞文(鹿児島大学准教授)  井上 果子(宮崎大学准教授)  小野 悠(日本学術会議連携会員、豊橋技術科学大学准教授) 17:15~17:20 シンポジウム総括 安田 仁奈(日本学術会議連携会員、宮崎大学准教授) 17:20~17:25 閉会挨拶 玉田 薫(日本学術会議九州・沖縄地区会議代表幹事、九州大学副学長・主幹教授)  申込み 参加無料、下記ページのリンク先もしくはポスター掲載コードより事前参加申込みをお願いします 申込フォームへのリンク (参加登録期限:令和4年2月18日(金))  お問合せ先 日本学術会議九州・沖縄地区会議事務局(九州大学 研究・産学官連携推進部 研究企画課研究総務係) 電話番号:092-802-2193 メールアドレス:gjgevent(a)jimu.kyushu-u.ac.jp ((a)を@に変更してください) 備考 主催:日本学術会議、国立大学法人九州大学 後援:福岡県、福岡市、公益財団法人日本学術協力財団

ウィンタースクール「トポロジー最適化の基礎~積層造形によるものづくりへの応用~」

日時: 2022年3月3日 終日
場所: Webexを用いたオンライン講習会

 トポロジー最適化は、最適な構造レイアウトや材料配置を求めることができるパワフルな設計ツールとして注目されており、現在様々な工学分野で導入されています。また、トポロジー最適化は、未来のものづくりとして脚光を浴びている「積層造形」と高い親和性があることから今後益々必要とされる技術といえます。しかし、その基本となる最適化数学やトポロジー最適化の仕組みを一般のエンジニアが独学で理解・習得するのは容易ではありません。そのため、本講習会ではトポロジー最適化の基礎から応用までを詳細に解説し、自動車・航空分野の機械・電子部品の設計をはじめ、土木・建築分野の構造設計にも役立つ力学問題の最適設計法について紹介します。これに加えて、積層造形によるものづくりの基礎と最新のトレンドを紹介します。  第6回となる本講習会では、基礎に加えて設計現場で役立つマルチマテリアル化や材料非線形性を考慮したトポロジー最適設計の考え方、動的な力学問題に対するトポロジー最適化の基礎、荷重条件の不確かさを考慮したロバスト・トポロジー最適化についても簡単に紹介します。また、本講習会では特別企画として粉末金属積層造形を使った軽量構造の造形に焦点をあて、実際の設計から造形までの一連の流れおよび造形品質を担保するためのアドバイス、最適設計例について紹介します。またとない機会ですので奮ってご参加ください。 ◆主 催: 日本計算工学会 ◆協 賛(予定): 日本機械学会、日本金属学会、日本建築学会、日本原子力学会、日本材料学会、地盤工学会、日本船舶海洋工学会、日本塑性加工学会、土木学会、日本応用数理学会、日本シミュレーション学会、日本鋼構造協会、日本鉄鋼協会、自動車技術会、非線形CAE協会、横断型基幹科学技術研究団体連合(略称:横幹連合) ◆日 時: 2022年3月3日(木) ◆開催方式: web会議システムWebexを用いたオンライン講習会 ◆プログラム: ※講義内容の詳細については、変更となる場合がございますのでご了承願います。 10:00 – 10:30 トポロジー最適化と積層造形に関する概要 10:30 – 12:00 トポロジー最適化の基礎(1)と最適化数学 13:00 – 14:30 トポロジー最適化の基礎(2)と感度解析 14:30 – 15:00 トポロジー最適化の応用 (動的問題、不確かさを考慮したロバスト設計、座屈問題など) 15:15 – 16:30 特別企画:粉末金属積層造形を使った軽量構造の造形基礎 16:45 – 18:00 積層造形を使った軽量構造の造形応用と最適設計例 ◆講 師: 加藤準治(名古屋大学)、牛島邦晴(東京理科大学) ◆参加費: 会員12,000円、協賛団体会員14,000円、非会員21,000円、学生会員3,000円、協賛団体会員学生4,000円、非会員学生6,000円 ※1)「会員」には日本計算工学会の正会員、シニア会員、および特別会員の所属者を含みます。 ※2)「学生会員」には研究室会員も含みます。 ※3)「協賛団体会員」には横幹連合に会員学会として加盟の各学協会に所属する個人の会員の方も対象です. ※4)講習会申込後,2月22日(火)までに入会手続きをいただける場合は会員(正会員または学生会員)価格にて参加可能です。 ※5)学生が参加される場合は、研究室会員(年会費:2,000円+登録学生数×1,000円)への入会をお勧めします。講習会以外にも講演会参加費の優遇など多くの特典があります。詳細ならびに他の年会費については本会webサイトの入会案内をご覧ください。いずれも「入会金は不要」です。 https://www.jsces.org/admission/index.html ◆定 員: 100名(満員の際はお断りすることがありますので、お早めにお申し込み下さい。) ◆申込締切日: 2021年2月18日(金) ※ 申し込み後、請求書(電子データのみ)を発行しますので、2月25日(金)までにお支払いをお願いいたします。お支払い完了後、Emailにて講習会開催情報(Webexログイン方法等)をお送りいたします。 ◆お申込方法: 下記、申込先のメールアドレスまで、必要事項を明記の上、お申込下さい。件名は「ウィンタースクール参加申込」でお願いいたします。 *氏名: *所属: *TEL: *Email: *会員種別: 【申込先・お問合せ先】 ウィンタースクール「トポロジー最適化の基礎~積層造形によるものづくりへの 応用~」事務局(日本計算工学会 事務局長 石塚 弥生) 申込先:https://www.jsces.org/inquiry/index.html?to=0003 TEL:03-3868-8957

第1回計算社会科学会大会(CSSJ2022)

日時: 2022年2月28日 – 2022年3月1日 終日
場所: オンライン開催(Zoom)

概要 近年,社会科学研究に新たな潮流が生まれつつあります.それが「計算社会科学(Computational Social Science)」です.その基盤として,オンラインでの人々の自発的な情報行動やコミュニケーションの詳細がデジタルに記録・蓄積されるようになったことがあげられます.また,センサー技術やIoT(Internet of Things),クラウドソーシングの発達により,大規模で高密度な行動測定や行動実験ができるようになったことも重要です.計算社会科学は,このようなビッグデータを情報技術によって取得・処理するなど新たな手法を用いて,分析・モデル化・シミュレーション・実験を行い,人間行動や社会現象を定量的に理解することを目的としています. 本学会大会は,日本での計算社会科学の普及と発展を目指し,社会学や社会心理学,経済学やマーケティング,情報学や情報工学,物理学やネットワーク科学などの様々な分野の研究者により活発に情報共有・議論を行う場を提供することを目的としています.計算社会科学にご興味をお持ちの方であれば,どなたでもご参加いただけます. 本学会大会は,神戸大学計算社会科学研究センター主催のCCSS School on Computational Social Scienceとの共催となります.また,3月2日開催の第17回ネットワーク生態学シンポジウムとも日程が連続しますので,合わせて参加をご検討下さい. 発表申込 口頭発表をご希望の方は,以下のフォームより発表の申込みをし,論文をご提出ください.論文および発表の言語は日本語または英語とします.論文はPDFファイル2~8ページ(約4,000~16,000字相当)を受け付け,原稿のフォーマットは自由です(大会としての指定テンプレートはありません).ただし,発表申し込み件数が多い場合は,1人1発表のみにするなど,一部の発表をお断りする場合があります(個別に連絡いたします).論文は一般非公開(参加者限りに公開)とすることも可能です.発表時間は質疑応答込みで20分を予定しています. 発表申込及び論文提出の締切:2022年2月18日(金) 発表申込及び論文提出フォーム(計算社会科学大会) ※論文PDFをアップロード頂くために,Googleアカウントが必要になります.ご了承ください. ※本フォームは計算社会科学ワークショップ(口頭発表 / 2月28日,3月1日)の申込フォームです.ネットワーク生態学シンポジウム(ポスター発表 / 3月2日)での発表を希望の方は第17回ネットワーク生態学シンポジウムのページをご参照下さい. 聴講申込 聴講参加のみご希望の方は,以下のフォームよりお申込み下さい. 聴講参加の締切:2022年2月25日(金) 聴講申込フォーム【準備中】 運営 ◆主催 計算社会科学会 東北大学 大学院文学研究科 ◆共催 日本社会学会 ◆協力 神戸大学 計算社会科学研究センター 情報処理学会 ネットワーク生態学研究会 ◆問い合わせ先 計算社会科学事務局 contact@css-japan.com