公開シンポジウム「生物多様性からみたワイルドサイエンス」

日時: 2022年2月26日 @ 1:30 PM – 5:00 PM
場所: オンライン開催

 私たちは、生物多様性保全をより身近なものとしてとらえ、野生動物と人の暮らしを一体として守りたい。今回の新型コロナウイルス問題についても、生物多様性の進化史を遡って考えることが重要である。本シンポジウムでは、目に見える大型動物の保全から細菌、ウイルスなどを含んだ生物の進化史的なつながりを概説し、関連省庁、生き物を目の当たりにしている飼育繁殖施設、農村や生産者、それらをつなぐ研究者の、実感を伴う議論によって、総合科学として自然誌科学を野生動物管理に活かす枠組みに向けた連携をはかる。 日時 2022年2月26日(土)13:30~17:00 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも参加いただけます(要事前登録) 定員 1000名 参加費 無料 プログラム 13:30 趣旨説明 村山 美穂(日本学術会議第二部会員、京都大学野生動物研究センター教授) 13:40 「生物多様性とヒト」 吉川 泰弘(日本学術会議連携会員、岡山理科大学獣医学部長) 14:10 「海洋ウイルスと地球環境」 緒方 博之(京都大学化学研究所教授) 14:40~15:00 休憩 15:00 「サンゴ礁生態系とオニヒトデ大量発生」 安田 仁奈(日本学術会議連携会員、宮崎大学農学部准教授) 15:30 「鳥類、哺乳類の生息域外保全」 村山 美穂(日本学術会議第二部会員、京都大学野生動物研究センター教授) 16:00 総合討論 司会:山越 言(日本学術会議連携会員、京都大学アジア・アフリカ地域研究研究科教授) コメンテーター:  岡ノ谷 一夫(日本学術会議連携会員、東京大学大学院総合文化研究科教授、新学術領域研究「共創言語進化」領域代表)  大沼 あゆみ(日本学術会議連携会員、慶應義塾大学経済学部教授)  山極 壽一(日本学術会議連携会員、大学共同利用機関法人人間文化研究機構総合地球環境学研究所長)  中野 伸一(日本学術会議連携会員、京都大学生態学研究センター長)  則久 雅司(環境省自然環境局野生生物課長) 17:00 閉会  申込み 以下のページのリンク先より事前参加申込みをお願いします。(2月23日(水)正午〆切) 参加申込みページへのリンク 申し込みいただいた方には、開催日までに視聴用URLをメールでご案内します。  問合せ シンポジウム「生物多様性からみたワイルドライフサイエンス」実行委員会 E-mail: ws-contact*googlegroups.com (*を@に変更) 備考 主催:日本学術会議基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同ワイルドライフサイエンス分科会 共催:総合地球環境学研究所、京都大学生態学研究センター、京都大学野生動物研究センター、科研費新学術領域研究「共創言語進化」総括班

公開シンポジウム「生活に身近なOne Health:食品から検出される薬剤耐性菌の現状」

日時: 2022年2月26日 @ 1:30 PM – 3:30 PM
場所: オンライン開催

 薬剤耐性に起因する死亡者数は年間70万人(全世界:2013年)と報告されており、2050年までには「がん」を越えて死因の第一位となる1000万人の死亡が危惧されています。本シンポジウムは、市民との対話「One Healthシンポジウム」の一環として、食品と薬剤耐性菌の課題について4名の専門家にご講演頂きます。さて、食品を介してヒトの健康に影響を及ぼす細菌の薬剤耐性については、ヒトと家畜・家禽・水産物との関連性の評価研究が進んでいます。農畜水産物の生産現場ではヒトの医療現場よりも多くの抗微生物薬が使用されています。一方、家畜・家禽は経済動物という側面から成長促進・飼料効率の改善・生産性向上の目的で抗菌性物質を使用し、安定した食料供給と家畜・家禽の健康管理(動物福祉の5つの自由:病気からの自由)にも繋がっています。  今回のシンポジウムでは、生活に身近な食肉・魚・野菜・果物などの「食品から検出される薬剤耐性菌」に焦点を絞り、農業・畜産・水産の生産性を維持しながら、薬剤耐性菌の影響がヒトに対して可能な限り及ばないようにするための、one healthの理念である医学、農学、獣医学、水産学などの領域を越えた調査協力体制とその活動をご紹介し、迫り来る「薬剤耐性菌の脅威」を皆さまと一緒に乗り越える方策を考える機会にしたいと思います。 日時 2022/ 2/26(土)13:30~15:30 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも参加いただけます(要事前登録)。 定員 なし 参加費 無料 プログラム 司会:石塚 真由美(日本学術会議第二部会員、北海道大学教授、公益社団法人日本獣医学会常任理事) 13:30 開会挨拶 髙井 伸二(日本学術会議第二部会員、北里大学名誉教授、日本家畜衛生学会常務理事) 座長:関崎 勉(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授、放送大学客員教授、京都大学大学院医学研究科研究員) 13:35 オープニング 田村 豊(元日本学術会議連携委員、酪農学園大学名誉教授) 13:55 食肉 下島 優香子(相模女子大学栄養科学部教授) 14:05 魚 廣野 育生(東京海洋大学学術研究院海洋生物資源学部門教授) 14:35 野菜・果物 臼井 優(酪農学園大学獣医学類准教授) 14:55 総合討論 司会:関崎 勉(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授、放送大学客員教授、京都大学大学院医学研究科研究員)) 後藤 貴文(日本学術会議連携会員、鹿児島大学学術研究院農水産獣医学域農学系教授) 4名の講演者(田村、下島、廣野、臼井) 16: 00 閉会挨拶 眞鍋 昇(日本学術会議第二部会員、大阪国際大学学長補佐教授)  申込み 以下より事前参加申込みをお願いします。(2月26日(土)〆切) 参加申込みページへのリンク 申し込みいただいた方には、開催日までに視聴用URLをメールでご案内します。  お問い合わせ先 シンポジウム事務局 E-mail: scj-tox*vetmed.hokudai.ac.jp (*を@に変更) 分科会WEBサイトへのリンク 備考 主催:日本学術会議食料科学委員会獣医学分科会・食の安全分科会・畜産学分科会 共催:公益社団法人日本獣医学会、日本家畜衛生学会 後援:北海道大学、酪農学園大学、東京海洋大学、相模女子大学、大阪国際大学、北里大学獣医学部

公開シンポジウム「子どもの毒性学:子供の高次脳機能への化学物質曝露影響の把握に関わる、臨床、応用および基礎科学の現状と展望」

日時: 2022年2月19日 @ 1:00 PM – 5:20 PM
場所: オンライン開催

 種々の統計データにより、自閉スペクトラム症(ASD)の症例数が増加し、逆に統合失調症(SCZ)の新規症例は減少していることが示されています。自閉症スペクトラム症は、連続した虹色の様に少しずつ違った症状を呈する症例の集合として自閉症を広く捉える考え方ですが、実は、SCZの症例もスペクトラム症と言ってよいほど様々な症状を呈します。若いSCZ症例にASDが合併している症例も報告され、ASDとSCZには関連性がある事が指摘されています。近年、遺伝子レベルでもASDとSCZの関連性に関する研究が進んでいます。ASDと関連が深いAuts2という遺伝子が、ASDだけでなく、脳の発達に重要な遺伝子として注目されており、この遺伝子がSCZの一部の症例に関係することも報告されています。Auts2遺伝子を改変したマウスがASD症例の症状と関連した異常行動を示すこと、さらに、アセフェートなどの神経を標的とする化学物質をマウスに与えた時に、Auts2遺伝子の発現が影響され、行動異常が起こるというデータも得られております。 以上の事を総合すると、ASD症例の増加とSCZ症例の減少という状況は、「ASDは3歳ごろまでに診断されるのに対して、SCZは20歳ごろに初診となることが多いので、ASD症例のなかに従来なら20歳になってSCZとして診断されたであろう症例が含まれていて、3歳時からの種々の手当の成果としてSCZの新規症例数が減少した」のではないか、という可能性が出てきます。これと同時に、「それでもASD症例数とSCZ症例数の総和」は増加しているかという問題が生じます。化学物質の環境曝露がASD増加に寄与している可能性を示唆する情報も蓄積していますが、この可能性はやはり高いのか、それとも遺伝的要因と診断基準の変遷と、教育現場などの社会的な要因などのみで説明がつくのか、あるいは、両方なのかという問題でもあります。 これらの問題は学際的学問である「毒性学」の立場からとても重要な意味を持っています。そこで、本企画の契機の一つとなった文科省の統計、 ASDとSCZの診断基準等の変遷と症例数の関係、Auts2遺伝子など分子生物学的なASD及びSCZの解析の現状と展望、化学物質の曝露を含む環境要因の影響(エピジェネティクス効果を含む)、等について、それぞれの研究分野の専門家によるシンポジウムを企画いたしました。多数のご参加をお待ちいたしております。 日時 2022/2/19(土)13:00~17:20 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも参加いただけます。 定員 なし プログラム 13:00 開会挨拶 菅野純(日本学術会議連携会員・国立医薬品食品衛生研究所客員研究員・名誉職員) 講演 座長 姫野誠一郎(日本学術会議連携会員・昭和大学薬学部客員教授) 13:10「出生体重と子どもの神経発達の関係」 市川剛(獨協医科大学・医学部講師) 抄録(PDF形式:248KB) 13:40「自閉スペクトラム症の環境要因」 松﨑秀夫(福井大学子どものこころの発達研究センター教授) 抄録(PDF形式:227KB) 14:10「自閉症と統合失調症の疫学」 土屋賢治(浜松医科大学・子どものこころの発達研究センター特任教授) 抄録(PDF形式:231KB) 休憩14:40~14:50 14:50「ゲノム解析に基づいたASD/SCZの研究」 尾崎紀夫(日本学術会議会員・第二部幹事 名古屋大学大学院・医学系研究科教授) 抄録(PDF形式:281KB) 15:20「アセフェート経口投与によるマウスの情動認知行動影響」 種村健太郎(東北大学大学院・農学研究科教授) 抄録(PDF形式:229KB) 15:50「AUTS2遺伝子と脳神経発達、そして精神疾患」 星野幹雄(国立精神・神経医療研究センター神経研究所・病態生化学研究部部長) 抄録(PDF形式:228KB) 休憩16:20~16:30 16:30~17:10 パネルディスカッション 座長:菅野純 パネリスト: 関野祐子(日本学術会議連携会員・東京大学大学院薬学系研究科ヒト細胞創薬学寄付講座特任教授) 姫野誠一郎 17:10~17:20 閉会の辞 平井みどり(日本学術会議連携会員・神戸大学名誉教授)  申込み 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク 事前登録期間 当日まで  問合せ 「子供の毒性学」シンポジウム事務局 E-mail:scj-tox*vetmed.hokudai.ac.jp(*を@に変更) 備考 主 催:日本学術会議薬学委員会・食料科学委員会・基礎医学委員会合同毒性学分科会 共 催:日本毒性学会 後 援:日本生命科学アカデミー

日本学術会議in福岡 学術講演会「若手研究者が考える地方創生と学術の未来」

日時: 2022年2月23日 @ 2:00 PM – 5:25 PM
場所: オンライン開催(ZOOM)

 地方創生には様々なステークホルダーが関わってくるが、その推進に向けて、それぞれが問題を抱えているのが現状である。ここでは、中央政府、地域行政、産業界、地域における高等教育機関、若手研究者、それぞれの関わり方・役割について、主に若手研究者の視点から課題を掘り起こし、これからの地方創生のあるべき姿に迫る。 日時 2022年2月23日(水・祝)14:00~17:25 開催地 オンライン開催(ZOOM) 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 プログラム 14:00~14:10 開会挨拶 梶田 隆章(日本学術会議会長) 石橋 達朗(九州大学総長) 14:10~14:15 総合司会による趣旨説明 岸村 顕広(日本学術会議連携会員、九州大学准教授・総長補佐) 14:15~14:35 講演1「社会課題解決に貢献する大学への期待、政策立案の立場から」 斉藤 卓也(文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課長) 14:35~14:55 講演2「地域におけるイノベーション政策の現状と課題-大学と地域の関係性に注目して」 標葉 隆馬(日本学術会議若手アカデミー特任連携会員、大阪大学准教授) 14:55~15:15 講演3「地方国立大学における産学・地域連携の「中のひと」~社会と大学の界面観察」 中武 貞文(鹿児島大学准教授) 15:15~15:25 休憩 15:25~15:45 講演4「地域文化アイデンティティの再構築と実践~誇りと尊厳ある生き方(Well-being)を取り戻すために~」 井上 果子(宮崎大学准教授) 15:45~16:05 講演5「若手研究者が地域に出ていくために~意義・葛藤・評価から考える~」 小野 悠(日本学術会議連携会員、豊橋技術科学大学准教授) 16:05~16:15 日本学術会議地域活性化に向けた社会連携分科会からの報告 16:15~16:25 休憩 16:25~17:15 総合討論・パネルディスカッション 【パネリスト】  谷口 功(日本学術会議連携会員、独立行政法人国立高等専門学校機構理事長)  斉藤 卓也(文部科学省科学技術・学術政策局人材政策課長)  標葉 隆馬(日本学術会議若手アカデミー特任連携会員、大阪大学准教授)  中武 貞文(鹿児島大学准教授)  井上 果子(宮崎大学准教授)  小野 悠(日本学術会議連携会員、豊橋技術科学大学准教授) 17:15~17:20 シンポジウム総括 安田 仁奈(日本学術会議連携会員、宮崎大学准教授) 17:20~17:25 閉会挨拶 玉田 薫(日本学術会議九州・沖縄地区会議代表幹事、九州大学副学長・主幹教授)  申込み 参加無料、下記ページのリンク先もしくはポスター掲載コードより事前参加申込みをお願いします 申込フォームへのリンク (参加登録期限:令和4年2月18日(金))  お問合せ先 日本学術会議九州・沖縄地区会議事務局(九州大学 研究・産学官連携推進部 研究企画課研究総務係) 電話番号:092-802-2193 メールアドレス:gjgevent(a)jimu.kyushu-u.ac.jp ((a)を@に変更してください) 備考 主催:日本学術会議、国立大学法人九州大学 後援:福岡県、福岡市、公益財団法人日本学術協力財団

ウィンタースクール「トポロジー最適化の基礎~積層造形によるものづくりへの応用~」

日時: 2022年3月3日 終日
場所: Webexを用いたオンライン講習会

 トポロジー最適化は、最適な構造レイアウトや材料配置を求めることができるパワフルな設計ツールとして注目されており、現在様々な工学分野で導入されています。また、トポロジー最適化は、未来のものづくりとして脚光を浴びている「積層造形」と高い親和性があることから今後益々必要とされる技術といえます。しかし、その基本となる最適化数学やトポロジー最適化の仕組みを一般のエンジニアが独学で理解・習得するのは容易ではありません。そのため、本講習会ではトポロジー最適化の基礎から応用までを詳細に解説し、自動車・航空分野の機械・電子部品の設計をはじめ、土木・建築分野の構造設計にも役立つ力学問題の最適設計法について紹介します。これに加えて、積層造形によるものづくりの基礎と最新のトレンドを紹介します。  第6回となる本講習会では、基礎に加えて設計現場で役立つマルチマテリアル化や材料非線形性を考慮したトポロジー最適設計の考え方、動的な力学問題に対するトポロジー最適化の基礎、荷重条件の不確かさを考慮したロバスト・トポロジー最適化についても簡単に紹介します。また、本講習会では特別企画として粉末金属積層造形を使った軽量構造の造形に焦点をあて、実際の設計から造形までの一連の流れおよび造形品質を担保するためのアドバイス、最適設計例について紹介します。またとない機会ですので奮ってご参加ください。 ◆主 催: 日本計算工学会 ◆協 賛(予定): 日本機械学会、日本金属学会、日本建築学会、日本原子力学会、日本材料学会、地盤工学会、日本船舶海洋工学会、日本塑性加工学会、土木学会、日本応用数理学会、日本シミュレーション学会、日本鋼構造協会、日本鉄鋼協会、自動車技術会、非線形CAE協会、横断型基幹科学技術研究団体連合(略称:横幹連合) ◆日 時: 2022年3月3日(木) ◆開催方式: web会議システムWebexを用いたオンライン講習会 ◆プログラム: ※講義内容の詳細については、変更となる場合がございますのでご了承願います。 10:00 – 10:30 トポロジー最適化と積層造形に関する概要 10:30 – 12:00 トポロジー最適化の基礎(1)と最適化数学 13:00 – 14:30 トポロジー最適化の基礎(2)と感度解析 14:30 – 15:00 トポロジー最適化の応用 (動的問題、不確かさを考慮したロバスト設計、座屈問題など) 15:15 – 16:30 特別企画:粉末金属積層造形を使った軽量構造の造形基礎 16:45 – 18:00 積層造形を使った軽量構造の造形応用と最適設計例 ◆講 師: 加藤準治(名古屋大学)、牛島邦晴(東京理科大学) ◆参加費: 会員12,000円、協賛団体会員14,000円、非会員21,000円、学生会員3,000円、協賛団体会員学生4,000円、非会員学生6,000円 ※1)「会員」には日本計算工学会の正会員、シニア会員、および特別会員の所属者を含みます。 ※2)「学生会員」には研究室会員も含みます。 ※3)「協賛団体会員」には横幹連合に会員学会として加盟の各学協会に所属する個人の会員の方も対象です. ※4)講習会申込後,2月22日(火)までに入会手続きをいただける場合は会員(正会員または学生会員)価格にて参加可能です。 ※5)学生が参加される場合は、研究室会員(年会費:2,000円+登録学生数×1,000円)への入会をお勧めします。講習会以外にも講演会参加費の優遇など多くの特典があります。詳細ならびに他の年会費については本会webサイトの入会案内をご覧ください。いずれも「入会金は不要」です。 https://www.jsces.org/admission/index.html ◆定 員: 100名(満員の際はお断りすることがありますので、お早めにお申し込み下さい。) ◆申込締切日: 2021年2月18日(金) ※ 申し込み後、請求書(電子データのみ)を発行しますので、2月25日(金)までにお支払いをお願いいたします。お支払い完了後、Emailにて講習会開催情報(Webexログイン方法等)をお送りいたします。 ◆お申込方法: 下記、申込先のメールアドレスまで、必要事項を明記の上、お申込下さい。件名は「ウィンタースクール参加申込」でお願いいたします。 *氏名: *所属: *TEL: *Email: *会員種別: 【申込先・お問合せ先】 ウィンタースクール「トポロジー最適化の基礎~積層造形によるものづくりへの 応用~」事務局(日本計算工学会 事務局長 石塚 弥生) 申込先:https://www.jsces.org/inquiry/index.html?to=0003 TEL:03-3868-8957

第1回計算社会科学会大会(CSSJ2022)

日時: 2022年2月28日 – 2022年3月1日 終日
場所: オンライン開催(Zoom)

概要 近年,社会科学研究に新たな潮流が生まれつつあります.それが「計算社会科学(Computational Social Science)」です.その基盤として,オンラインでの人々の自発的な情報行動やコミュニケーションの詳細がデジタルに記録・蓄積されるようになったことがあげられます.また,センサー技術やIoT(Internet of Things),クラウドソーシングの発達により,大規模で高密度な行動測定や行動実験ができるようになったことも重要です.計算社会科学は,このようなビッグデータを情報技術によって取得・処理するなど新たな手法を用いて,分析・モデル化・シミュレーション・実験を行い,人間行動や社会現象を定量的に理解することを目的としています. 本学会大会は,日本での計算社会科学の普及と発展を目指し,社会学や社会心理学,経済学やマーケティング,情報学や情報工学,物理学やネットワーク科学などの様々な分野の研究者により活発に情報共有・議論を行う場を提供することを目的としています.計算社会科学にご興味をお持ちの方であれば,どなたでもご参加いただけます. 本学会大会は,神戸大学計算社会科学研究センター主催のCCSS School on Computational Social Scienceとの共催となります.また,3月2日開催の第17回ネットワーク生態学シンポジウムとも日程が連続しますので,合わせて参加をご検討下さい. 発表申込 口頭発表をご希望の方は,以下のフォームより発表の申込みをし,論文をご提出ください.論文および発表の言語は日本語または英語とします.論文はPDFファイル2~8ページ(約4,000~16,000字相当)を受け付け,原稿のフォーマットは自由です(大会としての指定テンプレートはありません).ただし,発表申し込み件数が多い場合は,1人1発表のみにするなど,一部の発表をお断りする場合があります(個別に連絡いたします).論文は一般非公開(参加者限りに公開)とすることも可能です.発表時間は質疑応答込みで20分を予定しています. 発表申込及び論文提出の締切:2022年2月18日(金) 発表申込及び論文提出フォーム(計算社会科学大会) ※論文PDFをアップロード頂くために,Googleアカウントが必要になります.ご了承ください. ※本フォームは計算社会科学ワークショップ(口頭発表 / 2月28日,3月1日)の申込フォームです.ネットワーク生態学シンポジウム(ポスター発表 / 3月2日)での発表を希望の方は第17回ネットワーク生態学シンポジウムのページをご参照下さい. 聴講申込 聴講参加のみご希望の方は,以下のフォームよりお申込み下さい. 聴講参加の締切:2022年2月25日(金) 聴講申込フォーム【準備中】 運営 ◆主催 計算社会科学会 東北大学 大学院文学研究科 ◆共催 日本社会学会 ◆協力 神戸大学 計算社会科学研究センター 情報処理学会 ネットワーク生態学研究会 ◆問い合わせ先 計算社会科学事務局 contact@css-japan.com

公開シンポジウム「世界の高大接続の現状と課題」

日時: 2022年3月12日 @ 2:30 PM – 5:00 PM
場所: オンライン開催

 後期中等教育から高等教育への進学者が少数であった時代においては、高大接続とは入学者選抜という一接点のみの問題であった。後期中等教育でどれだけの準備をして力をつけた学生を選抜するかが高大接続の焦点であった。しかしながら、高等教育とりわけ大学への進学率が上昇するにつれ、高大接続の課題は、入学者選抜という一接点に加え、後期中等教育における教育内容と大学におけるそれとの関係、後期中等教育機関から大学へ移行する生徒・学生の学習状況など、面へと拡がりを見せるようになった。世界に先駆けて高等教育の拡大が進んだアメリカでは、この問題は1世紀にわたって論じられており、近年、高等教育進学率が急増したヨーロッパでも、また、厳しい入学試験で知られる東アジアでも、高大接続が多面的に論じられるようになった。  そこで、本シンポジウムでは、アメリカ、ヨーロッパ、東アジアにおける高大接続の現状と課題を日本を念頭において相互に比較し、日本における高大接続の在り方を考える上での示唆を得ることを目的とする。 日時 2022/ 3/12(土)14:30~17:00 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも参加いただけます 定員 300人 プログラム 司会:吉田 文(日本学術会議第一部会員、教育関連学会連絡協議会運営委員長、早稲田大学教授) 14:30-14:35 開会挨拶・趣旨説明 松下 佳代(日本学術会議第一部会員、京都大学教授) 14:35-14:55 報告1「高大接続の視点から見た初年次教育の動向と新入生のプロフィール」 山田 礼子(日本学術会議連携会員、同志社大学教授) 14:55-15:15 報告2「アメリカ高等教育におけるリベラル・アーツの再定位―中等/高等教育接続の観点から―」 松浦 良充(日本学術会議連携会員、慶応義塾大学教授) 15:15-15:35 報告3「バカロレア試験に見る教育と社会のグランド・デザイン―小論文による接続の形―」 渡邉 雅子(日本学術会議連携会員、名古屋大学教授) 15:35-15:55 報告4「東アジア諸国・地域における大学入学者選抜の改革動向―高校教育段階の学習・活動成果の活用を中心に―」 南部 広孝(京都大学教授) 15:55-16:05 休憩 16:05-16:20 指定討論 中村 高康(日本学術会議連携会員、東京大学教授) 16:20-16:55 質疑応答 16:55-17:00 総括・閉会挨拶 勝野 正章(日本学術会議第一部会員、東京大学教授)  申込み 参加費無料・要事前申込 以下の申込フォームよりお申し込みください 参加申込みページへのリンク  お問い合わせ先 メールアドレス:jimu(a)jera.jp ※(a)を@にしてお送りください 備考 主催:日本学術会議心理学・教育学委員会高大接続を考える分科会、教育関連学会連絡協議会

公開シンポジウム  「いま「戦争」を考える―社会学・社会福祉学の視座から」

日時: 2022年1月29日 @ 1:30 PM – 4:30 PM
場所: オンライン開催

 コロナ禍のなかで、さまざまな社会的問題が露呈した。そうした問題が、近代以降の日本社会の軌跡、特にアジア太平洋戦争と関連づけて語られることも少なくない。  第二次世界大戦の終結から75年以上が経過したいま、戦争体験者の加齢が進み、「戦争を知らない世代」が大多数となった。「戦後80年」までの間に、アジア太平洋戦争での軍隊経験をもつ世代はもちろん、空襲や地上戦の経験をもつ世代が、日本社会からほとんどいなくなると予想される。  一方で、21世紀に入り、「対テロ戦争」の拡大、民間軍事会社の台頭、インターネット・人工知能技術に支えられた無人兵器の拡大など、戦争・軍事のあり方も大きく変容した。そして依然として、戦争は世界各地で繰り返されている。  だが、現在の日本社会では全体として、戦争・軍事に関する「感度」が減衰した状態がみられる。これからのグローバル社会における日本のあり方を考えるとき、社会の構成員の戦争・軍事に対する「感度」を、これ以上鈍化させてはならないだろう。  本シンポジウムでは、理論研究・質的研究・計量研究・国際比較研究で第一線を担う研究者からの報告をもとに、戦争・軍事について社会学的・社会福祉学的観点から考える機会としたい。 日時 2022/ 1/29(土)13:30~16:30 開催地 オンライン開催(ウェビナー) 対象 どなたでも参加いただけます。 定員 先着500人 参加費 無料 プログラム 13:30~13:40 開会のごあいさつ 白波瀬 佐和子(日本学術会議会員、東京大学) 関 礼子(社会学系コンソーシアム理事長、立教大学) 13:40~13:45 趣旨説明 石原 俊(関西社会学会、明治学院大学) 13:45~15:05 報告者報告 「戦争とメディア・大衆文化」 福間 良明(日本マス・コミュニケーション学会、立命館大学) 「戦争とジェンダー・性暴力」 佐藤 文香(日本社会学会、一橋大学) 「戦争と階層・格差・不平等」 渡邊 勉(数理社会学会、関西学院大学) 「戦争と障害者・動員・福祉」 藤井 渉(日本社会福祉学会、日本福祉大学) 15:05~15:15 休憩 15:15~15:35 討論者コメント 上野 千鶴子(日本社会学会、東京大学名誉教授) 野上 元(関東社会学会、筑波大学) 15:35~16:25 総合討論・質疑応答 16:25~16:30 閉会のごあいさつ 有田 伸(日本学術会議会員、東京大学) オーガナイザー・司会:石原 俊  申込み 参加費無料・要事前申込 こちらの申込フォームよりお申込みください  お問い合わせ先 社会学系コンソーシアム事務局 メールアドレス: socconsortium(a)socconso.com ※(a)を@にしてお送りください. 備考 主催:日本学術会議社会学委員会、社会学系コンソーシアム

学術フォーラム「コロナ禍を共に生きる#5 感染症をめぐる国際政治のジレンマ 科学的なアジェンダと政治的なアジェンダの交錯」

日時: 2022年2月6日 @ 1:30 PM – 2022年2月7日 @ 5:50 AM
場所: オンライン開催

 現在の国際社会は、伝統的な安全保障の脅威に加えて新型コロナウィルス・パンデミックのような非伝統的な脅威にも直面している。感染症の脅威に対処するためには高度な専門知が要求され、政策決定者はその専門知に基づいて政策を立案・実施しなければならない。だが国家のレベルでは経済対策と感染症対策を巡る利害対立が、また国際的には医療資源を持つ国とそれを持たない国との間の利害対立が、益々先鋭化している。国家を超える共通政府を持たない国際社会は、はたしてこのような重層的な利害対立を克服して科学的知見に基づいて感染症に立ち向かうことができるのだろうか。既に日本学術会議は、コロナ禍を共に生きる#3として「パンデミックに世界はどう立ち向かうのか~国際連携の必然性と可能性~」と題する学術フォーラムを開催している。本企画では、そこで明らかにされる国際連携の必要性やITによって開かれるグローバルな情報共有や格差解消の可能性を前提とした上で、政治学の視点から感染症をめぐる国際制度の脆弱性や国家の政治体制のあり様について検討し、感染症の脅威から人類を守るための政治や行政の役割について考察する。具体的な論点としては、今回のパンデミックへの世界保健機関(WHO)の対応をどう評価すべきか、ワクチンや治療薬への公平なアクセスをどのように実現するのか、日本を含むアジア諸国の対応は欧米諸国の対応とどのような点で異なっているのかなどを想定している。これらの論点について、世界保健機関での実務経験を有する国際政治学者や知的所有権に詳しい国際政治経済学者、さらにはアジアや欧州の感染症対策に詳しい地域研究・比較政治学者や行政学者を交えて多角的に検討し、感染症を巡る政治的な課題への国民の理解を促進したい。 <td13:30-13:35 挨拶 鈴木基史(日本学術会議第一部会員、京都大学大学院法学研究科教授) 13:35-13:40 趣旨説明 山田高敬(日本学術会議連携会員、名古屋大学環境学研究科教授) 13:40-14:10 「COVAXファシリティとワクチン外交-国際制度論の観点から」 勝間靖(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授) 14:10-14:40 「COVID-19ワクチンをめぐる公衆衛生と知的財産権保護の相克―国際政治経済論の観点から」 古城佳子(日本学術会議連携会員、青山学院大学国際政治経済学部教授) 14:40-15:10 「パンデミックの比較政治学 – アジアとジェンダーの視角から」 竹中千春教授(日本学術会議連携会員、立教大学法学部教授) 15:10-15:20 休憩 15:20-15:50 「コロナ禍と欧州のジレンマ:『価値の同盟』、『新冷戦』か、あるいは『アジアとの連携』か?」 羽場久美子(日本学術会議連携会員、神奈川大学国際日本学部教授) 15:50-16:20 「新型コロナウイルス感染症への日本の対応と課題-行政学の観点から」 城山英明(日本学術会議連携会員、東京大学公共政策大学院教授) 16:20-17:10 質疑応答 17:10-17:15 閉会の辞 山田高敬(日本学術会議連携会員、名古屋大学環境学研究科教授) 日時 2022年2月6日(日)13:30~17:15 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 プログラム 13:30-13:35 挨拶 鈴木基史(日本学術会議第一部会員、京都大学大学院法学研究科教授) 13:35-13:40 趣旨説明 山田高敬(日本学術会議連携会員、名古屋大学環境学研究科教授) 13:40-14:10 「COVAXファシリティとワクチン外交-国際制度論の観点から」 勝間靖(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授) 14:10-14:40 「COVID-19ワクチンをめぐる公衆衛生と知的財産権保護の相克―国際政治経済論の観点から」 古城佳子(日本学術会議連携会員、青山学院大学国際政治経済学部教授) 14:40-15:10 「パンデミックの比較政治学 – アジアとジェンダーの視角から」 竹中千春教授(日本学術会議連携会員、立教大学法学部教授) 15:10-15:20 休憩 15:20-15:50 「コロナ禍と欧州のジレンマ:『価値の同盟』、『新冷戦』か、あるいは『アジアとの連携』か?」 羽場久美子(日本学術会議連携会員、神奈川大学国際日本学部教授) 15:50-16:20 「新型コロナウイルス感染症への日本の対応と課題-行政学の観点から」 城山英明(日本学術会議連携会員、東京大学公共政策大学院教授) 16:20-17:10 質疑応答 17:10-17:15 閉会の辞 山田高敬(日本学術会議連携会員、名古屋大学環境学研究科教授)  申込み 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク  問合せ 内容に関するお問い合わせ: 山田高敬(名古屋大学)yamada.takahiro(a)k.mbox.nagoya-u.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。 その他お問い合わせ: 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議

学術フォーラム「コロナ禍を共に生きる04[新型コロナウイルス感染症の最前線-what is known and unknown#3]「新型コロナウイルス感染症の予防と治療 Up-to-date そして変異株への対応」」

日時: 2022年2月5日 @ 1:00 PM – 4:30 PM
場所: オンライン開催

 2020年1月に我が国で最初の感染者の報告がされて以来、新型コロナウイルス感染症(Covid-19)は全国に拡大した。特に第5波では、それまでと比較するとはるかに多い新規感染者が報告され、重症者数も過去最多となった。この間、4回に渡る緊急事態宣言が発令されたが、累計170万人以上という多くの方が感染し、18000人以上の尊い命が失われた。ようやく新規感染者は減少傾向となり4回目の緊急事態宣言が解除され、感染状況は一旦落ち着いているが、感染の再拡大の懸念もあり第6波に備える必要がある。本フォーラムでは、Covid-19を克服するための2本柱である新型コロナワクチンと治療薬に焦点を当て、最新情報を分かりやすく解説することを目的とする。また、最近、厚生労働省が特例として薬局での販売を認可した抗原検査キットをはじめCovid-19の検査法の最新情報についても取り上げる。  申込み 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク 事前質問申し込みページへのリンク  問合せ 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議、公益社団法人日本薬学会、一般社団法人日本医学会連合 後援:日本生命科学アカデミー