企業革新研究会(2024年 第4回)

日時: 2024年7月20日 @ 2:00 PM – 3:45 PM
場所: ZOOM 開催

2024.6.24 世話人:河合忠彦、西尾弘一 アドバイザー:平松庸一、木村裕斗 次の要領で「企業革新研究会」の第12回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。 日 時: 2024年7月20日(土) 14:00~15:45 (ZOOM開催)                (報告:60分、コメント・ディスカッション:45分) 報告者: 林 恭子(グロービス経営大学院 教授) テーマ: 「IoT/AI時代のリスキリング(特にディジタル人材)」 コメンテーター:古屋 紀人(Institute of Global Business=IGBネットワーク(株)代表取締役、米国ミズーリ大学セントルイス校(International Advisory Board Member), Kozai Group日本代表) 司 会: 平松 庸一(日本大学 教授)  研究会の目的・進め方等については、備考をご覧頂きたいと思いますが、本年の前半は、「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント」という統一テーマで6回の研究会を開催致しています(今回はその第4回目です)。  参加御希望の方は学会のホームページから「7月18日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。 https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/211 参考文献 ・リクルートワークス研究所(2021)「リスキリングする組織 デジタル社会を生き抜く企業と個人をつくる」『Works Report 2021』https://www.works-i.com/research/works-report/item/reskillingtext2021.pdf ・後藤宗明(2022)「自分のスキルをアップデートし続ける リスキリング」日本能率協会マネジメントセンター ・小林祐児 (2023) 「リスキリングは経営課題~日本企業の「学びとキャリア」考~」光文社新書 ・ジョン・ドノバン, キャシー・ベンコ(2017)「技術が廃れても技術者は廃れない AT&Tはいかに社員を再教育したのか」ダイヤモンドハーバードビジネスレビュー 2017年5月号 備考  企業革新研究会 2024年前半のプログラム  企業革新研究会は、昨年度は、前半の第1回プログラムでは「日本企業の“創造性/革新性の欠如”と“現場力の低下”の“並存”の原因とその克服の方策はいかなるものか」という“統一テーマ”について、組織論(集団と創造性、個人と集団の適応・逸脱論等)、戦略的人的資源管理論と人的資本価値創造経営論、サステナブル経営論、DMC(ダイナミックマネジリアルケイパビリティ)パースペクティブなどの視点から5回の研究会を開催し、後半は、第2回プログラムとして、「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいてプラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」という統一テーマのもとに、「EVウォーズにおけるトヨタの戦略」、「自動運転技術による新価値創造」、「EVウォーズの統合的分析枠組みとホンダのEV戦略への適用」などについて3回の研究会を開催致しました。  尚、昨年前半の第1回プログラムについてはJSMS(15-2)でその特集が組まれ、松田千恵子先生、山﨑京子先生、木村裕斗先生の論文が掲載されました。(なお、JSMS (16-2)(来年3月刊行予定)には他の2つの論文が掲載される予定です。)また、第2回プログラムについては、その特集をJSMS (16-1)(本年9月発行予定)に掲載の予定です。  これを承けて2024年の前半は、同年の第1回プログラムとして、「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント」という統一テーマで数回の研究会を開催致します。ダイバーシティ(・マネジメント)についての研究は、次のいずれにフォーカスするかにより、次の2つに大別されます。   A:「個人の幸福の実現」   B:「企業の競争力/存続能力の強化」  このうち、Aについては経営倫理論、社会的責任論などの分野で研究が進展していますが、Bについての研究は遅れており、「現在、多くの企業では、多様性(ダイバーシティ)が重要視されているが、それをどう経営成果に結びつけていくかについては、暗中模索である」(守島基博、日本経済新聞、2022年11月12日」)という状況にあります。  そして、その主因として考えられるのは、Aがより“普遍的な”価値に関するものであるためによりアプローチしやすかったのに対し、Bは基本的に“状況依存的”であるために、「今日の環境下で企業の競争力/存続能力の強化のためには何が必要か」、したがってまたその実現のためにはいかなるダイバーシティが求められているのか、またそれを実現するにはどうすればよいのか」という形で論理を展開しなくてはならず、それには、戦略、戦略と環境の適合性、戦略と組織の適合性、などを分析に取り込む必要があり、理論化がより困難だったことがあると考えられます。  なお、米国では、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)がダイバーシティに関する目標の一部を廃止するなど、多くの企業が「DEI(多様性、公正性=エクイティ、包括性=インクルージョン)」に関する戦略を見直しつつあるとされ、その主因の1つとして、DEIに関する目標が企業の中核的なビジネス目標とどのように関係しているかが示されていないことが指摘されていますが(日本経済新聞、2024年1月26日)これは、上述の「B」についての研究はそれ自体として重要であるのみならず、「A」の研究・実現にとっても不可欠なことを示唆しており、その意義の大きさを示すものと言えます。  また、日本でも、「副業人材相互受け入れ、日立・ソニー、AIや半導体で。多様性で技術革新」という記事がありましたが(日本経済新聞、2024年2月1日)、これなどは、「B」についての研究の必要性をストレートに示すものといえそうです。  そこで本年の前半は、以上のような視点に立つ本研究会のダイバーシティ・マネジメント研究の最初のプログラムとして、次に述べる数回の研究会を開催致します。 2024年度(前半)プログラムの概略  上述の問題意識にもとづき、IoT/AI時代にある日本企業に求められている「競争力/存続能力の強化」のポイント(P)を3点に絞り、それぞれに対するダイバーシティ・マネジメントがいかなるもの(であるべき)かについて検討することとします。 [P1] 創造性/革新性の高い多様な人材が各自の能力を十分に発揮できる組織の形成 これは、IoT/AI時代に限らず、競争力・存続能力の強化のためのもっとも基礎的な対策であり、多様な人材のそれぞれが持てる能力を十分に発揮できる組織の形成を意味します。 なお、先述の「A」(個人の幸福の実現)に関する研究と重なる部分があることに注意が必要です。 [P2] ディジタル人材の育成 これは、IoT/AI時代の競争力/存続能力の強化にとって不可欠な基礎的対策と言えるものです。 [P3] 高い「戦略の構築/転換能力」とその実現のための「資源の構築/転換能力」をもった人材の育成 これは、今日のような環境変化の大きさとその速度が速い時代に対応するための不可欠の能力の構築を意味します。  各回の研究会は以下のとおりです(予定)。 第1回:「ダイバーシティ・マネジメント研究の現況と新展開の方向性」 第2回:「IoT/AI時代の労働(含テレワーク等)及びキャリアの多様性」 第3回:「IoT/AI時代のキャリア・ダイバーシティ」 第4回:「IoT/AI時代のリスキリング(特にディジタル人材)」 第5回:「IoT/AI時代の多国籍企業と国際人的資源管理におけるダイバーシティ・マネジメント」 第6回:「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント:DMC (Dynamic Managerial Capability)の駆動因となるDRC (Dynamic Resource Capability)の視点からの提起」 なお、本年後半のプログラムは現在検討中ですが、近年、グローバルな「AIへの社会的規制」の動向と「オープンAI」におけるコーポレートガバナンスの混乱などの先端的な問題から自動車業界の「検査不正」などの古典的な問題まで、コーポ―レートガバナンス(論)と企業の社会的責任(論)の関係を問い直す必要が生じているようですので、その問題を候補の1つと考えています。「そういうテーマならぜひとも話したい」という方がおられましたら、ご相談させて頂きたいと思いますので世話人までご連絡ください。 以上

企業革新研究会(2024年 第3回)

日時: 2024年6月22日 @ 4:00 PM – 5:45 PM
場所: ZOOM 開催

2024.5.23 世話人:河合忠彦、西尾弘一 アドバイザー:平松庸一、木村裕斗 次の要領で「企業革新研究会」の本年第3回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。 日 時: 2024年6月22日(土) 16:00~17:45 (ZOOM開催)                               (報告:60分、コメント・ディスカッション:45分) 報告者: 浅野 浩美(事業創造大学院大学)(60分) テーマ: IoT時代のキャリア・ダイバーシティ コメンテーター: 野村 かすみ(労働政策研究・研修機構) 司会: 木村 裕斗(東洋大学)  研究会の目的・進め方等については、備考をご覧頂きたいと思いますが、本年の前半は、「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント」という統一テーマで6回の研究会を開催致します。  参加御希望の方は学会のホームページから「6月20日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。 https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/208  なお、第4回には、林 恭子先生(グロービス経営大学院大学)にお話しいただく予定です。 参考文献 ・宮城まり子. (2021). ウィズ・コロナ時代のキャリア形成. 日本労働研究雑誌, 63(4), 79-83.  https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2021/04/pdf/079-083.pdf ・労働政策研究・研修機構(2017)「JILPT調査 AIの導入で職場はどう変わるのか、必要な準備は何か?」, 『ビジネス・レーバー・トレンド』, 2017年8・9月号, 24-33.  https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2017/0809/024-033.pdf ・浅野浩美(2023)キャリアコンサルティング―押さえておきたい関連情報 – 第13回 人的資本情報開示と「キャリア」  https://www.rosei.jp/readers/article/85506 備考                       企業革新研究会 2024年前半のプログラム   企業革新研究会は、昨年度は、前半の第1回プログラムでは「日本企業の“創造性/革新性の欠如”と“現場力の低下”の“並存”の原因とその克服の方策はいかなるものか」という“統一テーマ”について、組織論(集団と創造性、個人と集団の適応・逸脱論等)、戦略的人的資源管理論と人的資本価値創造経営論、サステナブル経営論、DMC(ダイナミックマネジリアルケイパビリティ)パースペクティブなどの視点から5回の研究会を開催し、後半は、第2回プログラムとして、「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいてプラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」という統一テーマのもとに、「EVウォーズにおけるトヨタの戦略」、「自動運転技術による新価値創造」、「EVウォーズの統合的分析枠組みとホンダのEV戦略への適用」などについて3回の研究会を開催致しました。  なお、昨年前半の第1回プログラムについてはJSMS(15-2)でその特集が組まれ、松田千恵子先生、山﨑京子先生、木村裕斗先生の論文が掲載されました。また、第2回プログラムについては、その特集をJSMS (16-1)(本年9月発行予定)に掲載される予定です。  これを承けて2024年の前半は、同年の第1回プログラムとして、「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント」という統一テーマで数回の研究会を開催致します。ダイバーシティ(・マネジメント)についての研究は、次のいずれにフォーカスするかにより、次の2つに大別されます。 A:「個人の幸福の実現」 B:「企業の競争力/存続能力の強化」  このうち、Aについては経営倫理論、社会的責任論などの分野で研究が進展していますが、Bについての研究は遅れており、「現在、多くの企業では、多様性(ダイバーシティ)が重要視されているが、それをどう経営成果に結びつけていくかについては、暗中模索である」(守島基博、日本経済新聞、2022年11月12日」)という状況にあります。  そして、その主因として考えられるのは、Aがより“普遍的な”価値に関するものであるためによりアプローチしやすかったのに対し、Bは基本的に“状況依存的”であるために、「今日の環境下で企業の競争力/存続能力の強化のためには何が必要か」、したがってまたその実現のためにはいかなるダイバーシティが求められているのか、またそれを実現するにはどうすればよいのか」という形で論理を展開しなくてはならず、それには、戦略、戦略と環境の適合性、戦略と組織の適合性、などを分析に取り込む必要があり、理論化がより困難だったことがあると考えられます。  なお、米国では、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)がダイバーシティに関する目標の一部を廃止するなど、多くの企業が「DEI(多様性、公正性=エクイティ、包括性=インクルージョン)」に関する戦略を見直しつつあるとされ、その主因の1つとして、DEIに関する目標が企業の中核的なビジネス目標とどのように関係しているかが示されていないことが指摘されていますが(日本経済新聞、2024年1月26日)これは、上述の「B」についての研究はそれ自体として重要であるのみならず、「A」の研究・実現にとっても不可欠なことを示唆しており、その意義の大きさを示すものと言えます。  また、日本でも、「副業人材相互受け入れ、日立・ソニー、AIや半導体で。多様性で技術革新」という記事がありましたが(日本経済新聞、2024年2月1日)、これなどは、「B」についての研究の必要性をストレートに示すものといえそうです。  そこで本年の前半は、以上のような視点に立つ本研究会のダイバーシティ・マネジメント研究の最初のプログラムとして、次に述べる数回の研究会を開催致します。 2024年度(前半)プログラムの概略  上述の問題意識にもとづき、IoT/AI時代にある日本企業に求められている「競争力/存続能力の強化」のポイント(P)を3点に絞り、それぞれに対するダイバーシティ・マネジメントがいかなるもの(であるべき)かについて検討することとします。  [P1] 創造性/革新性の高い多様な人材が各自の能力を十分に発揮できる組織の形成  これは、IoT/AI時代に限らず、競争力・存続能力の強化のためのもっとも基礎的な対策であり、多様な人材のそれぞれが持てる能力を十分に発揮できる組織の形成を意味します。  なお、先述の「A」(個人の幸福の実現)に関する研究と重なる部分があることに注意が必要です。  [P2] ディジタル人材の育成  これは、IoT/AI時代の競争力/存続能力の強化にとって不可欠な基礎的対策と言えるものです。  [P3] 高い「戦略の構築/転換能力」とその実現のための「資源の構築/転換能力」をもった人材の育成  これは、今日のような環境変化の大きさとその速度が速い時代に対応するための不可欠の能力の構築を意味します。  各回の研究会は以下のとおりです(予定)。 第1回:「ダイバーシティ・マネジメント研究の現況と新展開の方向性」 第2回:「IoT/AI時代の労働(含テレワーク等)及びキャリアの多様性 第3回:「IoT/AI時代のキャリア・ダイバーシティ」 第4回:「IoT/AI時代のリスキリング(特にディジタル人材)(仮)」 第5回:「IoT/AI時代の多国籍企業と国際人的資源管理におけるダイバーシティ・マネジメント」 第6回:「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント:DMC (Dynamic Managerial Capability)の駆動因となるDRC (Dynamic Resource Capability)の視点からの提起」 なお、本年後半のプログラムは現在検討中ですが、近年、グローバルな「AIへの社会的規制」の動向と「オープンAI」におけるコーポレートガバナンスの混乱などの先端的な問題から自動車業界の「検査不正」などの古典的な問題まで、コーポ―レートガバナンス(論)と企業の社会的責任(論)の関係を問い直す必要が生じているようですので、その問題を候補の1つと考えています。「そういうテーマならぜひとも話したい」という方がおられましたら、ご相談させて頂きたいと思いますので世話人までご連絡ください。     以上

企業革新研究会(2024年 第2回)

日時: 2024年5月12日 @ 3:00 PM – 4:45 PM
場所: ZOOM 開催

2024.4.15 世話人:河合忠彦、西尾弘一 アドバイザー:平松庸一、木村裕斗 次の要領で「企業革新研究会」の本年第2回研究会を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。 日 時: 2024年5月12日(日) 15:00~16:45 (ZOOM開催)                               (報告:60分、コメント・ディスカッション:45分) 報告者: 高村 静(中央大学)(60分) テーマ: IoT時代の働き方(含テレワーク等)及びキャリアの多様性 コメンテーター: 浅野 浩美(事業創造大学院大学)          高桑健太郎 (レアソン リサーチ&コンサルティンググループ) 司会: 木村 裕斗(東洋大学) 研究会の目的・進め方等については、備考をご覧頂きたいと思いますが、本年の前半は、「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント」という統一テーマで6回の研究会を開催致します。  参加御希望の方は学会のホームページから「5月10日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。 *なお、第3回では、「IoT/AI時代のキャリア・ダイバーシティ(仮)」という テーで浅野浩美先生(事業創造 大学院大学)にお話しいただく予定です。 参考文献 ・高村静(2023) 「コロナ禍のテレワークで起きていたこと─ ワーク・ライフ・クラフティング行動に着目して─」 『キャリアデザイン研究』19, 5-18 https://www.jstage.jst.go.jp/browse/cdij/list/-char/ja ・梅崎修・高村静・坂本憲一(2023)「分散型ワークにおける管理職のマネジメント行動」 『生涯学習とキャリアデザイン』 21(1) 19-29 生涯学習とキャリアデザインVol.21-1 【2023年10月 発行】 – 法政大学 (hosei.ac.jp) ・高村静・坂本憲一・梅崎修(2022)「新しい働き方としての分散型ワークとその実践例─ 株式会社オカムラの事例─」キャリアデザイン研究 18 147-153 https://www.jstage.jst.go.jp/article/cdij/18/0/18_147/_article/-char/ja/ ・高村静監修 中央大学『知の回廊』 第142回「コロナ禍で加速したテレワーク 光と影・その展望」https://www.youtube.com/watch?v=i12w7mM05ys ・坂爪洋美・高村静(2020)『管理職の役割 (【シリーズダイバーシティ経営】)』中央経済社 ・佐藤 博樹・石 恵美子・坂爪 洋美(2022)『多様な人材のマネジメント』(【シリーズダイバーシティ経営】)』中央経済社 備考  企業革新研究会 2024年前半のプログラム   企業革新研究会は、昨年度は、前半の第1回プログラムでは「日本企業の“創造性/革新性の欠如”と“現場力の低下”の“並存”の原因とその克服の方策はいかなるものか」という“統一テーマ”について、組織論(集団と創造性、個人と集団の適応・逸脱論等)、戦略的人的資源管理論と人的資本価値創造経営論、サステナブル経営論、DMC(ダイナミックマネジリアルケイパビリティ)パースペクティブなどの視点から5回の研究会を開催し、後半は、第2回プログラムとして、「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいてプラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」という統一テーマのもとに、「EVウォーズにおけるトヨタの戦略」、「自動運転技術による新価値創造」、「EVウォーズの統合的分析枠組みとホンダのEV戦略への適用」などについて3回の研究会を開催致しました。 尚、昨年前半の第1回プログラムについてはJSMS(15-2)(近刊)でその特集が組まれ、松田千恵子先生、山﨑京子先生、木村裕斗先生の論文が掲載されます。(なお、JSMS (16-2)(来年3月刊行予定)には他の2つの論文が掲載される予定です。)また、第2回プログラムについては、その特集をJSMS (16-1)(本年9月発行予定)に掲載の予定です。  これを承けて2024年の前半は、同年の第1回プログラムとして、「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント」という統一テーマで数回の研究会を開催致します。ダイバーシティ(・マネジメント)についての研究は、次のいずれにフォーカスするかにより、次の2つに大別されます。   A:「個人の幸福の実現」   B:「企業の競争力/存続能力の強化」  このうち、Aについては経営倫理論、社会的責任論などの分野で研究が進展していますが、Bについての研究は遅れており、「現在、多くの企業では、多様性(ダイバーシティ)が重要視されているが、それをどう経営成果に結びつけていくかについては、暗中模索である」(守島基博、日本経済新聞、2022年11月12日」)という状況にあります。  そして、その主因として考えられるのは、Aがより“普遍的な”価値に関するものであるためによりアプローチしやすかったのに対し、Bは基本的に“状況依存的”であるために、「今日の環境下で企業の競争力/存続能力の強化のためには何が必要か」、したがってまたその実現のためにはいかなるダイバーシティが求められているのか、またそれを実現するにはどうすればよいのか」という形で論理を展開しなくてはならず、それには、戦略、戦略と環境の適合性、戦略と組織の適合性、などを分析に取り込む必要があり、理論化がより困難だったことがあると考えられます。  なお、米国では、プライスウォーターハウスクーパース(PwC)がダイバーシティに関する目標の一部を廃止するなど、多くの企業が「DEI(多様性、公正性=エクイティ、包括性=インクルージョン)」に関する戦略を見直しつつあるとされ、その主因の1つとして、DEIに関する目標が企業の中核的なビジネス目標とどのように関係しているかが示されていないことが指摘されていますが(日本経済新聞、2024年1月26日)これは、上述の「B」についての研究はそれ自体として重要であるのみならず、「A」の研究・実現にとっても不可欠なことを示唆しており、その意義の大きさを示すものと言えます。  また、日本でも、「副業人材相互受け入れ、日立・ソニー、AIや半導体で。多様性で技術革新」という記事がありましたが(日本経済新聞、2024年2月1日)、これなどは、「B」についての研究の必要性をストレートに示すものといえそうです。  そこで本年の前半は、以上のような視点に立つ本研究会のダイバーシティ・マネジメント研究の最初のプログラムとして、次に述べる数回の研究会を開催致します。 2024年度(前半)プログラムの概略  上述の問題意識にもとづき、IoT/AI時代にある日本企業に求められている「競争力/存続能力の強化」のポイント(P)を3点に絞り、それぞれに対するダイバーシティ・マネジメントがいかなるもの(であるべき)かについて検討することとします。 [P1] 創造性/革新性の高い多様な人材が各自の能力を十分に発揮できる組織の形成  これは、IoT/AI時代に限らず、競争力・存続能力の強化のためのもっとも基礎的な対策であり、多様な人材のそれぞれが持てる能力を十分に発揮できる組織の形成を意味します。  なお、先述の「A」(個人の幸福の実現)に関する研究と重なる部分があることに注意が必要です。 [P2] ディジタル人材の育成  これは、IoT/AI時代の競争力/存続能力の強化にとって不可欠な基礎的対策と言えるものです。 [P3] 高い「戦略の構築/転換能力」とその実現のための「資源の構築/転換能力」をもった人材の育成  これは、今日のような環境変化の大きさとその速度が速い時代に対応するための不可欠の能力の構築を意味します。  各回の研究会は以下のとおりです(予定)。 第1回:「ダイバーシティ・マネジメント研究の現況と新展開の方向性」 第2回:「IoT/AI時代の労働(含テレワーク等)及びキャリアの多様性 第3回:「IoT/AI時代のキャリア・ダイバーシティ(仮)」 第4回:「IoT/AI時代のリスキリング(特にディジタル人材)(仮)」 第5回:「IoT/AI時代の多国籍企業と国際人的資源管理におけるダイバーシティ・マネジメント」 第6回:「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント:DMC (Dynamic Managerial Capability)の駆動因となるDRC (Dynamic Resource Capability)の視点からの提起」  なお、本年後半のプログラムは現在検討中ですが、近年、グローバルな「AIへの社会的規制」の動向と「オープンAI」におけるコーポレートガバナンスの混乱などの先端的な問題から自動車業界の「検査不正」などの古典的な問題まで、コーポ―レートガバナンス(論)と企業の社会的責任(論)の関係を問い直す必要が生じているようですので、その問題を候補の1つと考えています。「そういうテーマならぜひとも話したい」という方がおられましたら、ご相談させて頂きたいと思いますので世話人までご連絡ください。 以上

企業革新研究会(2024年 第1回)

日時: 2024年4月6日 @ 2:00 PM – 3:45 PM
場所: ZOOM 開催

2024.3.4 世話人:河合忠彦、西尾弘一 アドバイザー:平松庸一、木村裕斗 次の要領で「企業革新研究会」の本年第1回研究会を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。 日 時: 2024年4月6日(土) 14:00~15:45 (ZOOM開催)                               (報告:70分、コメント・ディスカッション:35分) 報告者・テーマ 1:桑山三恵子(一橋大学 CFO教育研究センター 客員研究員)(40分) テーマ: 「日本企業のダイバーシティの現状と課題ーグループシンクからの脱却の観点から(仮題)」 2:平松 庸一(日本大学 教授)(30分) テーマ: 「ダイナミック(資源)ケイパビリティ論からのダイバーシティへの接近」 コメンテーター&司会: 平松 庸一 研究会の目的・進め方等については、備考をご覧いただきたいと思いますが、本年の前半は、「企業の競争力/存続能力の強化に資するIoT/AI時代のダイバーシティ・マネジメント」という統一テーマで5回の研究会を開催致します。 第2回には、「「IoT時代の働き方(含テレワーク等)及びキャリアの多様性(仮題)」というテーマで高村静先生(中央大学 准教授)にお話しいただく予定です。) 参加御希望の方は学会のホームページから「4月4日までに」参加登録をしてください。 https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/204 登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。 参考文献  《桑山》 ・出見世信之(2014)「利害関係者論から見たダイバーシティ・マネジメント」『日本経営倫理学会誌』21, 33-42頁 ・B.カーズ(2021)「女性取締役が多い銀行は不正が少ない」『Diamond Harvard Business Review』 October 2021, ダイヤモンド社, 10-12頁 ・桑山三恵子(2013)「未来を開くワーク・ライフ・バランス 第2節 女性の社会進出と課題」田中宏司・水尾順一編著『人にやさしい会社ー安全・安心、きずなの経営』白桃書房 ・桑山三恵子(2023)「日本企業のダイバーシティへの進化プロセス」日本経営倫理学会編『経営倫理入門ーサステナビリティ経営をめざして』第Ⅱ部実践的アプローチ編第9章、183-196頁、文眞堂

企業革新研究会(第8回)

日時: 2023年12月23日 @ 4:00 PM – 5:45 PM
場所: ZOOM 開催

2023.11.23 世話人:河合忠彦、西尾弘一 アドバイザー:アドバイザー:平松庸一、木村裕斗   次の要領で「企業革新研究会」の第8回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。 日 時: 2023年12月23日(土) 16:00-17:45 (ZOOM開催)   (報告:60分、コメント:15-20分、その後、全体討議) 報告者:河合 忠彦(筑波大学 名誉教授) テーマ: 「EVウォーズの統合的分析枠組みとそのホンダのEV戦略への適用」(仮題) コメンテーター:小林 英幸(SBI大学院大学 教授) 司会: 西尾 弘一   今回は、第2回プログラム「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいてプラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」の最終回として、上記のテーマについて、河合がご報告致します。 EVウォーズには日本の自動車産業のみならず、日本経済の先行きがかかっているといっても過言ではなさそうですが、日本メーカーの出遅れは否めません。中でもホンダはもっとも大きく出遅れていると見られていますが、他社よりも積極的なガソリン車からの撤退策の提示、ソニーとの合弁会社の設立、中核と見られていたGMとの量産車の共同開発の突然の取りやめ、など何かと話題を提供しています。このようなホンダの参入の遅れの原因の分析と現時点での将来戦略の評価・分析が発表の焦点の1つですが、今回はもう1つのより重要な焦点として、それらの分析で用いるモデル/フレームワークの構築についてお話ししたいと思います。 今回のテーマの対象であるEVウォーズのような“大きな現象”については単一の分析モデル/フレームワークは存在しないのが普通で、“EVウォーズ”もその例にもれませんが、その特定の部分の分析に使えそうなものに、新規参入戦略論、キャズム理論、クリステンセン理論、両刀遣いの理論、CC曲線の理論、プラットフォーム戦略論、などがあります。しかし、それらはいずれもそれぞれの分析目的に対しては優れたモデルですが、いずれも“大きな現象”の特定の部分に特化し、しかも多くは“スタティックな”ものであるために、それらを“持ち寄る”だけでは、激しくかつ急速に変化しつつあるEVウォーズの全体像に迫るには十分ではありません。 ところが、そのような状況を打開する方法として、それらのモデルを一般化し、しかもその際、特定の概念を“共有”させることによってそれらを“連結”する方法(「マルチモデル分析の方法」)が考えられます。今回の発表では、同方法を用い、テスラ、BYD,トヨタなどの事例を参照しつつ、“ビジネスモデル”を共有概念としてEVウォーズのより統合的な分析フレームワークの構築を試み、それを用いてホンダについての分析を行うことにします。 参加御希望の方は学会のホームページから「12月21日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。 https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/200  尚、来年度の企業革新研究会については、第8回研究会でご説明させていだだきますが、本年前半の第2回プログラム「日本企業の“創造性/革新性の欠如”と“現場力の低下”の“並存”の原因とその克服の方法」の成果を踏まえて、「日本企業をより革新的にするためには何をなすべきか」という視点から新たな「統一テーマ」を掲げて数回の連続研究会を開催する予定です。 参考文献   ・河合忠彦 (2012)『ダイナミック競争戦略論・入門―ポーター理論の7つの謎を解いて 学ぶ』(有斐閣)。 ・小林英幸(2023)「EVウォーズにおけるトヨタの戦略」第6回企業革新研究会資料。 ・Kawai, T. (2018). Proposing a theory of dynamic managerial capabilities – For coping with the era of IoT. Journal of Strategic Management Studies,10 (1), 35-52. ・Kawai, T. (2019). A tentative framework of dynamic platform strategy – For the era of GAFA and 5G. Journal of Strategic Management Studies,11 (1), 35-52. ・Kawai, T. (2022). Evaluation of Toyota’s Strategy for Electric Cars in Counteracting Platformers: Based on the Theories of Dynamic Managerial Capabilities and Platformers. Journal of Strategic Management Studies,14 (1), 67-87.

企業革新研究会(第7回)

日時: 2023年11月18日 @ 1:00 PM – 2:45 PM
場所: ZOOM 開催

2023.10.17 世話人:河合忠彦、西尾弘一 アドバイザー:平松庸一、木村裕斗 次の要領で「企業革新研究会」の第7 回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。 日 時: 2023 年11 月18 日(土) 13:00-14:45 (ZOOM 開催) (報告:50 分、コメント:30 分、その後、全体討議) 報告者:西尾 弘一(中央大学経済研究所 客員研究員) テーマ: 「自動運転技術による新価値創造について――日米中欧の比較から見えるもの――」 コメンテーター:柴田 友厚(学習院大学 教授) 司会: 西尾 弘一 本研究会は、第2 回プログラムとして、「トヨタとホンダはEV(とConnected cars)」ウォーズにおいてプラットフォーマー他といかに戦おうとしているのか、その勝算はどこにあるのか」というテーマおよび関連テーマで、3 回連続の研究会を開催致します。 今回、第2 回の研究会では、西尾先生にお話し頂きます。西尾先生には、本研究会の前身の日本企業再生研究会で「日本の自動車メーカーのサービス化戦略―Technology focused Innovation approach から New Value Creation approach への転換」というテーマでお話し頂きましたが、それ以降、海外ではAutonomous をめぐる自動車の進化競争の熾烈化、自動運転車の実装が現実となり、無人タクシーの運用が進んでいます。 これを承け、今回は西尾先生に、CASE 時代における新世代自動車(自動運転)のしくみと、自動車メーカーの「ものづくり」から「新価値共創」への戦略転換を中心にお話しいただく予定です。 また、今回は、コメンテーターの柴田先生に、上記発表に対するコメントに加えて、アーキテクチャー、技術の補完性、両利きの経営などの視点からの先生ご自身のお考えについてもお話しいただく予定です。 (なお、つづく第3 回(12 月中旬予定)では、「EV ウォーズの統合的分析枠組みとそのホンダのEV 戦略への適用」(仮題)について河合がお話しする予定です。) 参加御希望の方は学会のホームページから「11 月16 日までに」参加登録をしてください。登録者リストを作り、ZOOM ミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCC でお知らせします。 https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/198

第36回秋季信頼性シンポジウム

日時: 2023年11月2日 @ 10:30 AM – 5:25 PM
場所: 日本科学技術連盟東高円寺ビルとオンラインのハイブリッド開催

 第36回秋季信頼性シンポジウムを開催いたします。  わが国の産業製品及びシステムは,高いディペンダビリティ技術に支えられ,世界的に高い信用を得ていると思いますが,取りも直さずこれはディペンダビリティ技術に携わっている技術者,研究者あるいは管理者の,日頃の研鑽努力の賜と思います.それらの成果の発表及び意見交換を通じてその技術を更に改善し,関係者全員の技術水準を高めると共に,その技術文化を確立し,それに支えられた良い社会を築くことが重要であります.皆様のご参加を心よりお待ちしております. (日 時) 2023年11月2日(木)(10:30~17:25) (会 場) オンライン(Microsoft Teams使用)と       対面(日科技連東高円寺ビル)でのハイブリッド開催 (主 催) 日本信頼性学会 (後 援) 一般財団法人日本科学技術連盟 (協 賛) 特定非営利活動法人安全工学会,公益社団法人応用物理学会,研究・イノベーション学会,一般社団法人電気学会,一般社団法人電子情報通信学会,公益社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会,一般社団法人日本開発工学会,一般社団法人日本機械学会,公益団法人日本経営工学会,一般社団法人日本シミュレーション学会,一般社団法人日本人間工学会,一般社団法人日本品質管理学会,一般社団法人プロジェクトマネジメント学会,IEEE Reliability Society Japan Joint Chapter ***特別講演***  「X線分光撮像衛星(XRISM)における信頼性向上の取り組み」    前島 弘則 氏    (国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所     X線分光撮像衛星(XRISM)プロジェクトチーム プロジェクトマネージャ) ***招待講演***  「様々な誘電体層における時間依存絶縁破壊の故障メカニズムに関する考察」    門田 靖 氏    (株式会社リコー リコーテクノロジーセンター(日本信頼性学会 前会長)) 詳細はこちらをご覧ください.

産業標準化事業表彰特別シンポジウム

日時: 2023年10月17日 @ 2:30 PM – 5:40 PM
場所: 都市センターホテル コスモスホール, 東京都千代田区平河町2-4-1

ルールテイカーからルールメイカーへ 市場を見据えた標準化活動が国際競争力を高める ~産業標準化事業表彰 特別シンポジウムのご案内~  DXの推進、環境配慮や高齢者アクセス、ジェンダー等への配慮といった多様な価値観への対応などグローバル市場は大きな変化に直面しています。こうした変化に対応し、市場を創出していくためのツールは種々ありますが、標準化は、付加価値の形成、研究成果の社会実装・市場創出のための有力なツールです。  一方で、我が国の標準化活動は、“人材の育成・確保”、“経営戦略と標準化”、“研究開発と標準化”といった観点において、様々な課題を抱えている状況です。  そこで、経済産業省は、標準化が市場の創出及び国際競争力の強化に直結すること、標準化における我が国のプレゼンスの維持・向上に向けて企業やアカデミアの皆様のご協力、ご活躍が重要になることを発信するため、標準化をテーマとしたシンポジウムを開催いたします。  本シンポジウムでは、標準化に関する専門家による講演や、本年度の産業標準化事業表彰受賞者による講演を行うとともに、近年話題となっているAIを題材に、DX×標準化をテーマとしたパネルディスカッションを行う予定としています。  本シンポジウムを通じて、各企業やアカデミア等に所属する皆様の標準化活動の一助となれば幸いです。ぜひ、ご参加ください。なお、当日は会場及びオンライン配信で同時に開催いたします。ご希望の方は、以下からお申し込みください。 開催概要 名称 産業標準化事業表彰特別シンポジウム 日程 2023年 10月 17 日(火) 14:30~17:40(会場受講 14:00開場予定) 会場 都市センターホテル コスモスホール 〒102-0093 東京都千代田区平河町2-4-1 開催形式 ハイブリッド開催(「YouTubeLIVE」で同時配信いたします) 主催 経済産業省 協力 日経ビジネス 定員 200名(先着順) 参加料 無料(事前登録制)  

第3回ケーススタディ研修講座

日時: 2023年10月28日 @ 10:00 AM – 5:10 PM
場所: 新宿住友スカイルーム 47F, 東京都新宿区西新宿2丁目6-1

=== 第3回ケーススタディ研修講座開催案内 ===   ケーススタディ研修講座 のご案内です。 https://sysic.org/news/3585.html ~NTTドコモ顧客管理システムALADINの構造改革に学ぶ~ このケーススタディ研修講座は定員30名(先着順)の有料セミナーですが、会員企業は原則として2名まで無料となります。 非会員の方も参加可能です。 ============================================= 10月28日(土) 10:00~17:10 @ 新宿住友スカイルーム 47F ============================================= 申込はSICイベント参加登録ページ からお願いします。 ———ケーススタディ研修講座 第3回目の狙い————-  本講座では、これまでに社会実装されてきた様々なシステム開発の現場を紐解き、受講生自らがそのイノベーションの現場を疑似体験することで、システム思考やイノベーションに必要な課題解決のスキル・考え方や、協調性・探究心といったマインドセットを体得していただくことを目指します。 ケーススタディ研修講座の第3回目となる今回は、「NTTドコモの顧客管理システムALADIN の構造改革」を取り上げます。 このシステムは、大規模オープン系のCRM(顧客管理)システムとしてNTTドコモのカスタマー業務を支える、日本が誇るべきシステムの一つです。 1990年代後半に構築された初代の顧客管理システムは、運用開始後のシステム肥大化ののち、2000年代の熾烈な携帯電話事業におけるサービスリリースへの追従すべくシステムの構造改革を実施します。 携帯電話の業務、カスタマーサービスを踏まえて、ALADINを理解しつつ、初期版の課題や解決アプローチ、業務や組織の変革を当時のシステム担当者の立場から考え、グループ討論します。  ———— 開催概要————– SICケーススタディ研修講座 「NTTドコモ顧客管理システムALADINの構造改革に学ぶ」 (1) 開催日時  : 2023年10月28日(土) 10:00~17:10 (2) 開催会場  : 新宿住友スカイルーム(新宿駅西口徒歩8分) 東京都新宿区西新宿2丁目6-1新宿住友ビル47F               https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/shinjuku/sankaku/  (3) 定員    : 30名 (定員になり次第、締め切ります。) (4) プログラム概要:   本研修講座は、以下のプログラムに従い講義と演習を実施します。 受講者はシステムイノベーションの疑似体験を通して、その勘所を習得して頂きます。 最後のまとめでは、NTTドコモ様にシステム構築の効果とシステム部門の役割について講義して頂きます。    時刻 内容 担当 1 10:00-10:10 (10分) オープニング 木村英紀  (SIC人財育成協議会主査) 2       10:10-12:00 (110分) 5分休憩を含む     〇講義  「概要」と「初代ALADINの開発」 〇演習1,2  「業務面、システム面で発生する問題を考える」  「顧客サービス向上に向けての課題」 講義/講師:   (株)日立製作所    研究開発グループ・主管研究員     古屋 聡一 (略歴、下記*)    同 ・主任研究員     矢野 浩仁 (略歴、下記**) 演習/グループ討論:    SIC人財育成協議会 3 12:00-13:00 (60分) 昼食休憩   4 13:00-14:15 (75分) 〇講義  「初代ALADIN運用後の発生した課題」 〇演習3  「システム改修スピードの向上」 講義/講師・演習/グループ討論      同上 5 14:15-14:30 (15分) 休憩     6 14:30-16:20 (110分) 15分休憩を含む 〇講義  「ALADINの構造改革」 〇演習4  「システムスリム化による変化」 講義/講師・演習/グループ討論      同上 7   16:20-17:00 (40分) 〇講義  「構造改革の効果と、情報システム部役割の変化」 講義/講師:  (株)NTTドコモ    情報システム部・担当課長     前山雄大 (略歴、下記***) 8 17:00-17:10 […]

第71回 (2023年秋季) 全国研究発表大会

日時: 2023年11月18日 – 2023年11月19日 終日
場所: 東北大学 青葉山キャンパス, 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6

第71回(2023年秋季) 全国研究発表大会の詳細  会員の皆様には、時下益々ご清祥こととお慶び申し上げます。さて、日本経営システム学会第71回全国研究発表大会が2023年11月18日(土)、19日(日)に開催されます。多くの会員の皆さまのご参加およびご発表を心よりお待ちしております。                     記 開 催 日:2023年11月18日(土)、19日(日) 主 催 校:東北大学 青葉山キャンパス      〒980-8579 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉6-6      交通アクセス https://www.eng.tohoku.ac.jp/map/access.html      JAMS NEWS No.154(pdf形式) 開催形式:対面での実施 連 絡 先:実行委員長 東北大学 石田修一      E-mail:shuichi.ishida.e6@tohoku.ac.jp 主  催:日本経営システム学会 統一論題:「シネシスと経営システム」 基調講演:「シネシスと経営システム(仮)」           東北大学大学院工学研究科技術社会システム専攻 専攻長、教授 高橋 信 氏 参 加 費:会員5,000円、学生会員3,000円、協賛学会員・同学生会員はそれぞれ会員・学生会員と同額、非会員6,000円、非会員学生4,000円(当日支払は各1,000円高)      ※参加人数の事前把握と受付混雑緩和のため、事前の参加申込へのご協力をお願いいたします。 その他詳細は,HPをご覧ください.