公開シンポジウム「数理・データサイエンス・ 時代における 統計科学の教育及び研究について」

日時: 2023年2月17日 @ 1:30 PM – 3:30 PM
場所: ハイブリッド開催(日本学術会議講堂、オンライン)

 本格的なデータの時代を迎えて、特に日本で関連の研究人材および高度専門職人材が不足している中で、コンピュータサイエンス・数理科学・統計科学を融合した数理・データサイエンス・AI 教育の体系化が構築されつつある。  本シンポジウムでは、統計科学の観点から、教育および研究に関する現状と課題、国際動向、展望を多様な角度から議論し、社会発信の場とする。 開催日時 令和5年(2023年)2月17日(金)13:30~15:30 開催地 ハイブリッド開催(日本学術会議講堂、オンライン) 対象 どなたでもご参加いただけます。 プログラム  総合司会 渡辺 美智子(日本学術会議連携会員、立正大学データサイエンス学部教授) 13:30 開会挨拶及び趣旨説明  竹村 彰通(日本学術会議連携会員、滋賀大学長) 13:45 講演Ⅰ『機械学習分野における研究・人材育成の動向と課題』  杉山 将(理化学研究所 革新知能統合研究センター センター長、東京大学 大学院新領域創成科学研究科複雑理工学専攻 教授) 14:15 講演Ⅱ『国際および国内産業界における統計的手法を活用した問題解決手法・シックスシグマ(Six Sigma)の現状~統計プロフェッショナル育成と国際認証に関する課題と展望を踏まえて~』  石山 一雄(ISO TC69 統計的方法の応用/SC7シックスシグマ日本代表委員、ISO TC69/SC7・SC8国内合同委員会副査、中国質量協会シックスシグマ管理推進工作委員会専門家委員) 14:45 総合討論  司会 青嶋 誠(日本学術会議連携会員、筑波大学数理物質系教授)  1 石山 一雄(ISO TC69 統計的方法の応用 /SC7シックスシグマ日本代表委員)  2 戸谷 圭子(日本学術会議連携会員、明治大学専門職大学院グローバルビジネス研究科教授)  3 中谷 多哉子(放送大学情報コース教授)  4 竹村 彰通(日本学術会議連携会員、滋賀大学長) 15:25 閉会挨拶  栗木 哲(日本学術会議連携会員、情報・システム研究機構統計数理研究所教授)  申し込み方法 下記リンク先よりお申し込みください。 申し込みページへのリンク お問い合わせ先 渡辺美智子(立正大学教授)e-mail:mwata*ris.ac.jp(送信の際には*を@に変えてください) 備考 主催:日本学術会議数理科学委員会数理統計学分科会、数理科学委員会数学教育分科会、数理科学委員会数学分科会 共催:統計関連学会連合、特定非営利活動法人横断型基幹科学技術研究団体連合、一般財団法人統計質保証推進協会 後援(予定を含む):一般社団法人日本統計学会、応用統計学会、一般社団法人人工知能学会、一般社団法人情報処理学会、日本行動計量学会、一般社団法人日本数学会、公益財団法人日本数学教育学会、一般社団法人日本経済学会、一般社団法人社会情報学会、一般社団法人経営情報学会、一般社団法人日本品質管理学会、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構統計数理研究所

学術フォーラム「地球規模のリスクに立ち向かう地域研究 ウクライナ危機に多角的に迫る」

日時: 2022年12月10日 @ 2:00 PM – 5:00 PM
場所: 日本学術会議講堂 オンライン配信あり, 東京都港区六本木7-22-34

 令和4(2022)年2月24日のロシアによるウクライナ侵攻は、現地の人びとのくらしを破壊するだけでなく、地球規模での混乱をもたらしました。8ヶ月が過ぎようとする現時点でも解決の見通しはまだありません。混迷する世界をどのように理解したら良いのでしょうか。本フォーラムでは、コンパクトな解説をいくつも積み上げていきます。日頃、解説されている事象の背後にあることを前景化し、画面を入れ替えるように、総合的に現代世界に接近してみましょう。 開催日時 2022年12月10日(土)14:00~17:00 開催地 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) オンライン配信あり 対象 どなたでも参加いただけます。 定員 日本学術会議の講堂で参加希望の場合は人数調整が必要になります。 参加費 無料 プログラム 14:00 挨拶・趣旨説明  小長谷 有紀(日本学術会議第一部会員、独立行政法人日本学術振興会・監事) 14:05 ソ連帝国の複雑な影:ロシア・ウクライナ・中央アジア  宇山 智彦(日本学術会議第一部会員、北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター・教授) 14:20 ロシアから見たウクライナ報道  藤原 潤子(神戸市外国語大学・准教授) 14:35 ロシア・ウクライナ紛争下におけるユダヤ・ファクターの変遷  赤尾 光春(国立民族学博物館・特任助教) 14:50 中国の戸惑いと東アジア情勢への影響  川島 真(日本学術会議連携会員、東京大学大学院総合文化研究科・教授) 15:05 インド :「漁夫の利」戦略の展開とクアッドへの影響  中溝 和弥(日本学術会議連携会員、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科・教授) 15:20 地政学的変化の中のトルコ外交  澤江 史子(上智大学総合グローバル学部・教授) (休憩 10分) 15:45 EUとNATOから見たロシア・ウクライナ戦争  東野 篤子(筑波大学人文社会系・教授) 16:00 アフリカ諸国の複雑な態度の背景にあるもの  武内 進一(東京外国語大学現代アフリカ地域研究センター・教授/第一部元連携会員) 16:15 21世紀の紛争と難民受け入れ政策の変化  錦田 愛子(慶應義塾大学法学部・准教授) 16:30 総合討論  司 会:小長谷 有紀  討論者:田辺 新一(日本学術会議第三部会員、早稲田大学創造理工学部・教授)      栗田 抄苗(一般財団法人日本エネルギー経済研究所・研究主幹) 16:55 閉会挨拶  春山 成子(日本学術会議第三部会員、三重大学・名誉教授)  申込み 以下のリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク  お問い合わせ 内容に関するお問い合わせ:  地域研究委員会委員長 小長谷有紀 E-mail : yuki-konagaya(a)jsps.go.jp ※(a) を@ にしてお送りください。 その他お問い合わせ:  日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当  電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議 企画:地域研究委員会・地域研究基盤強化分科会 共催:JCASA(地域研究学会連絡協議会) 協力:JCAS(地域研究コンソーシアム)

学術フォーラム「安心感への多面的アプローチ」

日時: 2022年11月5日 @ 1:00 PM – 5:10 PM
場所: オンライン開催(Zoomウェビナー)

開催日時 2022年11月 5日(土)13:00~17:10 開催地 オンライン開催(Zoomウェビナー) 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 参加費 無料 プログラム  司会:辻  佳子(日本学術会議連携会員、東京大学環境安全研究センター教授)    大倉 典子(日本学術会議第三部会員、芝浦工業大学名誉教授・SIT 総合研究所特任教授) 13:00 開会挨拶  吉村 忍(日本学術会議第三部長、東京大学副学長、大学院工学系研究科教授) 13:10 講演 「ソーシャルメディアと安心感」  遠藤 薫(日本学術会議連携会員、学習院大学法学部政治学科教授) 13:40 講演 「医薬品と安心感」  土屋 文人(元日本薬剤師会副会長、元国際医療福祉大学教授) 14:10 講演 「AI と安心感」  佐倉 統(日本学術会議特任連携会員、東京大学大学院情報学環教授) 14:40 講演 「情報学から見たつながりと変化と安心感」  柴山 悦哉(日本学術会議連携会員、東京大学情報基盤センター教授) 15:10 講演 「道路交通における自動運転と安心感」  須田 義大(日本学術会議連携会員、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構長、生産技術研究所教授) 15:40 講演 「安心感モデルの適用」  庄司 裕子(日本学術会議連携会員、中央大学理工学部教授) 16:10 休憩 16:20 パネル討論  モデレータ:大倉 典子(日本学術会議第三部会員、芝浦工業大学名誉教授・SIT 総合研究所特任教授)  パネリスト:講演者、辻 佳子(日本学術会議連携会員、東京大学環境安全研究センター教授) 17:00 閉会挨拶  須田 義大(日本学術会議連携会員、東京大学モビリティ・イノベーション連携研究機構長、生産技術研究所教授)  申込み 以下のリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへ  お問い合わせ先 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議 共催:日本感性工学会 協賛:自動車技術会

防災学術連携体 特別シンポジウム

日時: 2022年10月22日 @ 6:15 PM – 7:40 PM
場所: Zoom ウェビナーによるオンライン開催

自然災害を取り巻く環境の変化-防災科学の果たす多様な役割- 関連シンポジウム:自然災害を取り巻く環境の変化-防災科学の果たす役割-(2022年10月22日16時30分~) 日時:令和 4 年 10 月 22 日(土)18 時 15 分~ 19 時 40 分 場所:Zoom ウェビナーによるオンライン開催 主催:(一社)防災学術連携体 参加申込: https://ws.formzu.net/fgen/S55101142/ 自然災害を取り巻く環境が変化しています。時代とともに、災害の要因だけでなく、災害を受ける社会も急激に変わっています。地球温暖化、地形の改変、計画性のない都市のスプロール化、生物多様性の喪失、森林の荒廃など、多くの変化が顕れています。 近年、環境の変化もあり、自然災害と感染症との複合災害、線状降水帯の頻発化、熱海の盛土崩落による土石流、トンガの火山噴火と津波、日本の海底火山の噴火と軽石の漂流など、新たな多様なハザード(危機)と災害が出現しています。また、新たに検討されている日本海溝・千島海溝周辺型地震では、寒冷で平坦で人口密度の低い土地における津波・地震対策が課題になっています。防災に関わる学協会は出現した多様なハザードへの備えという重大な課題に直面しています。 自然災害を取り巻く環境が変化する中で、防災科学が果たすべき役割に焦点を当てて、多様な視点から広く意見交換をしたいと思います。 ご案内PDF 司会 永野正行(防災学術連携体幹事)、山本佳世子(防災学術連携体幹事) 18:15 開会 趣旨説明 米田雅子(防災学術連携体幹事、東京工業大学特任教授) 18:20 講演 日本古生物学会・日本第四紀学会:熱海の盛土崩落の原因に関する地球科学的研究 北村晃寿 日本応用地質学会:地球温暖化対策の再生可能エネルギ開発に伴う土砂災害の増加にどう対処するか 稲垣秀輝 日本活断層学会:阪神淡路大震災から四半世紀:活断層をめぐる状況 鈴木康弘 日本地震工学会:津波に対してレジリエントなまちづくりにおける堤防のあり方(仮) 有川太郎 日本地図学会:場に刻まれた自然災害記録の空間科学的展開-地図化による人と災害の関わりの可視化 黒木貴一 水文・水資源学会:気象制御へむけた制御容易性・被害低減効果の定量化研究 小槻峻司 日本地理学会:防災につながる地理的知識の普及に向けて(仮) 八反地剛 日本災害医学会:寒冷地・豪雪地帯における災害対応トレーニング 藤原弘之 19:40 閉会挨拶 渦岡良介(防災学術連携体副代表幹事)

第14回防災学術連携シンポジウム: 防災こくたい2022

日時: 2022年10月22日 @ 4:30 PM – 6:00 PM
場所: Zoom ウェビナーによるオンライン開催

自然災害を取り巻く環境の変化-防災科学の果たす役割- 関連シンポジウム:自然災害を取り巻く環境の変化-防災科学の果たす多様な役割-(2022年10月22日18時15分~) 日時:令和 4 年 10 月 22 日(土)16 時 30 分から 18 時 00 分 場所:Zoom ウェビナーによるオンライン開催 主催:日本学術会議 防災減災学術連携委員会 共催:(一社)防災学術連携体 参加申込:https://ws.formzu.net/fgen/S52194688/ 自然災害を取り巻く環境が変化しています。時代とともに、災害の要因だけでなく、災害を受ける社会も急激に変わっています。地球温暖化、地形の改変、計画性のない都市のスプロール化、生物多様性の喪失、森林の荒廃など、多くの変化が顕れています。 「人新世」という概念が、地質学会などで検討されています。人類の活動は飛躍的に拡大し、一人当たりの環境負荷は増大し、爆発的に増加した人口との相乗効果により、地球の環境は改変されています。 COP26 など地球温暖化に関する国際的な枠組みが本格的に議論されている現在、このような大きな時代認識を踏まえて、自然災害を取り巻く環境の変化と、その対応を議論するのは意義あることと考えます。 近年、環境の変化もあり、自然災害と感染症との複合災害、線状降水帯の頻発化、熱海の盛土崩落による土石流、トンガの火山噴火と津波、日本の海底火山の噴火と軽石の漂流など、新たな多様なハザード(危機)と災害が出現しています。また、新たに検討されている日本海溝・千島海溝周辺型地震では、寒冷で平坦で人口密度の低い土地における津波・地震対策が課題になっています。防災に関わる学協会は出現した多様なハザードへの備えという重大な課題に直面しています。 自然災害を取り巻く環境が変化する中で、防災科学が果たすべき役割に焦点を当てて、広く意見交換をしたいと思います。 ご案内PDF 司会 永野正行(日本学術会議連携会員、防災学術連携体幹事)、田村和夫(日本学術会議連携会員、防災学術連携体幹事) 16:30 開会 趣旨説明 山本佳世子(日本学術会議連携会員、防災学術連携体幹事) 16:40 基調講演:「人類の活動による環境変化と災害の多様化」 米田雅子 (日本学術会議第三部会員、防災減災学術連携委員会委員長) 16:50 講演 日本気象学会:線状降水帯 : その実態と予測精度向上にむけた学官連携 安田珠幾 砂防学会:気候変動や森林荒廃に伴う土砂災害の被害軽減に向けて 小杉賢一朗 日本建築学会:流域治水に資するレジリエントな建築環境の構築 長谷川兼一 農業農村工学会:農業・農村の強靱化に貢献する農村防災技術 後藤高広 日本自然災害学会:だれもが参加しやすい避難訓練 矢守克也 17:40 質疑応答 18:00 閉会挨拶 目黒公郎(防災学術連携体副代表幹事)

公開シンポジウム「自然災害を取り巻く環境の変化―防災科学の果たす役割―」

日時: 2022年10月22日 @ 4:30 PM – 6:00 PM
場所: Zoomウェビナーによるオンライン開催

 自然災害を取り巻く環境が変化しています。時代とともに、災害の要因だけでなく、災害を受ける社会も急激に変わっています。地球温暖化、地形の改変、計画性のない都市のスプロール化、生物多様性の喪失、森林の荒廃など、多くの変化が顕れています。「人新世」という概念が、地質学会などで検討されています。人類の活動は飛躍的に拡大し、一人当たりの環境負荷は増大し、爆発的に増加した人口との相乗効果により、地球の環境は改変されています。 COP26 など地球温暖化に関する国際的な枠組みが本格的に議論されている現在、このような大きな時代認識を踏まえて、自然災害を取り巻く環境の変化と、その対応を議論するのは意義あることと考えます。  近年、環境の変化もあり、自然災害と感染症との複合災害、線状降水帯の頻発化、熱海の盛土崩落による土石流、トンガの火山噴火と津波、日本の海底火山の噴火と軽石の漂流など、新たな多様なハザード(危機)と災害が出現しています。また、新たに検討されている日本海溝・千島海溝周辺型地震では、寒冷で平坦で人口密度の低い土地における津波・地震対策が課題になっています。防災に関わる学協会は出現した多様なハザードへの備えという重大な課題に直面しています。  自然災害を取り巻く環境が変化する中で、防災科学が果たすべき役割に焦点を当てて、広く意見交換をしたいと思います。 開催日時 2022/10/22(土)16:30-18:00 開催地 Zoomウェビナーによるオンライン開催 定員 1000名(Zoomウェビナー) プログラム  司会 永野正行(日本学術会議連携会員、防災学術連携体幹事)     田村和夫(日本学術会議連携会員、防災学術連携体幹事) 16:30-16:40 趣旨説明  山本佳世子(日本学術会議連携会員、防災学術連携体幹事) 16:40-16:50 【基調講演】  人類の活動による環境変化と災害の多様化  米田雅子(日本学術会議第三部会員、防災減災学術連携委員会委員長) 16:50-17:40 「自然災害を取り巻く環境の変化と防災科学の果たす役割」に関する発表  16:50 線状降水帯 : その実態と予測精度向上にむけた学官連携   日本気象学会 安田珠幾  17:00 気候変動や森林荒廃に伴う土砂災害の被害軽減に向けて   砂防学会 小杉賢一朗  17:10 流域治水に資するレジリエントな建築環境の構築   日本建築学会 長谷川兼一  17:20 農業・農村の強靱化に貢献する農村防災技術   農業農村工学会 後藤高広  17:30 だれもが参加しやすい避難訓練   日本自然災害学会 矢守克也 17:40-18:00 質疑応答 18:00 閉会挨拶  目黒公郎(防災学術連携体副代表幹事)  参加申込 参加費無料・事前申込要 下記フォームからお申込みください。 申し込みフォームへのリンク  問い合わせ 一般社団法人 防災学術連携体 TEL:03-3830-0188 Mail: office*janet-dr.com(送信の際には*を@に変えてください) 備考 主催:日本学術会議 防災減災学術連携委員会 共催:(一社)防災学術連携体

学術フォーラム「性差研究に基づく科学技術・イノベーション」

日時: 2022年9月8日 @ 1:00 PM – 4:30 PM
場所: オンライン開催

 近年、性差を科学の重要な要因と捉え、研究と科学技術イノベーションの質の向上を目指す動きが欧米で始まり、世界中に展開されるようになってきた。国内においても、「第5次男女共同参画基本計画」及び「第6期科学技術・イノベーション基本計画」でその必要性が記されている。  特に、新型コロナウイルス感染症の拡大により性差をはじめとする人の特性に関する問題が大きな課題を生んでいる。新型コロナウイルス感染症の診断で使われるパルスオキシメーターは肌の色によってその感度が異なり、またオンラインの普及とともに一般的に使用されるようになった顔認証は、性別と人種によってその認識率が大きく異なる。これらの問題は、性差をはじめとするあらゆる人の特性を研究開発に取り込む必要性を提示している。このように、性差をめぐるさまざまな観点から研究と科学技術・イノベーションを見直し、あらゆる分野で性差研究の必要性を共有することが求められている。  第25期日本学術会議では、男女共同参画分科会と性差に基づく科学技術イノベーションの検討小分科会にて、本テーマに関する議論を蓄積してきたが、市民等多くの関係者を交えた議論と共有が必要である。  本フォーラムは、性差研究の提唱者であり人の特性差をあらゆる研究に組み込むことの必要性を訴えてきた Londa Shiebinber 教授の基調講演を行うとともに、人文・社会科学、生命科学、理学・工学における性差研究の話題提供を行い、新型コロナウイルス感染症の拡大により顕在化した問題について議論し、科学技術イノベーションの在り方をパネル討論で議論する。 開催日時 2022年 9月 8日(木)13:00~16:30 開催地 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)オンライン配信あり 対象 どなたでも参加いただけます。 定員 日本学術会議の講堂での参加希望については、定員になり次第締め切らせていただきます。 参加費 無料 プログラム  総合司会安田仁奈(日本学術会議連携会員、東京大学教授) 13:00-13:05 開会の挨拶 望月眞弓(日本学術会議副会長、慶應義塾大学名誉教授) 13:05-13:15 趣旨説明 渡辺美代子(日本学術会議連携会員、科学技術振興機構シニアフェロー) 13:15-14:15 基調講演 「Gendered Innovations」 Londa Shiebinger(スタンフォード大学教授) 14:15-14:35 講演1 「AIにおける公平性」 上田修功(日本学術会議連携会員、日本電信電話株式会社NTTコミュニケーション科学基礎研究所NTTフェロー) 14:35-14:55 講演2 「循環器系の性差と対応」 下川宏明(国際医療福祉大学 副大学院長) 《休憩 15分》 15:10-15:30 講演3 「ジェンダー統計の必要性」 河野銀子(日本学術会議連携会員、山形大学教授) 15:30-16:20 パネルディスカッション 「性差研究はイノベーションを創り出すか」 ファシリテーター:渡辺美代子 パネリスト:上記講演者 髙瀨堅吉(日本学術会議連携会員、中央大学教授) 羽生祥子(日経XWoman 編集委員) コメンテーター: 伊藤公雄(日本学術会議連携会員、京都産業大学客員教授) 能瀬さやか(日本学術会議特任連携会員、東京大学医学部附属病院特任講師) 野尻美保子(日本学術会議第三部会員、高エネルギー加速器研究機構教授) 16:20-16:30 閉会の挨拶 名越澄子(日本学術会議第二部会員、埼玉医科大学教授)  申込み 日本学術会議講堂で参加希望については、定員になり次第締め切らせていただきます。 定員超過の際はオンライン参加となります。 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク  お問い合わせ先 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議

学術フォーラム「コロナ禍を共に生きる#8 コロナパンデミックが顕在化させた「働くこと」の諸課題は人口問題にどう影響するか?」

日時: 2022年9月2日 @ 1:00 PM – 4:40 PM
場所: オンライン開催

 2019年末に始まったコロナ・パンデミックは、すでに2年以上をへて、いまだ収束しない。コロナ・パンデミックによる人口動態への直接的な影響は今後の分析を待たざるを得ないが、社会内の様々な格差が顕在化することによる間接的な影響が危惧される。中でも大きなものが、そもそも不安定な立場におかれた人びとの労働状況が、コロナ・パンデミックによって、エッセンシャルワーカーへの過大な労働需要と、サービス関連産業における雇用削減の両面から、いっそう悪化するのではないかという危惧である。本フォーラムでは、「働くこと」の問題を中心に、コロナ・パンデミック以降の社会における人口縮小社会の課題解決に向けて、緊迫する国際情勢や移民問題も視野に入れつつ、多面的な検討を行う。 開催日時 2022年9月2日(金)13:00~16:40 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 参加費 無料 プログラム 総合司会:遠藤 薫 13:00~14:40 開催趣旨説明 遠藤 薫(日本学術会議連携会員、人口縮小社会における課題解決のための検討委員会委員長、学習院大学教授) 講演 「コロナ・パンデミックと人口問題」 金子 隆一(日本学術会議連携会員、人口縮小社会における課題解決のための検討委員会副委員長、明治大学特任教授) 「ワークライフバランスと人口問題」 三成 美保(日本学術会議連携会員、追手門学院大学教授、奈良女子大学名誉教授) 「コロナ・パンデミックが明らかにした労働のジェンダー格差」 白波瀬 佐和子(日本学術会議会員、東京大学教授) 「コロナ・パンデミックと健康格差」 近藤 尚己(京都大学教授) 14:40~14:50 〔休憩〕 14:50~16:10 パネル・ディスカッション 司会 大沢 眞理(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授) パネリスト 伊藤 公雄(日本学術会議連携会員、京都産業大学客員教授) 武石 恵美子(日本学術会議連携会員、人口縮小社会における課題解決のための検討委員会幹事、法政大学教授) 石原 理(日本学術会議特任連携会員、人口縮小社会における課題解決のための検討委員会幹事、女子栄養大学教授) 馬奈木 俊介(日本学術会議会員、九州大学教授) 16:10~16:30 全体討論 16:30~16:40 閉会の挨拶 望月眞弓(日本学術会議副会長、慶應義塾大学名誉教授)  申込み 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク  お問い合わせ先 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当   電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議

学術フォーラム「国際基礎科学年~持続可能な世界のために」

日時: 2022年7月29日 @ 12:30 PM – 5:55 PM
場所: 日本学術会議講堂(オンライン配信あり)

 2022年は持続的発展のための国際基礎科学年である。日本学術会議は、IYBSSDの国際諮問委員会に参加し、国内で IYBSSD の趣旨を周知する責任を負っている。  この学術フォーラムでは、持続的発展のための基礎科学の重要性や、科学研究を行う上での規範、イノベーションへのインパクト、グローバルな環境問題解決の必要性、市民参加、市民との対話の重要性等について議論する。 登壇者のプロフィールはこちら 開催日時 2022年7月29日(金)12:30~17:55 開催地 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) (オンライン配信あり) 対象 どなたでも参加いただけます。 参加費 無料 プログラム 総合司会 谷口真人(日本学術会議連携会員、総合地球環境学研究所副所長) 12:30~13:00 挨拶 梶田 隆章(日本学術会議会長・東京大学宇宙線研究所教授) 趣旨説明 内閣府 篠原 弘道(日本経済団体連合会副会長・NTT会長) 文部科学省 塩崎 正晴(国立研究開発法人 科学技術振興機構理事) 小谷 元子(日本学術会議連携会員、ISC次期会長) 13:30~14:40 セッション1「基礎科学と私たちの暮らし」 司会:古屋敷 智之(日本学術会議連携会員、臨床医学委員会脳とこころ分科会、神戸大学医学研究科教授)    上村 みどり(日本学術会議連携会員、化学委員会・物理学委員会合同結晶学分科会、CBI研究機構量子構造生命科学研究所所長) [講演]  田中 啓二(日本学術会議連携会員・公益財団法人東京都医学総合研究所理事長) 「基礎研究余話:「役に立たない研究」と「役に立つ研究」」  藤田 誠(東京大学大学院工学系研究科卓越教授) 「持続的社会と科学リテラシー」  長我部 信行(日立製作所コネクティブインダストリーズ事業統括本部) 「基礎科学とイノベーション」  長井 志江(東京大学ニューロインテリジェンス国際研究機構特任教授) 「人工知能が拓くインクルーシブ社会」  一ノ瀬 正樹(日本学術会議連携会員・東京大学名誉教授・武蔵野大学教授) 「科学技術をめぐる事実と規範-推進と抑制のゆらぎ-」 [10分休憩] 14:50~15:30 総合討論 I 「発展する社会と基礎科学」 モデレーター :滝 順一(日本経済新聞編集局総合解説センター編集委員) コメンテーター:渋澤 健(シブサワ・アンド・カンパニー 代表取締役)         「基礎科学と新しい資本主義」 パネリスト  : 第一セッション講演者         青木 玲子(日本学術会議連携会員・公正取引委員会委員) [15分休憩] 15:45~17:00 セッション2「科学と市民の共創」 司会:酒井 章子(日本学術会議連携会員、統合生物学委員会生態科学分科会、京都大学生態学研究センター教授)    氷見山 幸夫(日本学術会議連携会員、地球惑星科学委員会IGU分科会、北海道大学名誉教授) [講演]  駒井 章治(東京国際工科専門職大学工科学部教授) 「自省と対話–相互理解のために–」  原 有穂(Friday for future Japan) 「COP26で気付いた気候危機の根本的な問題点」  北島 薫(日本学術会議第二部会員・京都大学農学研究科教授) 「生物多様性と人:里山、奥山、そして地球」  小林 佳世子(南山大学経済学部准教授) 「共感からみたヒトという生き物の謎と社会の仕組み」 [10分休憩] 17:10~17:55 総合討論 II 「科学を私たちの力に」 モデレーター:高橋 真理子(ジャーナリスト、元朝日新聞科学コーディネーター) パネリスト :第二セッション登壇者、小谷元子、梶田隆章 閉会挨拶  野尻 美保子(日本学術会議第三部会員・「持続的発展のための国際基礎科学年」連絡会議 世話人)  申込み 現地参加は申込先着順です。 定員超過の際はオンラインとなります。オンライン参加の定員制限はありません。 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク  お問い合わせ先 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議 後催:内閣府、文部科学省、一般社団法人 日本経済団体連合会、国立研究開発法人 科学技術振興機構