公開シンポジウム(オンラインシンポジウムシリーズ)「地球の未来を切り拓く―育種学の役割―」

日時: 2022年7月7日 @ 3:00 PM – 5:00 PM
場所: オンライン配信

 育種学は育種に関する技術開発と原理の追求を通じて、持続的な社会の実現を目指す学問分野です。SDGsには「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」「気候変動に具体的な対策を」等の目標が掲げられています。一方、人口増加・地球温暖化・紛争等による食糧生産を取り巻く状況は不安定化しています。育種学や関連する農学分野がこのような現状の打開にどのように貢献できるのかは、産官学の垣根を越えて中長期的な視点で考えてゆかなければならない大きな課題です。また、育種学の将来を担う若い世代とともに考えたい問題でもあります。 日本学術会議育種学分科会および日本育種学会では、オンラインシンポジウムシリーズ「地球の未来を切り拓く―育種学の役割―」を開催します。このシンポジウムシリーズでは多様な専門分野の講師をお招きし、農業や社会をとりまく国内外の状況について話題提供していただきます。シンポジウム後のパネルディスカッションでは、育種学やその関連分野がどう持続的な社会の実現に貢献するかを考えます。 開催日時 2022/7/7(木)15:00~17:00 開催地 オンライン配信 対象 どなたでも 定員 500名 プログラム 15:00 開会の挨拶及び趣旨の説明  経塚 淳子(日本学術会議第二部会員、東北大学生命科学研究科教授)  加藤 鎌司(一般社団法人日本育種学会会長) 15:10 第1セッション「講演会」  総合司会 最相 大輔(岡山大学資源植物科学研究所准教授)  「国際社会の中での日本農業:国連食糧農業機関(FAO)、国際貿易機関(WTO)、生物多様性条約(CBD)での議論を俯瞰して」  八木 信行(日本学術会議連携会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授) 16:00 休憩 16:10 第2セッション「パネルディスカッション」  総合司会 佐藤 豊(日本学術会議連携会員、大学共同利用機関情報・システム研究機構国立遺伝学研究所教授)  八木 信行(日本学術会議連携会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)  磯部 祥子(公益財団法人かずさDNA研究所先端研究開発部室長)  最相 大輔(岡山大学資源植物科学研究所准教授)  辻本 壽 (日本学術会議連携会員、鳥取大学乾燥地研究センター教授)  内藤 健 (農業・食品産業技術総合研究機構、遺伝資源研究センター上級研究員)  吉田 薫(日本学術会議連携会員、東京大学大学院農学生命科学研究科特任教授) 16:50 閉会の挨拶  堤 伸浩 (日本学術会議連携会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授)  申込み 参加費無料・要事前申込 以下のリンク先にある申込フォームより登録 申し込みフォームへのリンク Zoomウェビナーの最大視聴人数に達し次第締切 ※登録完了後、ウェビナー視聴案内のメールが届きます。  問い合わせ 佐藤豊(大学共同利用機関情報・システム研究機構国立遺伝学研究所) E mail yusato*nig.ac.jp(送信の際は*を@に変更してください。) 備考 主催:日本学術会議農学委員会育種学分科会 共催:一般社団法人 日本育種学会

学術フォーラム「国難級災害を乗り越えるためのレジリエンス確保のあり方」

日時: 2022年7月7日 @ 1:30 PM – 5:00 PM
場所: 日本学術会議講堂 オンライン配信あり, 東京都港区六本木7-22-34

 21世紀前半に発生が確実視される超巨大災害を乗り越えるために、関連するさまざまな学術分野の知見を統合し、残された時間の中で何をすべきか、発災後に何をすべきかについて、今期中の提言の検討に向けて、学術の見地から国難級災害を乗り越える俯瞰的な戦略と実行可能な具体的方策を考える。 開催日時 2022年7月7日(木)13:30~17:00 開催地 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) オンライン配信あり 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 参加費 無料 プログラム Ⅰ.フォ-ラムの主旨説明 13:30 林 春男(日本学術会議連携会員、国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長) Ⅱ.各パネリストの論点紹介 1.レジリエンスを知る 13:40 山崎 律子(国立研究開発法人防災科学技術研究所企画部次長、元UNDRRプログラム管理官) 2.どんなことが起きるのか 13:50 ① 国難級災害:南海トラフ地震・首都直下地震・富士山噴火に関する最新知見 山岡 耕春(日本学術会議連携会員、名古屋大学環境学研究科教授) 14:00 ② 国難級災害の歴史:安政の南海トラフ地震・江戸地震が与えた影響 杉森 玲子(東京大学史料編纂所教授) 3.どんな備えがなされているのか~ハードとソフトでの維持からスマートへ~ 14:10 ① インフラの高度化:ハードインフラのサービス機能の維持 多々納 裕一(日本学術会議連携会員、京都大学防災研究所社会防災研究部門教授) 14:20 ② 分野を超えた知の統合によるスマート社会の実現 大西 隆(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授) 14:30 ~休憩~ 4.国難級災害を乗り越えるとはどんなことか~こわれない仕組みとは何か 14: 40 ① ウェルビーイング:ひとりひとりがこわれない 江川 新一(東北大学災害科学国際研究所教授) 14: 50 ② 自律分散協調社会:社会のあり方を変える 小池 俊雄(日本学術会議第三部会員、国立研究開発法人土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)センター長、東京大学名誉教授、政策研究大学院大学連携教授) 15:00 ③ プラネタリーヘルス:地球を守ってヒトを守る 渡辺 知保( 日本学術会議連携会員、長崎大学学長特別補佐(プラネタリー・ヘルス担当)、大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科教授) 5.そのために何をすべきか~柔軟さとしなやかさ~ 15:10 ① Transformative Capacity:本業を通じた社会課題の解決 三浦 仁美( 積水化学工業(株)ESG経営推進部 担当部長) 15:20 ② Transnational Resilience:コロナに学ぶ 廣木 謙三( 政策研究大学院大学教授) 15:30 ~休憩~ Ⅲ.パネルディスカッション(参加者との質疑応答含む) 15:40 モデレータ: 寶 馨(日本学術会議連携会員、京都大学名誉教授、京都大学防災研究所 特任教授)  申込み 現地参加の定員は130名(申込先着順)です。 定員超過の際はオンラインとなります。オンライン参加の定員制限はありません。 以下のページのリンク先よりお申込みください。 参加登録ページへのリンク  お問い合わせ先 内容に関するお問い合わせ:防災科学技術研究所 防災減災連携研究ハブ事務局 メール: info-jhop(a)bosai.go.jp ※(a)を@にしてお送りください。 その他お問い合わせ:日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295 備考 主催:日本学術会議 共催:土木工学・建築学委員会IRDR分科会 後催:防災減災連携研究ハブ(Japan Hub of Disaster Resilience Partners (JHoP))

2022年SIC学術協議会特別講義第3回

日時: 2022年6月22日 @ 10:00 AM – 12:00 PM
場所: オンライン

===============================================            2022年 SIC学術協議会特別講義第3回 開催案内               オンライン開催(SIC 会員・非会員ともどなたでも聴講できます) =============================================== ・一般社団法人システムイノベーションセンター(SIC) 人財育成協議会主催 ・開催日時:  2022年6月22日(水) 10:00~12:00 ・講師: 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 教授 鳥海 不二夫 様 ・講義題目 「計算社会科学で社会の動きを観る」 ・講義概要   近年,社会科学分野にコンピュータサイエンスの技術を利用する計算社会科学の研究が注目を浴びている.特に,データサイエン スやAIの技術によって従来の社会科学では扱えなかった視点からの分析が可能となり,大規模社会データの新しい利用方法や事実の発見に期待が集まっている.本講演では,大規模データからの 社会分析について実例を中心に紹介する. ・参加費:  SIC正会員企業よりの参加:原則2名まで無料.  2名を超えた参加および非会員:5,000円/1名  ・申込はこちら:  SICイベント参加登録ページ  より、記載の案内に沿ってお願いします。

第7回日本企業再生研究部会研究会

日時: 2022年6月27日 @ 6:30 PM – 8:15 PM
場所: ZOOM開催

下記の要領で第7回日本企業再生研究部会研究会を開催致しますので是非ともご参加ください。 参加費無料ですので、学会非会員も勧誘を兼ねてお誘いください。 参加希望者は学会のホームページから「6月25日までに」参加登録をしてください。 登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。  世話人:河合忠彦、歌代豊、中村潤、西尾弘一 日 時: 2022年6月27日(月) 18:30~20:15 (ZOOM開催)                            (報告:60分、コメント:5-10分、その後、全体討議) 報告者: 西尾 弘一(中央大学経済研究所客員研究員) テーマ:「日本の自動車メーカーのサービス化戦略」     technology-focused innovation approachから New Value Creation  approach への転換 コメンテーター: 小林 一(明治大学商学部 教授)   司会: 歌代 豊(明治大学経営学部 教授)   備考 1.本新研究会は平成時代に凋落が顕著になった日本企業の再生・強化の方法を、戦略経営、なかでもダイナミック・ケイパビリティの視点を基礎として理論的、実践的側面から研究し、その復活への貢献を目指す研究会です。 2.今回は、CASE時代における日本の自動車産業の生き残り/成長に必要な戦略と現時点での実現状況を、新たなサービス創造に着目してお話しいただきます。

学術フォーラム「持続可能な社会を創り担うための教育と学習のチャレンジ」

日時: 2022年6月5日 @ 1:00 PM – 5:00 PM
場所: 日本学術会議講堂 オンライン配信あり, 東京都港区六本木7-22-34

 持続可能な世界を目指す国際プログラムであるフューチャー・アース、SDGs(国連持続可能な開発目標)、ESD(持続可能な発展のための教育)などの活動が活発化していますが、それらの推進には学術と社会、それに教育、特に学校教育との連携が重要です。カリキュラムマネジメントと評価、地域における学習の実践、学校と地域の連携などについての議論も深める必要があります。これらについて研究者、現場教員(生徒も含む)などからの報告を参考に、参加者全員で多角的に考えましょう。研究者や教員だけでなく、中高生、大学生、一般の皆様も是非ご参加ください。 日時 2022年 6月 5日(日)13:00~17:00 場所 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34) オンライン配信あり 対象 どなたでも参加いただけます。 定員 日本学術会議の講堂で参加希望については、定員になり次第締め切らせていただきます。 参加費 無料 プログラム  総合司会 福士 謙介(日本学術会議連携会員、東京大学未来ビジョン研究センター教授・副センター長) 窪川かおる(日本学術会議連携会員、帝京大学先端総合研究機構客員教授) 13:00 開会挨拶・趣旨説明 氷見山幸夫(日本学術会議連携会員、北海道教育大学名誉教授) 第Ⅰ部 持続可能な社会に向けた学術・社会・教育の連携 13:15 「フューチャー・アースのチャレンジ」 春日 文子(日本学術会議連携会員、国立環境研究所特任フェロー/Future Earth 国際事務局日本ハブ事務局長) 13:30 「SDGs の達成に資する ESD for 2030」 及川 幸彦(奈良国立大学機構・奈良教育大学准教授) 13:45 「ESD をめぐるこれまでの進展と今後の展望」 鈴木 克徳(NPO 法人 ESD-J 理事) 横田 美保(NPO 法人 ESD-J 事務局長) 14:00 「ESD/SDGs のカリキュラム開発」 小金澤孝昭(日本学術会議特任連携会員、宮城教育大学名誉教授) 14:15 「海の学びのカリキュラム開発」 日置 光久(日本学術会議連携会員、希望が丘学園統括顧問) 小熊 幸子(笹川平和財団海洋政策研究所研究員) 14:30 休憩 第Ⅱ部 持続可能な社会を創り担うための教育と学習の実践 14:40 「津波の授業モデルの開発と実践」 丹羽 淑博(日本学術会議特任連携会員、前東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター特任准教授) 14:55 「水害防災教育カリキュラムの開発~吉野川市の実践~」 川真田早苗(北陸学院大学子ども教育学科教授) 15:10 「ESD カリキュラムと評価~大曲南中学校の実践~」 島田 智(秋田県大仙市立大曲南中学校校長) 15:25 「地域全体で進める持続可能な社会の創り手の学び~大牟田市の実践~」 安田 昌則(前大牟田市教育委員会教育長) 高倉 洋美(大牟田市立宮原中学校教頭) 15:40 「学校と地域社会の連携~飯田市の実践~」 小玉 敏也(麻布大学生命・環境科学部教授) 16:00 ディスカッション 司会:山口しのぶ(日本学術会議連携会員、東京工業大学環境・社会理工学院教授) 嵩倉 美帆(前東京大学大学院教育学研究科附属海洋教育センター特任研究員) 16:55 閉会挨拶 鈴木 康弘(日本学術会議連携会員、名古屋大学減災連携研究センター教授) 17:00 閉会  申込み 以下のページのリンク先よりお申込みください 参加登録ページへのリンク  お問い合わせ先 内容に関するお問い合わせ:東京大学未来ビジョン研究センター 福士謙介  Mail:fukushiscj(a)gmail.com ※(a)を@にしてお送りください。 その他お問い合わせ:日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当  電話:03-3403-6295 備考 主 催:日本学術会議 後 援:Future Earth 国際事務局日本ハブ、Future Earth 日本委員会、地理学連携機構、日本ESD学会、ESD活動支援センター、NPO法人ESD-J、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター

第12回グローバルヤングアカデミー総会兼学会

日時: 2022年6月12日 – 2022年6月17日 終日
場所: 福岡市科学館、九州大学伊都キャンパス椎木講堂及びオンライン

 日本学術会議とグローバルヤングアカデミー(GYA)が共同主催する「第12回グローバルヤングアカデミー総会兼学会」が、6月12日(日)より、福岡市科学館、九州大学伊都キャンパス椎木講堂及びオンラインで開催されます。  当国際会議では、「感性と理性のリバランス:包括性と持続性に向けた科学の再生」をメインテーマに、「社会の中の大学:持続的で包括性のある社会を実現するための公共プラットフォームとしてのあり方」、「科学者の社会への貢献に向け、感性と理性の調和を再考する」、「シチズンサイエンスを促進する社会システムの構築を目指して」等を主要題目としたセッションを設けて発表や討論が行われることとなっており、その成果は、科学と社会の関係性の発展に大きく資するものと期待されます。また、本会議には96ヵ国・地域から約500名の参加が見込まれています。関係者の皆様に周知いただくとともに、是非、御参加いただきますようお願いいたします。  さらに、市民公開講座として、一般市民(高校生)を対象とした「創造する未来と科学の可能性(仮称)」と題するワークショップを6月12日(日)に開催することも、合わせてお知らせ致します。 第12回グローバルヤングアカデミー総会兼学会 市民公開講座 「創造する未来と科学の可能性(仮称)」  日 時:令和4年6月12日(日)13:30~17:00(予定)  会 場:福岡市科学館  参加費:無料 ※内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。  ○国際会議公式ホームページ(http://gya2022.com/)  ○市民公開講座(http://gya2022.com/html/shiminkokaikoza/) 【問合せ先】 GYA2022運営事務局(合同会社オフィスビーワン内)  Email:gya2022-support@officebeone.com

学術フォーラム「コロナ禍を共に生きる#7 新型コロナウイルス感染症のレジストリ研究の現状と今後の方向性 医療情報の収集と活用による対策について」

日時: 2022年5月28日 @ 1:30 PM – 4:35 PM
場所: オンライン開催

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、様々な医学的・社会的な課題を引き起こしております。これらの課題に適切に対応するには、医療機関を受診された患者さんの情報を収集して解析したレジストリの結果に基づくことが重要です。本学術フォーラムでは、レジストリとは何か、収集された医学情報管理はどの様になっているかに触れながら、我が国で進められている、COVID-19に関するレジストリの状況や成果、課題と今後の方向性を含めて分かりやすくお話しいただき、皆様と広く共有したいと考えております。 日時 2022年 5月28日(土)13:30~16:35 開催地 オンライン開催 対象 どなたでも視聴参加いただけます。 参加費 無料 プログラム  司会 名越 澄子(日本学術会議第二部会員、日本医学会連合理事)  磯 博康(日本学術会議第二部会員、日本医学会連合副会長) 13:30-13:35 挨拶  梶田 隆章(日本学術会議会長) 13:35-13:40 挨拶  門田 守人(日本医学会連合会長) 13:40-14:10 「疾患レジストリとは、その意義と倫理的側面」  玉腰 暁子(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院医学研究院教授) 14:10-14:40 「COVID-19レジストリの立ち上げ・運用・利活用の経験」  大曲 貴夫(国立国際医療研究センター国際感染症センター長・感染症内科医長) 14:40-15:10 「妊婦COVID-19レジストリ」  山田 秀人(手稲渓仁会病院不育症センター長) 15:10-15:20 休憩 5:20-15:50 「COVID-19後遺症(Long-COVID)にみられる神経症候」1  高尾 昌樹(国立精神・神経医療研究センター病院臨床検査部部長) 15:50-16:20 「COVID-19に関わるメンタルヘルス不調レジストリ」  中込 和幸(国立精神・神経医療研究センター理事長) 16:20-16:30 「コメント(法的な立場から)」  磯部 哲(慶應義塾大学法科大学院教授) 16:30-16:35 閉会の挨拶  武田 洋幸(日本学術会議第二部部長)  申込み 以下のページのリンク先よりお申込みください 参加登録ページへのリンク  お問い合わせ先 日本学術会議事務局企画課学術フォーラム担当 電話:03-3403-6295