横幹連合とは
設立趣旨
横幹連合(おうかんれんごう)とは
横幹連合は、文理にまたがる43(設立時)の学会が、自然科学とならぶ技術の基礎である「基幹科学」の発展と振興をめざして大同団結したもので、限りなくタテに細分化されつつある科学技術の現実の姿に対して、「横」の軸の重要性を訴えそれを強化するためのさまざまな活動を行う。
定義
横断型基幹科学技術とは
横断型基幹科学技術とは、論理を規範原理とし、自然科学、人文・社会科学、工学などを横断的に統合することを通して異分野の融合を促し、それにより新しい社会的価値の創出をもたらす基盤学術体系である。
[補足説明]たとえば、社会、人間、環境、生命、経営、組織マネジメントなどを扱うために生み出された、統計学、シミュレーション学、最適化手法、情報学、設計学などの学術体系である。
横幹連合のロゴマーク
ロゴマークのデザイン
原田 泰 (日本デザイン学会)
特定非営利活動法人化に合わせて新たなシンボルとなるロゴマークをデザインした。
「TRFS」という頭文字をベースにした表現や「複数の団体が集まって構成される」というイメージを表現したものなどを提案した中で、このマークに絞られた。
このマークは、様々な視点を持つ研究団体が集まることで新たな可能性を生み出そう、というコンセプトをメッセージとして視覚的に表現したものである。
43のドットは、法人化スタート時点の各会員学会を表している。これらが様々な角度で配置されながらリズムを生み出し、全体として「羽ばたく鳥」「+(プラス)」「天に向かう矢」「手を広げて様々な知を迎え入れる姿」などを想像させるようなシルエットを持たせた。未完成感のある形態に、これから発展していく可能性を込めている。
「日本発」を印象づけるため、赤基調のマークと明朝体の文字を組み合わせた構成とした。