【経緯】 |
2001年
12月26日 |
「横断型科学技術の重要性について」と題する提言を、12学会を代表して4学会(SICE、ISCIE、ロボット学会、リモートセンシング学会)の会長が総合科学技術会議の桑原 洋議員に提出。 |
2003年
4月7日 |
「横断型基幹科学技術団体連合(横幹連合)」が、30学会の学会連合として発足。現在、41学会が加盟。会長:吉川弘之産総研理事長。 |
8月25日 |
「横幹技術協議会」の理念と概要について桑原洋発起人代表と吉川弘之横幹連合会長で協議。木村英紀横幹連合副会長、舘 暲
横幹連合産学連携担理事も同席。 |
4月7日 |
産業界において、横断型基幹科学技術による産業力強化を目的とする協議会の設置を目指して活動を開始。 |
2004年
1月 |
「横幹技術協議会」 の趣意書をまとめ、横幹技術に理解を有すると思われる企業を20程度広い業種から選び、参加依頼の書状を送付。 |
2~4月 |
参加候補会社を順次訪問し、趣旨を説明して参加をもとめる。 |
5月20日 |
「横断型基幹科学技術推進協議会」発足。設立総会において、経過報告、規約制定、役員人事、活動計画、予算案について協議を行い、承認。 |
7月25日 |
第1回横幹技術フォーラム「横幹技術を考える」(於:学士会館)
第1部:対談“横幹技術は何か、今なぜ横幹技術か?”
第2部:講演“私が考える横幹技術:日本の産業力強化に向けて” |
9月22日 |
第2回横幹技術フォーラム「エンジニアと知財問題」(於:学士会館)
※後援:日本知財学会
・横幹連合 知財問題委員会の報告
・講演1:知財立国と知財制度改革
・講演2:技術者と知財制度
・講演3:「職務発明」規定をめぐって
・講演4:「試験研究の例外」規定をめぐって |
12月15日
(予定) |
第3回横幹技術フォーラム「科学と技術、そして横幹型基幹技術の役割と重要性を議論する」(於:学士会館)
・講演1:世紀科学技術政策の展望
・講演2:価値創造型もの創り立国ニッポンに貢献する産学官連携の構築
・講演3:技術進化における技術のゲノム性に関する考察(仮題) |
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【趣旨】 |
・横幹の目的は、「新しい設計論の確立」と「新しい時代の要請に対する俯瞰的、融合的対応」である。
・これらの実現には、これが新しい活動であるが故に、産官学が認識をひとつにして役割を分担し、協調し、挑戦してゆく必要がある。これを実行に移すための組織として「横幹技術協議会」の設立を提案する。
・横幹連合に結集する最高知を生かし、産業力を強化し、また、新産業創出に直結させる戦略を議論して、実的なソリューションを思考、実施する。
・20世紀の反省をふまえ21世紀におけるわが国産業の発展を図るためには、新たな視点からの発想が必要である。
・それは、21世紀の社会ニーズを積極的にかつ先行的に捉えて、これに対応するシステムを果敢に提案し試行し、新しいシステム、製品、サービスを日本から生み出してゆく活動である。
・これは新しい社会システムの提供であり、従って自然科学の中での融合のみならず社会科学、人文科学をも含めた総合的、融合的思考からこそ発現され、検証されるべきものであろう。まさに横幹的思考を必要としている。
・また、新技術の開発では、新たな横幹的思考が、これまでの常識を破る新しい技術を発現させ得る可能性も実証されてきており、ここでも日本が遅れをとることは許されない。
・これらの実現には、これが新しい活動であるが故に、産学官が認識をひとつにして役割を分担し、協調し、挑戦してゆく必要がある。
「横幹技術協議会」は、横幹連合を支援し、産学一体となって、そこでの学問的な営みを新産業の創出、新たなソリューションにつなげる枠組を構築することを目的として結成される。
・最高知の活用による産業力強化への新たな力といえよう。
・「横断、融合のパラダイムによって日本に新しい活力を蘇らせる」この協議会への、皆様方のご賛同とご参加を心から期待する次第である。
設立発起人代表(前総合科学技術会議議員) 桑 原 洋
横断型基幹科学技術研究団体連合会長 吉 川 弘 之
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【規約】 ★リンク!
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・横断型基幹科学技術推進協議会 規約 (PDF) |
【活動計画】 |
【横幹技術フォーラム】 |
企業で活用効果の高い横幹科学技術のテーマを選定し、専門の講師による解説や参加会員の討論・情報交換を行う。原則として、横幹連合と共催。
・開催頻度:2か月に1回
・テーマ:会員からの要望を考慮して理事懇談会で検討
・第1回は、2004年7月14日(水)に開催
・第2回は、2004年9月22日(水)に開催
・第3回は、2004年12月15日(水)に開催予定
・体制:必要に応じて理事懇談会の下に「フォーラム委員会」を設け、横幹連合の「広報・事業委員会」と連携し推進 |
【理事懇談会】 |
企業の立場からの横幹科学技術のあり方の討論、フォーラムテーマの選定、共通的プロジェクトテーマの選定、産業界視点からの政策提言など、横幹技術協議会の基幹的活動を検討する。
・開催頻度:2か月に1回程度
・役員(会長、副会長、理事、監事)
・中核会員から推薦された懇談委員
・理事会推薦の学識経験者懇談委員
・その他、外部からの学識経験者などを、その都度、招待する。 |
【プロジェクト活動】 |
中核会員から提起される個別問題に対して、横幹連合の専門家チームによるソリューションプロジェクトの編成を支援する。提起される課題の内容やプロジェクトの成果は原則としてクローズとする。話せる内容については、理事懇談会で随時報告する。
・プロジェクト委員から委員長に対して企業固有の課題を提起
・委員長と補佐メンバーにより専門家DBからスペシャリストチームを選定
・問題提起企業とスペシャリストによる検討会を開催
・企業側とスペシャリストの討議によりその後のプロジェクト運営を決定
・推進する場合は、企業とスペシャリストとの個別の契約により活動
・なお、会員共通の重要課題に対しては共通プロジェクトを起こし対応する |
【新規会員の勧誘】 |
・これまでは、限定的な範囲で参加を募ってきた。
・今後は、広く企業全体に門戸を開き参加を呼びかける。
・企業に呼びかけることにより、横幹技術を、横幹技術協議会、横幹連合が力をあわせ推進してゆく。 |
【参加会員】 |
2004年10月現在、各入会順 |
(中核会員)
花王株式会社
株式会社損保ジャパン
日産自動車株式会社
株式会社日立製作所
三菱重工業株式会社
横河電機株式会社
株式会社NTTデータ
株式会社NTTドコモ
鹿島建設株式会社
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(一般会員)
川崎重工業株式会社
株式会社東芝
東レ株式会社
本田技研工業株式会社
三菱電機株式会社
新日鉄ソリューションズ株式会社
キャノン株式会社
トヨタ自動車株式会社
日興コーディアル証券株式会社 |
【役員】 |
(2004年9月現在、各所属先五十音順)
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会 長 桑原 洋
(日立マクセル(株)取締役会長) |
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副会長 舘 ?
(東京大学 教授) |
副会長 柘植綾夫
(三菱重工業(株)代表取締役 技術本部長) |
理 事 高石尚武
(花王(株)取締役 常務執行役員 研究開発部門・統括)
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理 事 柘植綾夫
(三菱重工業(株)常務取締役 技術本部長) |
理 事 永島 晃
(横河電機(株)取締役専務執行役員 技術開発本部長) |
理 事 中村道治
((株)日立製作所 執行役副社長) |
理 事 西川茂樹
((株)損害保険ジャパン 取締役専務執行役員) |
理 事 山下光彦
(日産自動車(株)常務) |
監 事 常盤文克
(前・花王(株) 会長) |
監 事 木村英紀
((独)理化学研究所 チームリーダー) |