【プログラム】 ※WORD版のプログラムはこちらです |
(敬称略) |
10:00〜10:10 |
開会挨拶 |
吉川弘之(横幹連合会長 (独)産業技術総合研究所 理事長) |
10:10〜10:25 |
産業界からの期待 |
桑原 洋 (横幹技術協議会会長 日立マクセル(株) 取締役会長) |
10:25〜11:10 |
基調講演「開発・設計プロセス工学への期待」 |
林 利弘 ((株)日立製作所 モノづくり技術事業部 主管技師長) |
要旨:21世紀モノづくりを勝ち抜くには,新製品開発の源流から市場,技術の動向を如何に読み,如何に的確な計画を立て,続く開発の実施プロセスを如何にスピーディにかつ高質に実施できるかがポイントである。こういったことをシステマティックに支援する工学技術群として開発・設計プロセス工学技術と呼べる技術群が存在するが,これら技術群を概観し,それらの効用と企業における展開事例および今後の産学における進展への期待を展望する。 |
( 11:10〜11:20 休 憩 ) |
11:20〜11:50 |
テーマ1「コンピュータ・シミュレーションと品質工学を融合させた最適化」 |
立林和夫 (富士ゼロックス(株) 開発管理部 品質工学チーム長) |
要旨:製品の開発期間を短縮するための重要ツールとしてCAE/シミュレーションはよく知られ,利用されている。講義では,CAE/シミュレーションと最適化手法である品質工学をうまく組み合わせて使用することにより,さらに開発期間を短縮した事例を紹介する。 |
11:50〜12:20 |
テーマ2 「各種開発設計プロセス工学技法の連携活用による開発・設計力強化」 |
米倉清治 ((株)日立製作所 日立研究所 技術主幹) |
要旨:商品・技術の企画段階での顧客要求に基づいた「商品コンセプト・設計仕様策定」から,商品コンセプト・設計仕様達成のための「ボトルネック解決案創生」,ロバスト性の高い「プロセス・構造の具体化」まで,各種技法の連携活用事例を紹介する。 |
(12:20〜13:20 休 憩) |
13:20〜13:50 |
テーマ3「デジタルエンジニアリングの統合的活用事例」 |
福士敬吾 (日産自動車(株) 第一車両開発本部
プロジェクト統括グループ主管) |
要旨:日産自動車では,開発期間の短縮をトリガーにし,業務の質を格段に高める活動を行っている。この中心はデジタルイノベーションであり,設計や生産技術のナレッジや開発プロセスと連動する総合的な取組みを紹介する。 |
13:50〜14:20 |
テーマ4「開発/製造革新を支える次世代CADへの取り組み」 |
浜谷雅秀 (キヤノン(株) イメージコミュニケーション
システム推進部 部長) |
要旨:2DCADから3DCADへと開発/製造を支えるTOOLは日々進化している。更なる革新に向け,弊社イメコミ事業は今何をしようとしているのかを次世代CADの取り組み事例から紹介する。 |
14:20〜14:50 |
テーマ5「企業における開発・設計プロセス手法の定着化活動」 |
永瀬徳美(パナソニックコミュニケーションズ(株) TRIZチームリーダ) |
要旨:当社では,企画・研究開発・製造の企業活動にタグチメソッド等の各種手法を活用し,商品開発の効率向上を目指した活動を展開している。開発・設計の現場技術者に手法活用を定着させるための当社の取組みを紹介する。 |
14:50〜15:20 |
テーマ6「大学でのものづくり教育の取組みについて」 |
藤本英雄 (名古屋工業大学 大学院 教授
ものづくりテクノセンター長) |
要旨:名古屋工業大学において平成14年度文科省令のセンターとして設置された「ものづくりテクノセンター」におけるものづくり実践教育の取組みと大学院科目〈開発・設計プロセス工学〉の試行・準備状況について述べる。 |
(15:20〜15:35 休 憩) |
15:35〜17:25 |
パネル討論
「開発設計プロセス工学への期待と大学の役割(仮題)」 |
座長:浜谷雅秀
パネラー:
伊藤学司 (文部科学省 研究環境・産業連携課 技術移転推進室 室長),
藤田喜久雄 (大阪大学 大学院 工学研究科 教授),
藤本英雄,林 利弘,立林和夫,福士敬吾 |
17:25〜17:30 |
閉会挨拶 |
木村英紀 (横幹連合副会長 (独)理化学研究所) |