11月29日(土)15:45〜17:45 (工学部3号館4階34号講義室) 【41】信頼性と国際競争力 〜鉄道から見た〜 <講演要旨> 信頼性は、安全性との両立で論じられることが多い。鉄道を例に取ると、日本の鉄道は、非常に高い安全性を有しているが、最近は、安全性を高めるが故に、安定性を損なう事例も見られる(何かあると、全て止まってしまう。)。海外の鉄道の運営には、RAMS規格という国際規格で規定されることが多く、日本の鉄道技術の場合、RAMSのS(安全性)が突出して高い水準にあり、そのことがコストにおいて、国際競争力を弱めることにもなりかねない。従って、日本の鉄道技術の輸出にあたっては、Sだけを強調するのではなく、R(信頼性)にも配慮した *水間 毅 (交通安全環境研究所) 林田 守正 (交通安全環境研究所) 【42】宇宙利用技術の国際競争力 <講演要旨> 宇宙開発においては、性能だけでなく、それまでの実績や信頼性が大きく評価を受ける。国際競争力を評価する上では、上記の技術的性能に加え、コストや納期なども重要である。地球観測に関して、小型衛星搭載光学系などを例にとり、議論を行う。 *岩崎 晃 (東京大学) 六川 修一 (東京大学) 【43】安心安全電磁環境技術の国際化に向けて <講演要旨> 産総研コンソーシアム「安心安全電磁環境研究会」では,「安心安全電磁研究会 ロボット技術・情報通信技術の運用空間指針」としてまとめ,提案した.本指針の国際規格化を図ることにより,関連分野の新たな市場開拓が図れると考える.本俸では,本指針,ISO13482およびISO/TC205を概説し,国際化に向けての考えを示した *赤尾 伸一 (三井住友建設) 川瀬 隆治(東急建設) 泉 敬介 (関電工) 大川 慶直 (元日本原子力研究開発機構) 鍛冶 良作 (産業技術総合研究所) 神徳 徹雄 (産業技術総合研究所/筑波大学連携大学院) 【44】ロボット技術の再利用と共有の枠組みの提案と国際標準化 * 神徳 徹雄 (産業技術総合研究所/筑波大学連携大学院) |
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