【講演趣旨】
衛星観測は災害状況把握など広域を繰り返し高精度で観測することが出来る。
一方、観測されたデータを災害情報として活用するためには、地上の情報との融合が必要であり、
これらが効果的に複合利用できる環境整備が不可欠である。JAXAはこのような共通情報基盤として、
センチネル・アジアの構築を進めており、インターネットを経由して参加機関が自由に災害情報を利用したり、
情報を提供できる災害軽減のための社会情報基盤の構築をアジア各国と協力して進めている。
センチネル・アジアのデータや情報は、すべて無償で利用することが出来る公共財として運用される。
このような災害情報共有のためのInter-usableなシステムは、今後の情報共有利用のモデルといえる。
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