第2回横幹連合総合シンポジウム | 講演要旨

【A-2】日本リスク研究学会企画
「リスク概念に基づくアプローチを阻害するのは何か」
 中谷内一也(帝塚山大学)

【講演趣旨】12月5日(金)12:30-14:30  第1室
リスク問題に携わる研究者からは「せっかくのリスク評価や、リスク概念に基づくアプローチが十分に活用されていない」という意見を耳にすることが多い。そこで、本セッションでは「食品安全」、「原子力安全」、「化学物質管理」の3分野におけるリスク管理の基本的な考え方を簡単に紹介した上で、各分野で、なぜ、リスク評価が適切に生かされないのかを論じる。さらに、「リスク認知研究」の知見も併せ、合理的なリスク管理を進めるための方途について議論する。

(1) 食品領域でのリスク管理の考え方と問題点 / 関澤 純(徳島大学)
(2) 原子力発電におけるリスク管理の考え方と問題点 / 谷口武俊(電力中央研究所)
(3) 化学物質領域でのリスク管理の考え方と問題点 / 岸本充生(産業技術総合研究所)
(4) リスク管理の基本的考え方と個人のリスク認知との齟齬 / 中谷内一也(帝塚山大学)
(5) 討 論

 
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