【講演趣旨】12月5日(金)15:00-17:00 第3室
リモートセンシングが登場してから30年が経過し、天気予報や大規模災害後の被害状況把握においての衛星画像は既に広く普及している。また、空間分解能は既に数十cmに向上し、合成開口レーダデータを用いた解析ではcmオーダーより高い精度での地盤の隆起・沈降が把握できるようになってきた。こうした新しいセンシング技術が生み出す新たな価値を、地盤、海洋、植生、環境などの分野から検討し、各分野に共通した課題と将来展望について、横断科学的な視点から探っていきたい。
(1) 大地を観る−
地盤情報と災害監視・防災への活用 / 中澤明寛(アジア航測梶j
(2) 海洋を観る−
海洋情報と水産業への展開 / 山本浩通(潟rジョンテック)
(3) 植生を観る−
植生情報と農業・林業への展開 / 大平亘 ((財)自然環境研究センター)
(4) 環境を観る−
地球環境モニタリングと人間生活への展開 / 近藤昭彦(千葉大学)
(5) 地球を観る・眺める・そして考える−
リモートセンシングとシミュレーション / 笠博義(ハザマ)
(6) 総合討論
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