プレナリーパネル討論
「SDGsへの取組みにおける横幹シナジーの発揮」

日時:2019年11月30日(土) 13:55-15:15
場所:講義棟A講義室
登壇者(敬称略):伊東明彦(日本リモートセンシング学会),伊藤晴祥(青山学院大),津村 晃(総務省), 野呂高樹(未来工研),三上喜貴(長岡技術科学大)
コーディネータ・司会:舩橋誠壽(横幹連合)
企画:企画・事業委員会,学術・国際委員会
 SDGsの17目標は,それぞれは独立ではなく,相互に強く関係している.プラスに働く面(Synergy),マイナスに働く面(Trade-off)の両方があることを認識し,その科学的根拠を踏まえながら,SDGsの推進に当たっていく必要がある.まさに,異分野俯瞰,異分野統合を目指す横幹連合には,その力を発揮して,SDGs目標達成に寄与することが期待される.  本パネル討論では,国連・政府での動向紹介,先行的に取組を進めている会員学会等からの発言を得て,SDGsに対する今後の横幹連合の取組み方向を議論する.

NPO法人横断型基幹科学技術研究団体連合
(一社)日本人工知能学会 共催
パネル討論「人工知能と横幹知」

日時:2019年11月30日(土) 15:25-17:25
場所:講義棟A講義室
オーガナイザー:
 高橋大志(慶應義塾大学/横幹連合、人工知能学会)
 津本周作(島根大学/人工知能学会副会長)
コーディネータ:
 高橋大志(慶應義塾大学/横幹連合、人工知能学会)
人工知能学会パネリスト(50音順)
 堤 富雄(電力中央研究所)
 津本周作(島根大学)
 松尾 豊(東京大学)
横幹連合パネリスト(50音順)
 北川源四郎(東京大学/横幹連合会長、日本統計学会元会長):データサイエンスの立場
 椹木哲夫(京都大学/計測自動制御学会会長)
 林  勲(関西大学/日本知能情報ファジィ学会前会長)
横幹連合加盟学会以外のパネリスト
 栗原 聡(慶應義塾大学/情報処理学会・人工知能学会)

 横幹連合コンファレンスで開催されるパネル討論「人工知能と横幹知」では、Society 5.0実現に中心的役割を果たすとされる「人工知能」について、どのような社会的適用範囲が存在するのか、また、どのような学術課題があるのか、どのように社会課題を解決するのかについて、人工知能学会でリーダーシップをとられる研究者と横幹連合加盟学会有志が、それぞれの立場で現状を報告し、問題提起を行うと共に将来に向けて必要な活動を共有したい。
 討論に当たって、人工知能学会パネリストから、2019年6月に発表した「AIマップβ(AI研究所学者と異分野研究者のためのAI研究の俯瞰図))」と共に、深層学習の意義・課題など人工知能研究の方向性・フロンティアの拡大などについて紹介すると共に、今後の課題など問題提起する。
 次に、それを受けて横幹連合学会関連学会関係者などから、Society 5.0や人工知能研究の基礎研究・開発研究・専門人材育成に関わる横幹連合関連学会周辺の動向を紹介すると共に、人工知能学会の問題提起について意見を述べる。
 その上で、フロアに集う横幹連合関連学会などの質問・意見を聴取した上で、人工知能研究と横幹連合との「知の融合」の可能性や今後必要な活動についての議論を展開したい。
 横幹連合では、今回のパネルを重要な融合研究活動のキックオフと位置付けている。本パネルやそれに寄せられた意見を基に、会誌「横幹」などを通じて議論の要旨とりまとめを行いたい。