第14回横幹連合コンファレンス開催のお知らせ

第14回横幹連合コンファレンスは、2023年12月16日(土)、17日(日)に東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)を拠点として開催されます。
企画セッションの採択通知をお送りしました。発表予定の方は、講演申込サイトから著者情報の登録をお願いいたします。一般講演およびポスター発表も受付を開始しました。多くの方のご発表とご参加をお待ちしております。


ご挨拶

 第14回横幹連合コンファレンスが、2023年12月16日、17日に東京大学本郷キャンパスで行われます。本大会のテーマは、「対立・矛盾を克服する横幹知イノベーション:領域融合のトランスフォーメーションを目指して」と決定いたしました。

 近年の生成系AIの社会への浸透と拡大、新型コロナウィルスを経た生活様式や労働への意識の変化、世界的なカーボンニュートラルへの取り組みなど、我々を取り巻く社会は常にダイナミックに変動を続け、さらに、その変化はますます加速しています。それに伴い、我々の日々の行動様式などにも大きな影響が及ぼされています。例えば、カーボンニュートラルを実現する持続可能な社会を構築するためには、快適さの一部を犠牲にしてエネルギー消費を抑えるなどの行動をしなければなりません。個人の豊さだけを追求していては、問題の解決に至りません。加えて、最近の生成系AIについても、これまで機械ではできなかったことが実現可能になってきており、人々に豊さをもたらす一方で、情報漏洩のリスクや悪用、倫理的な問題も多く抱えていることが社会的に大きな懸念事項となっています。すなわち、これらの問題構造の背後には、対立や矛盾を含んでおり、問題解決を困難なものにします。今回のテーマ設定は、このような視点を反映したものになっています。

 横幹連合は2023年4月で設立20周年を迎えました。設立当初より、自然科学、人文・社会科学、工学などを横断的に統合することを通して異分野の融合を促し、それにより新しい社会的価値の創出をもたらす基盤学術体系の構築を目指した取り組みが行われてきています。先に述べた対立や矛盾の問題を解決するためには、各学術分野内に閉じた研究活動だけでは十分ではなく、分野間での協力・連携は必要不可欠で、さらには分野の壁を越えて融合した新しい学術分野へ変革していくこと(トランスフォーメーション)が求められるでしょう。本大会では、そのような矛盾と対立を克服しうる領域融合を目指す取り組みについての研究発表が集まることを期待しています。

 企画セッション提案、一般講演へご投稿、ポスターセッションへの応募、当日の聴講も含め、コンファレンスへのご参加を心からお待ちしております。

実行委員長
青山和浩(東京大学)

プログラム委員長
西野成昭(東京大学)

大会テーマ:対立・矛盾を克服する横幹知イノベーション:領域融合のトランスフォーメーションを目指して

期 日:2023年12月16日(土), 12月17日(日)
会 場:東京大学本郷キャンパス
    [東京都文京区本郷7-3-1]

主 催:特定非営利活動法人横断型基幹科学技術研究団体連合
    横幹連合33会員学会

応用統計学会,形の科学会,経営情報学会,計測自動制御学会,研究・イノベーション学会,行動経済学会,国際戦略経営研究学会,システム制御情報学会,社会情報学会,スケジューリング学会,商品開発・管理学会,日本MOT学会,日本応用数理学会,日本オペレーションズ・リサーチ学会,日本開発工学会,日本感性工学会,日本経営工学会,日本経営システム学会,日本システム・ダイナミクス学会,日本シミュレーション&ゲーミング学会,日本情報経営学会,日本信頼性学会,日本生物工学会,日本知能情報ファジィ学会,日本デザイン学会,日本統計学会,日本バーチャルリアリティ学会,日本バイオフィードバック学会,日本品質管理学会,日本リアルオプション学会,日本リモートセンシング学会,日本ロボット学会,品質工学会


最新情報:

2023.9.19 講演申込サイトを公開しました.
2023.9.19 一般講演およびポスターセッションに関する情報を公開しました.
2023.9.19 企画セッション一覧を公開しました.
2023.8.18 企画セッションの締切日が延長されました.
2023.6.20 企画セッション募集の事を掲載しました.
2023.6.1 ページを公開しました.