第3回 企業革新研究会
企業革新研究会(第3回)
2023.4.21
世話人:河合忠彦、西尾弘一
次の要領で「企業革新研究会」の第3回会合を開催致しますので是非ともご参加ください。非学会員の方の参加も可能です。
日 時: 2023年5月20日(土) 14:00~15:45 (ZOOM開催)
(報告:60分、コメント:(各)5-10分、その後、全体討議)
報告者:平松庸一(日本大学 教授)
テーマ:「日本企業の“創造性/革新性の欠如”と“現場力の低下”の“並存”の原因とその克服の方法――“戦略的人的資源管理”および“人的資本価値創造経営”の視点からの考察」
コメンテーター: 松田 千恵子(東京都立大学 教授)、林 恭子(グロービス経営大学院 教授)
司会: 西尾弘一
研究会の目的・進め方等については、備考をご覧いただきたいと思いますが、今年の前半は、「日本企業の“創造性/革新性の欠如”と“現場力の低下”の“並存”の原因とその克服の方法」というテーマについて様々の視点から検討を加えることを目指しています。
第3回目となる今回は、同テーマについて「戦略的人的資源管理」と「人的資本価値創造経営」の視点から平松庸一先生(日本大学)にお話し頂きます。(なお、つづく第4回(6月17日)では、「サステナブル経営」の視点から松田千恵子先生(東京都立大学)にお話しいただく予定です。)
参加御希望の方は学会のホームページから「5月17日までに」参加登録をしてください。
https://iap-jp.org/iasm/event/member/index/188
登録者リストを作り、ZOOMミーティングに参加するためのURL、ID/パスワードを「前日に」BCCでお知らせします。
参考文献
・平松庸一(2015)「社会的表象と構成する作用」戦略経営ジャーナル、第4巻1号、pp.61-72.
・平松庸一(2011)「ベンチャー成長の組織とゲートパス」(『日本のイノベーション1 ベンチャーダイナミズム―WASEDAから35の提言』(白桃書房、2011)、第3章、pp.59-79)。
・平松庸一・渡辺昇(2007)「経営品質メカニズムに関する実証的研究」日本経営品質学会誌、第3巻2号、pp.36-59.
・平松庸一(2023.11刊予定)「人的資本価値創造経営と経営品質」日本経営品質学会記念誌.
備考
新研究会:企業革新研究会のご案内
日本企業再生研究会は、既存の研究会を維持しつつ、別に新たに「企業革新研究会」を設けることとなりました。
この新研究会の目的は、企業再生に限らず、より広く企業革新に関連する(主に)トピカルなテーマについて、さまざまの関連分野から理論的検討を加え、新しいパラダイム/理論の形成や既存理論の修正等を目指すことにあります。不確実な企業環境はそれを要求しているとともに、その可能性を提供していると考えられます。
研究会は次の方式で行います。
(1)各テーマについて、1~4回の研究会を連続的に開催します。また、発表を聞いて、もっとこういう人の話を聞きたい、あるいは自分が話したいというご希望があれば、そのテーマについて、第2ラウンド、第3ラウンドの研究会を開催したいと思います。
(2)発表者は外部招聘も考えますが、まずは学会員自身の研究からスタートしたいと思います。
研究テーマは、本年については、次のものを予定しています。
(1)前半は、「日本企業の“創造性/革新の欠如”と“現場力の低下”の“並存”の原因とその克服の方策はいかなるものか」について、組織論(集団と創造性、個人と集団の適応・逸脱、個人と組織の適合・不適合、等に関する理論),人的資源関係論、DMC(ダイナミックマネジリアルケイパビリティ)パースペクティブなどからの検討をおこないます。
(2)後半は、プラットフォーム、プラットフォーマーに関して、EV・自動運転に関するトヨタ・ホンダの対GAFA戦略の比較、中国のプラットフォーマーから学ぶべき対GAFA戦略、プラットフォーマーの社会的責任・コーポレートガバナンス、などを取り上げることを予定しています。
研究会開催の情報は追ってお知らせいたします。
会員皆さまのご協力を宜しくお願いします。
世話人:河合忠彦、西尾弘一