【協力】 石原 直先生(東京大学)、 松永 是先生(東京農工大学) 横幹連合 事業・広報・出版委員会 広報WG * * * ■横幹連合 ニュースレター編集室■ 武田博直室長(セガ、日本バーチャルリアリティ学会) 大倉典子委員(芝浦工業大学、日本バーチャルリアリティ学会) 高橋正人委員(情報通信研究機構、計測自動制御学会) |
横幹連合ニュースレター
<<目次>> No.007, Sept. 2006 |
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巻頭メッセージ |
活動紹介 |
参加学会の横顔 |
「第1回横幹連合 総合シンポジウム 開催に向けて」 * 佐野 昭 横幹連合 理事 |
【参加レポート】 ◆第12回横幹技術フォーラム 「サプライチェーン革新による競争力向上《シリーズ1》企業の抱える課題」 【委員会の活動から】 ◆学としての知の統合委員会 |
【横幹連合に参加している 学会をご紹介するコーナー】 ◆精密工学会 ◆日本生物工学会 |
イベント紹介 |
ご意見はこちらへ |
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◆シンポジウム「こころを結ぶ 共生時代にむけた技術戦略」 ◆第13回横幹技術フォーラム ◆第1回横幹連合 総合シンポジウム ◆これまでのイベント開催記録 |
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巻頭メッセージ
「第1回横幹連合総合シンポジウム開催に向けて」
佐野 昭
横幹連合 理事、第1回横幹連合総合シンポジウム実行委員長、
慶應義塾大学
横幹連合を構成する学会が、昨年11月、長野で一同に会した「第1回横幹連合コンファレンス」での収穫を踏まえ、今年は12月1日(金)、2日(土)の2日間にわたり、「第1回横幹連合総合シンポジウム」の開催を計画しております。この総合シンポジウムは、第1回目の開催であることから、『統合知の創成と展開を目指して』を全体のテーマに掲げ、学の連携、ヨコの連携の強化を目標としました。
第1日目には、吉川弘之横幹連合会長による基調講演「人工物を考える-人工物観と横幹技術」とパネル討論「縦と横の連携が新たなイノベーションを拓く」が、行われます。パネル討論では、日本の伝統的な工学を代表する学会のトップの方々をお招きし、ご講演をいただいた後、学の連携や知の統合の実現とそれによるイノベーション創成の仕組みに関して、討論を行います。ぜひ横幹連合の会員学会の皆様方のフロアからのご意見、ご発言により、パネル討論を活発で成果あるものにしたいと思っておりますので、よろしくご参加をお願いいたします。
第2日目には、横断知のコラボレーションを実践する9件のオーガナイズド・セッションと、特別セッションを企画いたしました。オーガナイズド・セッションは、以下の視点から3つのグループに分類されるテーマを採り上げています。
(A) 自然、社会、人工物などが抱える諸問題を横断型科学技術の視点から展開し、
解決策を探ることを目指したもの、
(B) 横断型科学技術を推進するための仕組み、コトつくりの方法論、
さらに人材育成の課題を探ることを目指したもの、
(C) 横断的知、普遍性、共通原理などを発見、活用し、新展開を探ることを目指したもの。
各セッションでは、異分野の方々によるセッションテーマに関するご講演の後、十分な討論の時間をとっておりますので、ぜひフロアからのご参加をお願いいたします。
また、特別セッションは、「横幹思考と技術ロードマッピングによる異分野技術の融合」(横幹連合-経済産業省連携企画)と題して行われます。
プログラムの詳細につきましては近々、ホームページにてご紹介いたします。
横幹的アプローチを、複雑に重層した実問題の解決に向けてどのように展開し、どのような成果が得られたかを提示することが、横幹連合のこれからの大きな課題であると思われます。
知の統合化による横幹技術のディシプリンの活性化、および強化とともに、与えられた課題に対して、従来の縦型ディシプリンとも「学の連携」を容易に実現できる仕組みや、プラットフォームの構築の方向に貢献できれば、これにまさる喜びはありません。繰り返しますが、今回は討論の時間を十分にとっておりますので、ぜひご参加のうえ、ご発言を賜りたく、お願いいたします。
第1回横幹連合総合シンポジウム「統合知の創成と展開を目指して」
のホームページ
「学としての知の統合委員会」の紹介記事(本ニュースレターの「活動紹介」に掲載)