第1回横幹連合総合シンポジウム | セッション詳細

【III-1(C)】
「形を通じた領域横断的知の活用」
 オーガナイザ: 松浦 執(東海大学)

■2006年12月2日(土)9:00〜11:30 第III室
【セッション趣旨】
我々の脳は、網膜に投影された光のパターンの情報から、瞬時に、巧妙かつ創造的なやり方で 共通性の高い視覚世界を構築し、無意識のうちに形の認識を始めている。 それゆえ、形の認識をもとにした知は、分野によらず共通認識を得やすく、またインスピレーションを得やすい。 このセッションでは、まず形、トポロジー、関係性の知識の、工学、医学、そのほかの分野での 活用の仕方の例からその可能性を探る。さらに、形の知はどういう意味で有効になりうるのか、 人間の活動や感性にとって形がどのように作用するのかを掘り下げていきたい。

III-1(C)-1 ボトムアップ工学〜かたちからの発想 / 村田 智(東京工業大学)
III-1(C)-2 生体機能と形の意味 / 北岡裕子(大阪大学)
III-1(C)-3 複雑ネットワークと形 / 吉野 隆(東洋大学)
III-1(C)-4 形と文化としての科学 / 清水祐樹(愛知医科大学)
III-1(C)-5 かたちの発生とその評価 ― 美術史的見解から / 宮田徹也(美術史評論家)

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