■2006年12月2日(土)9:00〜11:30 第III室
【セッション趣旨】
我々の脳は、網膜に投影された光のパターンの情報から、瞬時に、巧妙かつ創造的なやり方で 共通性の高い視覚世界を構築し、無意識のうちに形の認識を始めている。 それゆえ、形の認識をもとにした知は、分野によらず共通認識を得やすく、またインスピレーションを得やすい。 このセッションでは、まず形、トポロジー、関係性の知識の、工学、医学、そのほかの分野での 活用の仕方の例からその可能性を探る。さらに、形の知はどういう意味で有効になりうるのか、 人間の活動や感性にとって形がどのように作用するのかを掘り下げていきたい。
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