第1回横幹連合総合シンポジウム | セッション詳細

【I-1(B)】
「コトづくりの理論とデザイン−社会知が組織する−」
 オーガナイザ: 遠藤 薫(学習院大学)

■2006年12月2日(土)9:00〜11:30 第I室
【セッション趣旨】
横幹科学技術連合のテーマの一つが「コトづくり」である。「コト」とは、さまざまな社会現象??メディア変動、パラダイムシフト、社会変動などであり、人びとのそれぞれに異なる方向性を持った行為のベクトルが、何らかの条件の下で、一定の方向へと差し向けられたときに、発生するものと考えられる。ただし、各人の「行為」とは、各人の「社会に関する知識/認知=社会知」によって規定されると考えるならば、「コト」は、「社会知」が結晶化作用を受けたときに発生するものと考えることもできよう。このようなメカニズムについて、それぞれに異なる学問的立場から論じ合うことによって、新たな地平を切り開きたい。

I-1(B)-1 メディアエコロジー
       / 吉井博明(東京経済大学)
I-1(B)-2 内部化する知性/外部化される知性 ― 社会情報学基礎論の観点から
       / 正村俊之(東北大学)
I-1(B)-3 「知の組織化」×「科学のパラダイムシフト」
       ― 社会科学の言説の地平はいかに拡大されるか?
       / 出口 弘(東京工業大学)
I-1(B)-4 計測情報学事始 ― モノのセンシングからコトとしてのセンシングへの展開
       / 出口光一郎(東北大学)

×このウィンドウを閉じる